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第二新卒の年収相場と「下がる/上がる」の分岐点【2026年最新・採用側目線】

2026 5/20
転職する
2026年5月19日2026年5月20日

「第二新卒で転職したら、年収どうなるんやろ」。これ、第二新卒で動こうとしてる20代が一番気になるところやと思います。人材業界10年・採用支援屋のぽんこつ先輩です。

結論から先に。第二新卒の転職は、平均で見ると年収はわずかに上がってる傾向です(doda 2025年度上期データ)。ただし「上がる人」と「下がる人」がハッキリ分かれる構造で、分岐点は採用支援10年の現場で見てきた感覚で言うと4つ。今日はそこを採用担当者目線でぶった切ります。AI時代に伸びる職種の年収レンジも一緒に出します。

目次

第二新卒の年収相場:まずデータで現在地を確認

まず数字を置きます。国税庁「民間給与実態統計調査」の直近データによると、年代別の平均年収はだいたいこのあたり。

  • 20〜24歳の平均年収:約258〜282万円(男女差あり)
  • 25〜29歳の平均年収:約370万円

第二新卒のメインゾーン(22〜26歳)の年収相場はだいたい270〜350万円。「思ったより低いやんけ」って思った人、正直なリアクションです。日本の20代の現実。ぼくも新卒のときの給与明細見て絶望した記憶、まだ残ってます。

転職後の動きはどうかというと、doda「年代別転職時の年収変動レポート 2025年度上期版」では、20代転職者の転職前後年収は平均+5%増。2019年度比で20代の決定年収は+13%伸びてます。「第二新卒は年収が下がる」って言い切る記事、もう2026年の現実とズレてます。

+5%って何万円よ、って話ですが、ベース270万なら13万円。焼肉3〜4回分。まあ下がってないだけマシ、というレベルではあります。ただし、これは「平均」の話。上がる人もいれば下がる人もいる。どっちのコースに乗るかは、これから話す4つの分岐で決まります。

採用担当者はオファー年収をどう決めているか

採用支援10年で何百回もオファー設計の現場に立ち会ってきましたが、第二新卒のオファー年収って、実は3つの基準でほぼ決まってます。プレスリリースには書いてくれないやつです。

  1. 前職年収+αのベースライン:採用側はまず前職年収を見て、そこに+5〜15%乗せたラインを「相場ベース」として組みます。これが起点
  2. 即戦力ポテンシャル評価:志望動機の解像度・業界研究の深さ・スキルの再現性。ここが高いと「ベース+上振れ」で提示が出る
  3. 他社オファー状況:複数オファーを持ってる候補者は競争原理で提示が上がる。逆に1社しか受けてない人は「最低ライン」で確定する

つまり、前職給与・面接の解像度・複数オファー、この3つの掛け算でオファー年収が決まる。これを知らずに動くと、本来もらえるはずだった50〜100万円を、自分から放棄してることになります。もったいない。

第二新卒の年収「上がる人/下がる人」4つの分岐点

採用支援の現場で見てきた「年収が上がる第二新卒」と「下がる第二新卒」の差は、運でも才能でもありません。具体的な4つの分岐点に集約できます。

分岐①:スキルの「横展開」を言語化できているか

第二新卒は「未経験」と思われがちですが、1〜3年でも業務経験はちゃんとある。問題は、それを次の職種で使える形に言語化できているかどうか。

たとえば「小売販売の経験」を「B2B営業」に持っていく場合、「接客が好き」じゃなく「顧客の購買意思決定構造を読む力」「初対面で信頼を作る対話設計」と言語化できる人は、未経験ポジションでも+50〜80万のオファーが出ることが普通にあります。

逆に「やる気はあります」「ゼロから頑張ります」しか言えない人は、新卒ベースの最低ラインで確定。同じ前職でも、語り方ひとつでオファーが100万違うのがリアルです。

分岐②:業界の給与水準が「上の場所」を選んでいるか

これ、見落とされがちですが超重要。同じスキル・同じ年齢でも、業界の天井が違うと年収レンジが100〜200万違います。

doda業種別平均年収で見ると、コンサル505万・金融500万・IT/通信466万・メーカー492万。一方で人材・サービス系は400万を切るゾーン。第二新卒で給与水準の高い業界に移れた人は、それだけで30〜80万のアドバンテージが乗ります。

