広告代理店の面接や履歴書で使える志望動機サンプル事例集を集めてきました。そのまま使うと嘘になっちゃいますので、自分の志望動機を作り上げるための参考素材としてお使いください。
また、留意事項としては、これはあくまでも広告代理店の志望動機の事例であり、特定の会社に対する志望動機ではありません。当然実際の面接でお話しされる場合は、『なぜその会社がいいのか』というところまでお話しする必要があると思います。
必ずアレンジしてくださいね。
当記事の目次
広告代理店の面接で使える志望動機
広告代理店は人気も高く、なんとなく選考を受ける人が多いため、単なる憧れではなく、ちゃんとビジネスモデルを理解してるのか、企業のことを調べているのか、働くイメージができているのか、ということは間違いなく問われます。
より具体的に働くことをイメージしながら志望動機を作っていくと良いでしょう。
「ビジネスの社会貢献性」に着目した例文
広告代理店のビジネスモデルに着目し、サービスを伝えたい広告主と消費者をつなげることの社会貢献性を軸に志望動機を作るパターンです。
世の中には、いいサービスを持っていても、それを伝える手段がなかったり、手段を持っていてもうまく伝えられなかったりすることで悩んでいる企業様はたくさんいらっしゃると思います。
例えば私の身の回りにも、ものすごくおいしい定食屋があったのにもかかわらず、その存在はあまり知られておらず、結果として売上不振で潰れていくのを目の当たりにした経験もありました。
私はそれはとても悲しいことですし、とてももったいないことだと思うのです。
本当にいいサービスが世の中に広がっていけば、もっと世の中をよくできると信じております。
そこで広告代理店というのは、ただ単純に広告の枠を集めて売るということだけでなく、『どこに広告を出すのか』『どのように訴求するのか』ということに対する最適化を考えるプロであり、まさに優良なサービスを世の中に広めることに貢献できると思っており、私はその一端を担いたいと考えるようになりました。
「ビジネスの難しさと成長環境」に着目した例文
広告主とメディアと消費者と、お客様の幅が広い広告代理店だからこそ、成長できる環境であるという視点で志望動機を書くと成長志向が伝わる内容になります。
広告代理店の仕事は、非常に幅広い能力を求められ、人間として成長できると感じました。
まず世の中のニーズを広く掴み、自らの仮説を検証しながら検証するマーケティング力。より効果的に訴求する広告を作るためのクリエイティブ力。そして広告主とメディア様に安心してお願いしてもらうための人間力や営業力。
これらが総合的に鍛えられる環境だと思います。
「物を売ることの難しさ」に着目した例文
広告代理店において、物を売ることの大変さを知っていることは、広告主の気持ちがわかったり、広告代理店の仕事の意義がわかったりと、大きなアドバンテージとなりますので、物売りの経験をアピールしながら書いていくことも有効でしょう。
私はアルバイトで、●●の販売に携わったことがあります。そこで感じたのは物を売るっていうことがいかに難しいかということです。
ただただ商品の説明をするだけでもだめで、相手の心を動かす必要がありますし、何よりすべての人が同じようにニーズを持っているわけではないので、相手によって商品の説明の仕方を変えなければいけない。
なんて難しい仕事なんだと思いました。だからこそ、きっと物を売るということについてはどの会社も困っていると思いましたし、自分がその販売を手伝う仕事につくことで、世の中に広く貢献できる人間になりたいと思いました。
「好奇心を生かすことができる」に着目した例文
自分の力が生かされる環境だという視点も重要です。ちゃんと仕事を理解した上でないと文章が作れませんから。サンプル文章ではトレンドの追求としましたが、生かされる力であればなんでも構いません。
私は好奇心が非常に旺盛で、あたらしいものやサービスが出たらすぐに使い試すことが大好きで、トレンドを追いかける情報収集力には非常に自信があります。(例えば・・・・)
広告代理店の仕事は、メディアと広告主をつなげる仕事だと思うのですが、どんどんメディアも新しいのが出ていますし、世の中の人のトレンドもどんどん変わっていっていることを考えると、敏感に流行をキャッチすることが大いに求められる仕事なのではないかと考えており、この業界なら能力を発揮できるのではないかと思ったことがきっかけです。
広告代理店でNGになりやすい志望動機について
広告代理店は人気職種。なんとなく憧れられる職業であるため、志望動機が曖昧な人が多いのです。志望動機が曖昧な人に多いフレーズは下記。
私、クリエイティブに興味があります。
私、ものづくりに興味があります。
これら二つの発言はすでに面接官は聞き飽きています。また、このような志望動機を話す人は、そもそも広告代理店の仕事をしっかりと調べたり情報収集することなく、なんとなくの憧れで志望動機を話しているケースが多いため、なかなか合格しにくい志望動機といってもいいでしょう。
よりビジネスの本質を理解した上で、オリジナルの志望動機を作るようにしましょう。
今回は以上です。