「経営企画・FP&Aの仕事、AIに食われるんじゃね?」って、最近ちょっと思ってませんか?
大丈夫、あなただけじゃないです。McKinseyが2025年11月に発表したCFO102人調査では、GenAIを5ユースケース以上で活用しているCFOが、1年で7%から44%へ急増しています。たった1年で6倍以上。あなたの上司も、もう静かに動き始めてる時期です。
俺は事業会社のマーケティング責任者として、人材業界で10年マーケと採用を回してきました。経営企画・FP&Aの転職相談が一気に変わったのが、ここ1年。「もうExcelとPowerPointじゃ評価されない、AIで何ができるかを問われる」と、年収1,000万超の経営企画マネージャーから真顔で言われました。これは現場で起きてるリアルです。
5分だけお付き合いください。読み終わる頃には、あなたが「数字を集めるFP&A」のままなのか、「経営の翻訳者」になるべきかの判断軸が手に入ります。
結論|経営企画・FP&Aは「数字を集める人」と「経営を翻訳する人」に二極化する
結論から言います。経営企画・FP&Aという職種が「全員AIに置き換わる」ことはないです。むしろ世界経済フォーラムの「Future of Jobs Report 2025」では、2030年までにグローバルで9,200万職が消失する一方、1億7,000万職が新規創出され、ネットで7,800万職が増えると予測されています。経営企画・財務分析職もこの「変化する職」のど真ん中。
でも、「数字を集計する」「予実差異をExcelで作る」「取締役会用パワポを夜中に組む」だけのFP&A担当者は、向こう3年で確実に席が減ります。EYの2025年レポートでは、FP&Aチームの時間の最大45%がいまだにデータクレンジングと照合に使われている。逆に言えば、ここはAIが真っ先に食う領域です。
WEFの調査では、雇用主の41%が「AI自動化でヘッドカウントを削減する予定」と回答しています。McKinseyのCFO調査でも、GenAIを5ユースケース以上で使ってるCFOが1年で7%から44%まで跳ね上がった。これは「将来の予測」じゃなくて、今そこで起きてる地殻変動です。
逆に、経営対話・シナリオ設計・M&A交渉・事業部巻き込みみたいな「人間の判断と政治」が必要な領域は、AIには代替できません。ぶっちゃけ、いま経営企画・FP&Aで生き残れるかは、「最近1ヶ月でAIに財務分析・予算実績・経営資料の何を任せたか」で大体わかります。ゼロに近い人は、求人票の世界からすでに「ちょっと前のスキルセット」に見られ始めています。
国内のシグナル|経営企画求人は10倍、でもAI戦略活用は13%という空白期
「日本はまだAI遅れてるから、自分は当面大丈夫」と思ってる方、念のため確認しておいてください。関係なくなかった時のダメージがデカすぎるので。
リクルートエージェントの2024年9月調査では、経営企画ポジションの求人が2015年比で10.0倍に増加しています。ところが経営企画への転職者は3.0倍どまり。中小企業の約5割が「企画・推進人材の不足」を課題と回答しており、需給ギャップが激しく開いています。スタートアップ(300人未満)への経営企画転職は2019年比で2.0倍と、大企業の1.6倍を上回るペースで増えている。
市場が伸びてる、年収も悪くない(Morgan McKinley調査でFP&Aマネージャー東京平均1,200万円、経営企画・CFOポジション平均1,900万円)。でも、ここで面白いのが、PwC Japanの「CFO意識調査2025」(上場企業のCFOら141人対象)。CFO組織のAI活用で最も多いのは「各種レポート作成」で60%、ところが「戦略立案・外部環境分析」での活用はわずか13%。
これ、希望に見えますか?俺は逆だと思ってます。「戦略AIに踏み込めてる会社が13%しかない」というのは、AIを戦略に使いこなせる経営企画担当が決定的に足りていないサイン。KPMG Japanの「CFOサーベイ2024」では、FP&A機能強化に「関心はあるが具体的な取り組みを進めていない」企業が56%。
つまり今の日本は、「会社はFP&Aを強化したい、でも実際に動かせる人がいない」という空白期。この期間にAIをオーケストレートして経営企画を回せる人材は、社内・転職市場の両方で一気に希少価値が上がります。逆に、「数字を集計してパワポを作るだけ」の経営企画は、3年後には居場所がなくなる側です。