注意点は「業界も職種も両方変える」と未経験度が2倍になって不利になりがちなこと。業界か職種か、どちらか1つだけ変えるのが年収アップの王道です。

分岐③:志望動機の「解像度」が高いか

採用担当者が一番見てるのが、ここ。「なんで御社か」を、自社の事業課題・サービス・最近のリリース等を踏まえて1〜2分で語れるか。

「成長できる環境に魅力を感じて」「貴社の理念に共感して」レベルだと、ベースラインオファー。「貴社の◯◯事業の××という課題に、前職で得た△△の経験で貢献したい」まで踏み込めると、即戦力ライン(=ベース+10〜20%)で提示が出ます。

これ、業界研究を1〜2週間ちゃんとやれば誰でも到達できるラインです。やってないだけで何十万も置いてくる人、多すぎる。

分岐④:複数オファーを持って交渉しているか

採用支援の現場で痛感する事実。1社しか受けてない人と、3〜5社の内定を持って交渉してる人では、最終オファーが平均50〜100万円違います。

採用側は「他社オファーがある」と知った瞬間、提示を上方修正する。これ、ビジネスとして当然の動き。逆に「ここしか受けてません」だと、最低ラインでも候補者は受け入れざるを得ないので、当然提示は最低圏になります。

第二新卒で動くなら、本命1社+競合2〜3社を必ず並走させる。これだけで年収50〜100万円のリターン差です。就活と同じノリで「第一志望1本!」やってると、損します。

AI時代に伸びる職種:第二新卒で狙える年収レンジ

2026年時点で第二新卒が狙えるAI関連職の年収レンジを出しときます。以下、採用支援の現場で実際に求人票を見てきた肌感のレンジです(公的統計ではなく、取引先企業の求人票から見える参考値として)。

  • AIマーケター(生成AI活用型):第二新卒スタートで300〜400万、3年後600万圏が一つの目安。生成AI使えるマーケ人材は希少で需要急増中
  • データアナリスト:第二新卒は300〜380万スタート、3年で500〜600万のキャリアパス。経験積めば700万台も視野
  • AI導入コンサル・DX推進担当:事業会社の社内DX担当で350〜450万スタート。前職の業務知識×AIリテラシーで戦える
  • AIソリューション営業:前職営業経験を活かして350〜500万スタート。コミッション込みで上振れあり

面白いのは、これらの職種の多くが「未経験OK」枠を持ってること。中堅社員のAIリテラシーが低いままで、企業側が若手にAI活用を期待してる構造があるからです。第二新卒でAI関連職に飛び込むのは、2026年の今がたぶん最後のチャンス。3〜5年後にはAIリテラシーが「持ってて当たり前」になって、市場の窓は閉じていきます。

ちなみに、ぼくも採用支援の現場で取引先のDX推進職求人を見るたびに「第二新卒のころに戻ってこの枠に飛び込みたかった」って真剣に思います。遅い。今やってる仕事もまあ嫌いじゃないですけど。

動く前にやるべき3つと、市場価値を測る最初の一歩

長くなったので、第二新卒で年収を上げるために今日中にやってほしい3つに絞ります。

  1. 前職スキルの「横展開ストーリー」を3つ用意する:抽象的な能力名じゃなく、具体的な業務経験を次の職種で再現できる形で言語化
  2. 志望業界を3〜5個に絞り、各社の最新ニュースを2〜3個ずつ調べる:志望動機の解像度はここで決まる
  3. 転職エージェントを必ず2社以上並走させる:オファー比較ができる構造を最初から作る

まず市場価値を測るところから始めたい人は、リクルートエージェント・dodaあたりの20代に強い総合型に登録して、面談で「自分の市場ベースはどれくらいか」を率直に聞いてみるのが最初の一歩。両社とも求人保有数が多く、第二新卒向けサポート枠も用意されてるので、まず話を聞くだけなら無料で完結します。転職するかどうかは後で決めればいい。まずは自分の市場価値を知るだけ。同じ第二新卒の人めっちゃ多いので、エージェント側も慣れてます。

怖いと感じてるうちは、まだ間に合う

「年収下がるかも」って怖がってる時点で、あなたはちゃんとキャリアを考えてる側の人です。本当にヤバいのは、何も考えずに「とりあえず転職」「とりあえず残留」って動く人。

4つの分岐点を意識して動けば、第二新卒の転職で年収が上がる確率はかなり高いです。AI時代の窓も、いま開いてる。あとは動くか動かないか。怖いと感じてるうちは、まだ間に合います。同じ不安を抱えてるあなたの仲間です。一緒に生き残りましょう。

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人材業界で10年働いてるおっさん。AIの進化にビビりながらも、負けじと足掻いてる側の人間。同じ不安を抱えてる仲間と一緒に生き残るためにこのブログを始めた。

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