リクナビとマイナビの違いって一体何なの?
就活ではどっちが使いやすいの?
当記事では、上記の疑問にお答えします。
どうも!就活アドバイザーの就活ペンギンです。
- 企業の新卒採用支援に携わって10年
- 人事や経営者が何を考えているか熟知
- 就職エージェントサービスの責任者を経験
リクナビとマイナビは、就活が始まるとほぼ全員が登録することになりますよね。
両方とも一見同じようなナビに見えますが、中身は意外と異なっており、それぞれの違いを理解するとより上手く効率的に活用できるようになります。
今回は、リクナビ・マイナビを複数の視点で比較しながら、それぞれの効率的な活用法まで解説していきますね。
当記事の目次
リクナビ・マイナビの違いは4つ【どっちが就活で使いやすいか比較】
リクナビとマイナビの違いで大きいポイントは、概ね以下の通りです。
- 企業掲載数
- 企業ページの描かれ方
- オープンES
- 地域による強弱
と、いうわけで、一つずつコメントしていきますね。
違い1:企業掲載数
これは、各媒体会社の営業マンがどれくらい頑張ったかで、毎年変わるのです。
ですが、直近のサイトで比較すると、リクナビの方がマイナビより5000社以上多く、掲載社数1位となっています。
一方で、会社説明会の予約ができる企業数はマイナビの方が多かったりします。
とりあえず、以下がここ最近の傾向です。
- 掲載社数が多いのはリクナビ
- 登録学生数が多いのはマイナビ
- 会社説明会開催企業数が多いのはマイナビ
違い2:企業ページの描かれ方
リクナビとマイナビでは、企業の描かれ方が全然違います。以下のような特徴がありますね。
- リクナビは企業情報を比較しやすい
- マイナビは企業の価値観や社風を理解しやすい
以下で詳しく解説します。
リクナビは企業情報を比較しやすい
リクナビは、どの企業も同じようなフォーマットで書かれていますので、企業同士の情報を比較しやすいのが特徴です。
実際に会社紹介のページを見ると、まず最初に目に入ってくるのは、「わたしたちはこんな事業をしてます!」そして次に「当社の魅力はここ!」
どの企業のページも同じフォーマットで書かれていますから、比べやすいですね。
マイナビは企業の価値観や社風を理解しやすい
マイナビは、企業ページのフォーマットが曖昧です。ですから、企業の価値観や社風を読み解きやすいのがポイントです。
表現の自由度が高く、いろんな会社がアピールしたいことを好き放題書くことができる仕組みです。
以下のように、最初に目に入ってくるのが「会社紹介記事」という項目で、企業は割と自由に色々と書くことができるのです。
ここに会社の社風を書く企業もあれば、魅力をまとめる企業もありますし、社長からのメッセージを書いている企業もあります。
そのため、リクナビのように企業同士を同じ視点で比較しにくいですが、その代わりに以下のようなことがわかります。
- 社長の人柄
- 社員の雰囲気
- その会社が大事にしているもの
- 会社の価値観 など
リクナビもマイナビも両方ともに掲載している会社もあるので、見比べてみても面白いと思いますよ。
リクナビは企業ページのフォーマットが決まっているので、企業同士を比較しやすい。
マイナビは企業ページの表現の自由度が高いので、その会社の推しポイントがわかりやすい。
違い3:リクナビのオープンESは便利
リクナビ独自の機能でオープンESというものがあります。
これはいわば共通履歴書のようなもので、一つESを書けば、それを使って5000社以上の企業にエントリーができるといったものです。
ただし、中にはオープンESを使えない企業もあるので注意が必要。
オープンESのメリットとデメリット
履歴書って、普通は受ける会社に合わせて書くものなので、採用する側としては履歴書を見ると「本気度」とか「会社の理解度」とかもある程度わかるのです。
なので逆を言えば、オープンESを使う場合、履歴書でそのようなアピールはできなくなるってことでもあります。
メリットがあれば、デメリットもあるって感じです。
リクナビにはオープンESと言う共通履歴書を提出する独自の機能がある。
ただし、企業に合わせて書くものではないので、履歴書でのアピールは弱くなる。
違い4:地域の違いついて
一概には言えませんが、関東甲信越はリクナビの方が掲載が多く、近畿を含むその他地方はマイナビの方が掲載が多い傾向にあります。
地方によっては、1000社以上差があることもあるので、自分の地方の企業はどちらが多いのか調べてみてもいいかもしれません。
地方は受けられる企業数は多くありませんから、できるだけ多くをカバーしている方を利用したいですね。
リクナビとマイナビの違いを理解して使いやすい方をメイン利用にしよう
リクナビ・マイナビの違いを改めてまとめると以下です。
- 企業掲載数
- 企業ページの描かれ方
- オープンES
- 地域による強弱
色々な角度で比較してきましたが、リクナビ、マイナビどっちが使いやすいかというと、人によります。
要するに「何を重視して」企業を探しているか。イメージでいうと以下のような感じです。
- 「企業の価値観とか理念を大事にしている人」はマイナビメイン
- 「事業内容とか職種を大事にしている人」はリクナビメイン
また、今や就活も多様化の時代、リクナビ・マイナビを使わずに就活をする方法もあります。
リクナビ・マイナビの就活は時代遅れかも
リクナビ・マイナビを介する就活ってだkたい以下のような流れになります。
- ナビで1万社以上からお気に入りの企業を探す
- 気になるところの会社説明会予約
- 会社説明会に参加
- 選考に参加
- 内定
これ、何社も何社も繰り返すのって結構効率悪いと思いませんか?
実は就活の方法はたくさんあるんですよね。
- 少数精鋭の合同説明会イベントで一気に内定まで決めてしまえる方法
- プロフィールを登録して企業からのスカウトを待つ方法
- 他力本願で企業探しをお任せしてサクッと内定を射止める方法
- 世の中に公開されていない非公開求人を紹介してもらう方法
- 受けたい企業だけをピンポイントに受ける方法 などなど
人気企業だって、いろんな採用手法試しているので、ナビでしか会えない企業こそ、時代遅れな企業かも・・・!
ナビなしで就活して内定を取ることは全然可能な時代です。
下記にナビを使わずに、優良企業と出会うための就活方法をまとめたので是非読んでみてください。
今回は以上です!