海外で起きてること|Goldman 200人代替・PwC新卒39%減・Accenture 22,000人
「いやでも、それ投資銀行とコンサルの話やろ?事業会社の経営企画なら関係ないやん」と思った方、ちょっと待ってください。Big4と投資銀行で起きてることは、3年遅れで事業会社の経営企画・FP&A部門にも来ます。順番に見ていきましょう。
Goldman Sachs:ジュニアアナリスト約200人分をAIが代替
米投資銀行のGoldman Sachsは、社内AIアシスタント「GS AI Assistant」を約46,500人に展開。取引照合・クライアントオンボーディング・ピッチブック作成・脚注チェックといった、入社後18ヶ月の典型業務を、AIが約200人分相当肩代わりしていると関係者が証言しています(GS公式発表ではなく内部関係者ベース)。「Banker Copilot」ではディール準備時間を約40%削減。これは「将来こうなる」じゃなくて、もう今そう動いている話です。
JPMorganも負けてません。社内バーチャルアナリスト「LLM Suite」を2024年に展開し、対応可能な文書コーパスを数万件規模に大幅拡張。「ジュニアアナリストに調べさせるより、LLM Suiteに聞いた方が早い」という構造が出来上がっています。
Big4:PwC新卒採用39%減、Deloitte・KPMGも続く
会計・コンサル業界の話も他人事じゃないです。PwCは2025〜2028年の間に米国の監査アソシエイト採用を39%、税務は32%削減すると公表。英国でも新卒採用枠を1,500人→1,300人に縮小しました。理由は明確で、AIによるルーティン業務の自動化+オフショア+離職率低下です。
他のBig4も追随中。Deloitteは英国で2023年に約800人、2024年10月にさらに約250人を削減。KPMGは米国監査部門で330人(4%)削減し、英国新卒クラスを約30%縮小しています。そしてAccentureは2025年に22,000人を削減、そのうち11,000人は「AIリスキリングが不可能」と判断された人員でした。CEO自ら「再スキル化が不可能と判断された人員は圧縮タイムラインで退職」と明言した点に背筋が冷えます。
同時にAccentureはAI人材を40,000人→77,000人に拡大中。「人を切ってAIに張り替える」が、Big4・コンサル業界の共通の動きです。事業会社の経営企画・FP&Aにも、向こう3年で同じ波が来ます。
McKinsey CFO調査:GenAI活用CFOが1年で7%→44%
McKinseyが2025年11月に発表したCFO102人調査では、GenAIを5ユースケース以上で活用しているCFOが、2024年の7%から2025年に44%まで急増。財務チームのデータ処理時間は20〜30%削減されています。さらにM&AにおけるGenAI活用調査では、M&Aコスト平均20%削減、ディールサイクル30〜50%短縮という数字も出てきました。
KPMGの「Global AI in Finance Report」(2024年・2,900社調査)では、財務業務でAIを活用している企業が71%、そのうち中〜大規模活用が41%。AIリーダーの96%が「ROIが期待以上」と回答しており、財務領域はAI投資が最も回収しやすい業務領域として認識されています。
CFO Agent時代|Anaplan・Workday・Microsoftが自律型AIで攻めてる
ここからが本題です。経営企画・FP&Aの真ん中の領域で、何が起きてるのか。
FP&AプラットフォームのAnaplanは、2025年12月にロールベースAIエージェント群を正式リリース。「Anaplan Finance Analyst」が月次決算プロセス・差異検知・財務統合を自動化し、「Anaplan CoModeler」では自然言語の指示でFP&Aモデルを「日/週単位だった構築を分単位」に短縮しています。AI予測(Forecaster)でスプレッドシート比較に対し予測精度が改善する設計。これ、FP&A担当者の毎月の作業の半分が消えるレベルです。
