突然ですが、「パチンコ業界はブラックだ」と決めつけていませんか?
就活をしていると、いろんな場面でパチンコ業界の企業が採用活動を行っているところを見かけると思います。
合同説明会で出会ったり、ナビを使っているとスカウトメールが届いたり、就活エージェントサービスのカウンセラーから紹介されたり。
とはいえパチンコ業界と接触しても、なかなか就活の対象として見ることができないというのが本音ではないでしょうか。
しかしきっとあなたが持っているパチンコ業界のブラックなイメージは、パチンコ業界の実際と大きなズレがあります。
そこで今回はパチンコ業界(アミューズメント業界)が本当にブラックなのか、あなたが持っているであろうイメージとのズレを解説していきたいと思います。
当記事の目次
パチンコ業界のイメージと実際とのズレ
パチンコ店舗が属するアミューズメント業界は、就活生からすると不人気な業界にあたります。実際に会社説明会を開催してもなかなか人が集まらず、採用に苦労しているアミューズメント企業は多いのです。
つまり、考え方を変えれば、競争倍率は低いといってもいいのかもしれません。
もし、そんな競争倍率の低い業界が、実はいろんな就活生から誤解されているだけで、実際は待遇がよくて、優良企業が多いとしたらどうでしょう。
就活上の穴場ってことになりませんか?
もちろんそう思うかどうかは人によりけりです。とにかくいまからお伝えする実際とイメージのギャップを知ってから改めて考えてみてください。
裏の世界の人とつながってそう!?
いきなりディープな話ですみません。でも気になりますよね。
これは、どうしてもそういうイメージがあるかもしれません。この話に関しては複数のアミューズメント系の企業の経営幹部の方から直接聞いた話をお伝えします。
「昔はあった。今はほとんどない。」というのが実際だそうです。
今は完全にないと言わないあたりがリアルですが、実際はほとんどの企業がクリーン。あったとしてもほんのごくごく一部の企業の話だそうです。
ちょうど今の就活生の親御さんが就活する時期は、暗黙の了解のような感じのアルアル話だったそうです。なので親御さんからすると、そういうイメージが強いかもしれません。
しかしそこから業界自体も変わったのです。
管理人である私も数多くのアミューズメント企業の社長とお会いしたことがありますが、みなさん真剣に地域への貢献やビジネスについて考えている方ばかりですよ。
リクナビやマイナビは掲載のために様々な項目の審査を行っており、その審査に合格しなければ掲載ができません。なので、リクナビ・マイナビに掲載されているパチンコ業界の企業はまずもって問題ないでしょう。
過酷な労働条件!?
過酷な労働条件だというイメージがあるかもしれません。
しかし実際はそういうイメージを持たれているからこそ、どこの業界よりも福利厚生に敏感ですし、給料だって比較的高く設定されています。
3年目で年収が800万円(月収65万ペース)に届く企業だって見たことあります。
実際に、深夜に機械の入れ替え作業などがある場合もあるので、深夜出勤がある場合もあるでしょう。
しかしその場合も、深夜出勤手当はつきますし、その日は夕方からの出勤になったりと、労働時間が調整されるのが普通ですよ。
アルバイトとやってること変わらず、やりがいがない?
パチンコ店で働くということは接客をやることだと思っている方も多いでしょう。
しかし店長を目指すということであれば、それはとんでもない誤解です。
店長になれば店舗経営者です。ヒトモノカネ情報の管理者。大きい店なら年間100億近くの売上を叩き出します。
よく考えてみてください。これってその辺の中小企業よりもはるかに売上が大きかったりします。
もちろん店長を目指さずに、接客がメインになる職種もあるでしょう。
しかし、接客メインだとしても、ホールスタッフのマネジメントや教育などの仕事がだんだんメインになってきます。
アルバイトとは全く異なる世界が見えるはずですよ。
玉を運んで腰痛めるらしい?
パチンコ店の店員は重い玉を運びまくる、力仕事のイメージあるかもしれませんが、今は各台計数機といって、玉を各自の台で自動計測するシステムが入っている店舗も増えていて、玉を運ぶ必要がない店舗が多いです。
当然そういう店舗は今後増えていきますし、特に女性に向けては、玉を運ばない接客の仕事が用意されている企業だってあります。
また、そもそも店長職を目指していくのであれば、自分が玉を運ぶホールスタッフである期間がずっと続くわけではありません。
若いうちはホールスタッフもやりつつ、その後どんどん人を使う側に回っていき、ゆくゆくは店長職になっていくというキャリアステップが典型的ですから、「ずっと玉を運ぶんじゃないか・・・」というイメージは実際とズレがあります。
毎日タバコ臭くなる?
タバコの臭いからはなかなか逃れられない事実かもしれません。
しかし、最近は分煙が進んできてます。ホール内では一切禁煙で、喫煙スペースのみで喫煙可という店も増えてきています。
それにタバコを吸う人はどんどん少なくなってきますし、臭いが少ない電子タバコを吸う人も増えてきましたから、今後「タバコの臭い」については、どんどんマシになっていく部分かと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回は、パチンコ業界に対してあなたがもっていそうなイメージと実際のズレをお伝えしました。
すべて情報収集すればすぐに分かることではあります。
でも先入観が強ければ、調べようともしないのが人の性。
なかなか情報にたどり着くことすらできないのかもしれません。
でもこうやって考えてみると、どうでしょうか?
パチンコ業界のイメージ少しは変わりませんか?
しかも、不人気企業。つまり冒頭でも伝えたように競争倍率低めです。
就活でなかなか内定が取れていないのであれば、一度パチンコ業界も見てみてはいかがでしょうか?
今回は以上です。知らず嫌いにならず、情報収集することは大事ですよ〜!