就活生の中でも、営業職を志望する人って多いと思いますが、「営業」というものの実態がなかなかつかみにくくて、「いくら志望動機を書いても安っぽくなるな・・・」「志望動機書きにくいな・・・」なんてことで悩まれている人も多いです。
そこで今回は、うまく営業職に対する志望動機が作れるように、志望動機の作り方をサンプルを交えながらします!ぜひ参考にしていただき、うまく使ってください。
当記事の目次
【前提】営業職とは?
まず営業職って何やってるんだろうということをイメージする必要があります。営業とは一言で言うと「外から仕事をとってくる仕事」です。
商材が「有形か無形か」、「高額か低額か」、「企業相手か個人相手か」などによって営業の働き方は大きく異なります。
「営業職をイメージしきれない!」「もっと詳しく知りたいよ!」という方はぜひ下記記事をご覧ください。営業について5分程度で把握できると思います。
>営業って何してるの?どんなお仕事?どんな種類があるの?就活のプロがわかりやすく解説!
では営業職についてイメージできていることを前提に、ここからサンプルをご紹介しましょう。
サンプル1:人との出会いが好き。
営業職とは常に人ととのコミュニケーションが求められます。人と出会ったりコミュニケーションをとるのが好きだ、というのは営業を志望する大きな説得力となります。
ただし、「なぜ好きなのか」ということについては当然聞かれると思うので、出会いや人と話すことが好きな理由についてはしっかりと抑えておく必要がありますので、ご注意ください。
▽志望動機例
私が営業職を志望する理由は、人との出会いが純粋に好きだからです。いろんな人と話していると、自分にこれまでなかった考え方や価値観に触れることができて楽しいですし、それが自分の成長にもつながると私は確信しています。
営業は、当然厳しいことも多いと思いますし、精神的にも負担がかかる仕事だとも思いますが、出会いや人とのコミュニケーションが好きな私は、どんなに辛い状況でもプラスに受け止める自信があります。
サンプル2:営業をすることで、現場のニーズを把握できるから。
営業以外にも商品開発、マーケティングなどいろんな職種がありますが、何をやるにしても「お客様が何を欲しているか」を知らなきゃ話になりません。
つまりすべての仕事の原点となる「現場のニーズ」を知ることができるのが営業なんだというアプローチで志望動機を作ることもできます。
▽志望動機例
私が営業職を志望するのは、営業がすべての仕事につながる原点だと思っているからです。
将来的にどんな職種に就くにせよ、まずお客様が何を求めているのかを知ることが何より重要だと思っています。
現場のニーズを知ることで、営業としても、お客様に寄り添った提案ができるようになりますし、マーケティングや商品開発にだっていかせると思います。
私は、営業という仕事を通じて、まずは現場のニーズを理解し、御社にいろんな角度から貢献できる人材になりたいと考えております。
サンプル3:最も成長できる職種だと思っているから
営業として求められる力は、コミュニケーション能力や、論理的思考力、相手から信頼を得るための人間力、相手の心を動かす力、目標達成へのコミット力、行動力、根性など、多岐に渡ります。
ビジネスの総合力が求められる職種といっても過言ではなく、だからこそ、成長できる環境なんだという角度で志望動機を作ることもできます。
▽志望動機例
私が営業職を志望するのは、営業という職種が最もビジネスマンとして成長できる環境だと思っているからです。
コミュニケーション力だけではなく、相手に信頼してもらうための人間力や、相手に納得してもらうためのロジックを組むための論理的思考力、相手の心を動かす力など、ビジネスマンとしての総合力が求められると思っております。
私は将来的に世の中に価値を提供できる人間になるために、まずは自らの成長することが重要だと考えておりますので、営業職として総合的にスキルアップを図りたいと考えております。
サンプル4:価値を直接提供したい。お客様の喜ぶ顔を直接見たい。
営業とは、お客様に直接価値を提供する役割です。目の前でお客様が喜ぶ顔を見ることができるというのも営業の醍醐味ですので、そのあたりを志望動機にすることもできます。
▽志望動機例
私が営業職を志望するのは、お客様に直接価値を提供することで、お客様の喜ぶ顔を見ることができるからです。
営業は、お客様と直接やり取りし、お客様に最も近い場所で、直接的に社会に役立っていることを実感できる、非常にやりがいのある職種だと私は思っています。
まとめ
今回は、営業職に対する志望動機の作り方を様々な角度から考えてみました。同じ営業職一つとっても様々な角度から志望動機を作ることができるのす。ぜひ、皆さんが志望動機を考える際の参考にしていただければと思います。
ただ、注意点としては、ご紹介したサンプルをそのまま使うと、どうしても重みのない話になってしまうと思うので、みなさんご自身の気持ちやみなさんの経験などを交えたみなさん独自の話にカスタマイズしてみてください。
では、今回は以上となります。