Workdayは「Lights-Out Finance(無人化財務)」構想を打ち出し、AI Financial Test Suiteを2026年後半にGA予定。不正・重複支払い・照合誤りをリアルタイム検知し、人間の介入なしに処理することを目指しています。Workday調査では「3年以内に財務業務の80%が自動化される」という数字も出ていますが、これはWorkday自身の調査なので割り引いて見るべき。Gartnerは逆に「Agentic AIプロジェクトの40%以上が2027年末までに中止」とも予測しており、楽観論一辺倒ではないのが現実です。
そしてMicrosoftの「Copilot for Finance」が2025年10月に一般提供開始。Excel上での財務照合・差異分析を自動化し、自然言語でピボットテーブルの差異分析が可能になりました。これまで経営企画担当が「予算と実績、なんでこんなに乖離してる?」を半日かけて分析してたのが、ChatGPTみたいに会話形式で30分で終わる時代です。
俺自身、マーケと経営の横断で予算管理にも関わる立場ですが、自社の経営企画担当(20代後半)に試させたところ、月次の予実差異コメント作成が半分以下の時間で終わるようになったと言われました。逆に難しいのは、AIの出力を「経営に響く形」に翻訳すること。今の経営企画の主戦場は「数字を集める」じゃなくて「AIが出した示唆を経営の意思決定に変える」に移っています。
AI代替マップ|消える経営企画業務・残る経営企画業務
じゃあ経営企画・FP&Aのどの業務が消えて、どれが残るのか。10年マーケと採用を見てきた人間として、データと現場感の両方で整理します。
🟥 消える側(実証データあり)
- データ集計・予実差異の定型レポート作成 — McKinseyの調査で財務チーム時間20〜30%削減済み。EYでは「FP&A時間の45%がデータクレンジング」と判明、ここはほぼAIが食う
- 取締役会・株主総会のパワポ作成 — Goldman SachsはAIでディール準備時間を約40%短縮済。事業会社版でも同じ波が来る
- M&A財務DD(データ読み込み・サマリー作成) — McKinseyで「M&Aコスト20%削減・ディールサイクル30〜50%短縮」
- 照合・フットノートチェック・脚注作成 — Goldman Sachsが「200人分相当」を既にAI化
- ジュニアFP&Aのルーティン予算配賦・差異コメント — Anaplan AIエージェントが「日/週→分単位」に圧縮
- 競合・市場リサーチの一次まとめ — JPMorganのLLM Suiteが10万件文書から回答可能。ジュニアの調査業務はAIに食われ済み
🟩 残る側(業界コンセンサスあり)
- 経営対話・取締役会への翻訳 — PwC Japan調査でAIの戦略分析活用は13%にとどまる。経営判断への翻訳者として人間の価値が残る
- シナリオ設計・前提置きの判断 — Workday「Lights-Out Finance」も「判断レイヤーは人間」と明言
- M&A交渉・統合方針の意思決定 — McKinseyのM&AレポートでAIは対象会社特定とDDを自動化するが、価値創造の仮説と交渉は人間が担うと明記
- 事業部との調整・社内政治 — DIGGLE「FP&Aエージェント」のコンセプトも「定型業務からの解放→事業部巻き込みに注力」
- 新規事業のグロース仮説・KPI設計 — まだ誰も検証してないテーマは、AIに「過去のデータ」がないので苦手
- AIをオーケストレートするスキル — どのAIに何を任せ、出力をどう経営判断に繋ぐか。これがほぼ全経営企画担当の新しいコア業務になる
整理すると、「集計・作成」は消えて「翻訳・判断・調整」が残る。これは法務・営業・人事・マーケと完全に同じ構造です。経営企画だけ特別じゃない。
日本の特殊事情|「FP&A強化したいけど動けてない」56%・国内SaaSの本気
で、日本ではどうかというと、海外とは違う動きが起きています。これ、知らないと判断ミスるので押さえてください。
まず構造的な問題。PwC Japan調査では、税務経験のない日本のCFOが70%超。FP&Aの知見をきちんと持つ経営層が圧倒的に足りていません。KPMG Japanの「CFOサーベイ2024」では、FP&A機能強化に「関心はあるが具体的取り組みを進めていない」企業が前回調査と同じく56%。海外と比べてFP&A導入が遅れているのが日本のリアルです。
でもその裏で、国内SaaSの動きが激しい。LayerX「バクラク」は2025年4月時点で累計15,000社突破、AI機能による手作業削減1.2億回を記録し、9月にはシリーズBで150億円調達。マネーフォワードは2025年4月に「AI Vision 2025」を発表、「No.1バックオフィスAIカンパニー」を宣言し、経費自動申請・勘定科目レコメンドエージェントを順次提供しています。
そしてFP&A特化のDIGGLEは、2025年6月にシリーズBで17.5億円を調達(同年9月にロードマップを公表)。2027年以降に「FP&Aエージェント」を段階的にリリース予定で、AIが予実集計・差異分析・レポート作成を自動化する構想です。2027〜2029年は経営管理高度化フェーズと位置付けています。つまり、3年以内に「定型FP&A業務はSaaSのAIエージェントが回す」のが標準になる。
ぶっちゃけ、いま日系大手の経営企画・FP&Aで「Excel職人」やってる方が一番のリスクゾーンです。逆に、自分でAIを回して経営示唆を出せる人材は、社内で一気に希少価値が上がります。
採用現場の体感を1つ。俺が見てる範囲で、ここ半年でCFO・経営企画マネージャー候補のJD(職務記述書)が明確に変わりました。「Excel・PowerPoint上級者」じゃなくて、「AI活用による業務効率化経験」「データドリブンな経営判断支援」が必須要件になり始めてる。年収レンジが上がってる求人ほど、この傾向は強いです。
今すぐやるべき3つ|キャリアを動かす最低限の手
じゃあ今いる経営企画・FP&A担当は何をすればいいか。「全部一気にやれ」とは言いません。優先度順に3つだけ。
① ChatGPTで「経営示唆レポート」を1本書いてみる(投資ゼロ・1日)
1つ目は、いま担当してる事業の「経営示唆レポート」をChatGPTに書かせてみることです。これだけで、AIに何ができて何ができないかの肌感がつかめます。
具体的には、こんな順番で投げてみる:
- 自社の直近12ヶ月のPL(売上・粗利・販管費・営業利益)を貼って「異常値とその原因仮説を5つ出せ」
- 「来期の予算前提を3シナリオ(強気・中立・弱気)で組め」
- 「事業部別のKPIツリーを作り、ボトルネックを3つ特定せよ」
- 「競合A社・B社・C社の決算情報からポジショニングマップを描け」
- 「取締役会向けに『この事業を縮小すべき/拡大すべき』の提案を3案、根拠付きで」
2時間で全部出てきます。「AIにできること・できないこと」が手触りでわかるのが目的です。多分、PL異常値分析やKPIツリーは思った以上に使える。逆に「事業を拡大すべきか」みたいな経営判断系は、AIの出力をそのまま使うと薄い。この差分が、あなたの残るべき仕事のヒントになります。
もうちょっと体系的にやりたい人は、ChatGPT業務活用プロンプト10選に、俺が実際に経営管理業務で使ってるプロンプトをまとめてます。コピペで動くやつだけ載せてるので、まずこれで「AIに任せる感覚」を覚えてください。
② AIをオーケストレートできる「T字型FP&A」を目指す(投資ゼロ〜10万円・3〜6ヶ月)
2つ目は、自分のFP&A・経営企画スキルの「縦軸」と、AIで横展開する「横軸」の両方を作ることです。
縦軸: あなたの専門領域(予算策定・原価管理・M&A・経営戦略・IR等)を1つ深掘りする。これは本でも実務でもこれまで通り積んでおく。
横軸: AIツールは順番が大事です。経営企画・FP&Aがまず触るべきは、この3つ。
- ChatGPT/Claude(言語AI・財務分析): PL異常値分析・予算策定アシスタント・取締役会資料ドラフト・競合決算サマリー。経営企画のデスクワーク7割をここでカバーできる。月3,000円課金して有料版を使い倒すのが先決
- Excel × Copilot for Finance(データ分析): 自然言語でピボット分析・差異要因の自動抽出。これが標準ツール化する前に触っておくとリードを取れる
- Anaplan or DIGGLE等のFP&A SaaS(自動化): 自社で導入してなくても、無料デモやウェビナーでAIエージェントの動きを体感する。3年後の標準業務環境を先取りで知っておく
この3つを実務で1〜3ヶ月触れば、「AIが何を得意で何が苦手か」の肌感が一気に身につきます。縦×横の両方を持ってる経営企画・FP&Aは、年収帯1,500万〜2,500万のCFOディレクター層にいくルートが見えてくる。逆に、縦だけ深い人や、横だけ手を広げてる人は、向こう3年で価値が落ちます。
縦軸の専門領域(管理会計・原価計算・M&A実務など)を体系的に強化したい人は、経済産業省のリスキリング給付金が使えます。最大70%OFFで実質負担は数万円〜10万円台、AIスキルとセットで学べるスクールが増えてきました。AIスクール・プログラミングスクールおすすめランキングに給付金対応の選択肢をまとめてます。30〜45歳の受講生が多いので「自分だけオジサン」にならないのもいいところ。これは無料での自走と二者択一じゃなく、両方やる選択肢として知っておく感じで。
③ 自分の市場価値を今のうちに測る(投資ゼロ・1日)
3つ目は、転職するかどうかは別にして、自分の市場価値を今のうちに知っておくことです。これは保険みたいなもんで、いま動かなくても、知っておくだけで判断のスピードが全然変わります。
俺が10年人材業界を見てきて確信してるのは、動けなくなる人ほど「気がついた時には選択肢がなかった」という後悔をするということ。経営企画・FP&A市場は、求人が10倍に伸びてるのに人材は3倍しか動いてない超売り手市場。AIスキル保有者・データドリブンFP&A・スタートアップCFOの求人は、年収レンジも明確に上がっています。
登録は無料で5分で終わります。転職するかどうかは後で決めればいい。まずは自分の経歴と市場価値を、経営企画・FP&Aに詳しい転職エージェントに客観的に見てもらうだけ。同じ悩みの人、めちゃくちゃ多いので向こうも慣れてます。AI失業に怯える俺たちが本気で選ぶ転職エージェントおすすめランキングに、ハイクラス・管理部門系に強いエージェントをまとめてあります。
念のため言っておくと、これは転職を煽ってるわけじゃないです。むしろ逆で、「いつでも転職できる状態」を作っておけば、いまの会社にいながら強気で動ける。社内でAI導入の旗振り役になるとか、新規事業のCFOポジションを取りに行くとか、そういう動きが楽になる。市場価値を知ることは、いまの会社で生き残るためにも効きます。
まとめ|奪われるのは仕事じゃなくて、「集計だけのFP&A」
長くなったので、最後にまとめます。
- 経営企画・FP&AのAI活用は実験段階を卒業した。McKinsey CFO調査でGenAI活用CFOが1年で7%→44%、KPMG調査では財務AI活用が世界71%
- 海外ではGoldman Sachsがジュニアアナリスト約200人分をAI代替、PwCは新卒採用39%減、Accentureは22,000人削減。CFO Agent時代が来てAnaplan・Workday・Copilot for FinanceがFP&A業務を分単位に圧縮中
- 業務は「集計・パワポ作成・DDサマリーは消え、経営対話・シナリオ判断・M&A交渉・社内政治は残る」に二極化
- 日本は経営企画求人10倍増・転職者3倍どまり・FP&A強化「具体策なし」56%という空白期。AIスキル保有経営企画は超売り手市場
- 今すぐやるべきは①ChatGPTで経営示唆レポートを1本書く②言語AI・Copilot for Finance・FP&A SaaSでT字型化③市場価値を測る
で、ここまで読んだあなたは、自分が「奪う側」と「奪われる側」のどっちにいるか、なんとなく見えてきたんじゃないかと思います。判断軸はシンプルで、「直近1ヶ月で、AIに財務分析・経営資料作成・予算策定の何を任せたか」「縦軸の専門領域+横軸のAIツール3つを語れるか」。両方YESなら奪う側、両方NOなら今すぐ動く側、片方だけならグレーゾーンです。
経営企画・FP&Aの仕事がAIに食われる、怖いですよね。わかります。俺もマーケと経営に関与する立場として、自社のFP&A業務の半分が3年後どうなるか、夜中に考えて寝れなくなる日があります。でも結論として、怖いと感じてるうちは、まだ間に合います。
本当にヤバいのは、「俺は経営企画歴◯年やから大丈夫」「うちはまだAI入ってないから関係ない」と何も感じないまま何もしないこと。30代後半〜40代の経営企画・FP&Aの中には、まだその慢心モードにいる人がそれなりにいます。この記事をここまで読んだあなたは、もうそっち側じゃない。
全部一気にやる必要はないです。まずは①のChatGPTで自社PLの異常値分析を1本だけ書かせてみる、これだけで十分なスタートです。奪われるのは仕事じゃなくて、集計だけのFP&Aだけ。同じ不安を抱えてるあなたの仲間です。一緒に生き残りましょう。
ぽんこつ先輩
