「周りはどんどん有名な大手企業に内定が決まっていくのに、なぜか自分だけ全然内定がもらえない・・・」「私は勉強しかできないのかな・・・」と悩んでいませんか?
たしかに高学歴者は比較的就職も決まりやすいのは事実かと思います。だからこそ高学歴で内定がもらえないと、余計に暗い気持ちになるんですよね。
高学歴者は外から見ると、「就活なんて楽勝でしょ?」なんて思われてるかもしれませんが、実際は就活がうまくいかず悩みを抱えている方も多いです。ただそんな内定ゼロの高学歴者の就活状況を見ていると、ある共通する原因があるようです。
そこで今回は、高学歴者が就活で失敗しないように、高学歴者で内定が出にくい人に共通する傾向と対策を紹介していきたいと思います。
当記事の目次
高学歴で内定ゼロの就活生に共通する7つの原因と対策
高学歴にもかかわらずなかなか内定が出ない人には共通して7つの原因があります。
原因1:大手企業志向に偏り過ぎている
原因2:企業に自分を合わせられない
原因3:やりたいことがなく、話に熱意がない
原因4:企業研究不足
原因5:頭がいい人を演じようと必死
原因6:話すのが苦手
原因7:あがり症
一つ一つの原因とその原因に対する対策を考えていきましょう。
原因1:大手企業志向に偏り過ぎている
高学歴者に最も多いパターンかと思いますが、「高学歴=大手有名企業」という方程式を捨てることができずにいる傾向が強いようです。
ただ、そういう人に限って、大手企業には向いていない性質の方であることが多いのです。
もしあなたが「相手の求めている人間に素直に変化できる」タイプの人間であれば、比較的大手企業には合格しやすいはずです。
逆に、全然合格しない人の多くは、相手に合わせてニコニコするよりも、自分を主張してしまうタイプが多いのです。
これは決して悪いわけではありません。しかし、大手企業から合格をもらいにくい体質ではあると思います。
だから、もし自分に当てはまるよという方がいれば、「高学歴=大手有名企業」という方程式は捨てて、中小ベンチャー企業もみてはいかがでしょうか。
中小・ベンチャー企業は企業数も多いですし、大手企業と比べて、比較的個性的な人材が受け入れられやすい傾向があります。
例えば、中小企業でも大手よりはるかに利益率が高く儲かってる安定企業なんていくらでもありますから、ブランド志向は辞めて、視野を広げてみることをオススメします。
原因2:企業に自分を合わせられない
前項目と若干被りますが、自己主張が強く、企業のニーズを無視している方も多いと思います。
企業と就活生は、WIN-WINの関係になれるからこそ、マッチングするということを忘れてはいけません。
企業に受け入れてもらうためには、あなたは企業のニーズに応えなければならない。
つまり、企業は何を求めているのかを知り、自分はその期待に応えることができることをアピールをするのが就活の場なのです。
相手のニーズを無視して、自己主張ばかりしているようでは、面接に合格することはないでしょう。
企業が求めているものに耳を傾けてみましょう。そうすればおのずとあなたが話すべき内容が分かってくるはずです。
原因3:やりたいことがなく、話に熱意がない
高学歴者だけに限ったことではありませんが、特にこれとって「やりたいこと」がなく、志望動機がどうしても薄くなってしまう人も多いですね。
器用な人であれば、自分を偽ってでも、相手の企業でやりたいことがある風な演技をして合格を勝ち取ったりもするのですが、おそらくこれを読んでいる方はそういう嘘をつけない人なのだと思います。
だから何を言っても、熱意が感じられず、面接官からすると、「本当に思ってるの?」っていう印象になってしまうのでしょう。かといって、「やりたいことを見つけなさい!」何て言われても、すぐ見つかるものではありません。
では、「やりたいこと」ではなく、「なりたい自分像」と言われればどうでしょうか?
多くの方は、「それだったらあるかも・・・」と思われたはずです。
その「なりたい自分像」を軸に、志望動機を考えてみてはいかがでしょうか。
「こういう自分になりたい」だから「こういう経験をしてこういう成長をしたい」だから「御社に入りたい」というロジックは組めるはずです。
原因4:企業研究不足
頭がいい人に限って、いろいろなことを「費用対効果」で考えてしまいます。
結果として、一次選考など選考初期の段階だと特に、「まだ合格するかわからない状態」で「企業研究に時間を割くこと」を嫌います。
でもですよ、企業研究して、どんなビジネスモデルかを理解して、「どんな力が求められているのか」がわからなければ、企業のニーズを無視することになります。
喉が渇いている人に、パンを売っても仕方ないのと同じです。
相手が何を望んでいるのかを理解し、相手が欲しいものを差し出さなければ、相手に欲しいとは思ってもらえません。
だから、企業の求めることがわかる程度には企業研究はした方がいいです。
数を打つのではなく、1社1社丁寧に内定を獲得するつもりで受験した方がいいと思います。
原因5:頭いい人を演じようと必死
高学歴者は、周りの人から賞賛されることも多いでしょうし、他大学からは憧れと嫉妬の的になっており、だんだん「自分は頭が良くなければいけない」という強迫観念さえでてきます。
結果として、常に頭が良さそうに見えるように演じるようになってしまい、就活でもそれが出てしまうのです。
そういう人に限って、質疑応答の際などに、「他者との差別化を図っていく中長期的な戦略を教えてください」とか「米国経済の影響を御社ではどう考えていらっしゃいますか?」など、頭が良さそうな人がしそうな質問をしようと必死になるわけです。
しかし残念ながら、社会人としては、全てお見通しです。
「君賢いねぇ!」とはならず、「あー無理しちゃって・・・素直じゃないなぁ・・・」みたいな印象になりやすいのです。
もちろんそんな生意気な人が欲しいっていう会社もあるでしょう。しかし多くはありませんよ。
素直さは、多くの企業で求められる資質です。賢い自分なんて演じる必要なんてないですから、素直にありのままの自分を出してみることをオススメします。
原因6:話すのが苦手
プライドが高く、失敗したり、不慣れで恥ずかしいところを見られたくないため、友達と一緒にグループワークや面接の練習しようなんてことができないという人も多いのではないでしょうか。
だから面接になかなか慣れることもない。
もったいないですよね。もし友達に練習しているのを見られたくないのであれば、いろんな就活イベントに参加してみてはいかがでしょうか。ちゃんと場慣れができていて、かっこつけなければ、状況は変わると思いますよ。
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また、練習量などには関係なく、純粋に話すのが極度に苦手な方は、話すことが苦手であることを受け入れて、例えば、エンジニアなど「話すことが得意であることの優先順位が低い職種」を探すことをオススメします。
原因7:あがり症
あがり症で、なかなか能力が面接の場で発揮できないという人もいるかと思います。あがり症は、プライドの高い高学歴者に見受けられる性質です。
「高学歴者でイケてる自分」を演じなければならないという強い思い込みがあり、一方で「自信のない自分」もいて、そのギャップが過度の緊張につながってしまったりするわけですよね。
そんなあがり症の人が緊張を克服するには、めちゃくちゃ面接の練習するか、あるいは、自分は「社会においては小者だ」と開き直ってしまう方がいいですよ。
それでも緊張するという方のために、緊張した時にうまく切り返す方法をまとめた記事がありますので、ご興味があればぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は高学歴者ではあるけれども、なかなか内定がもらいにくい人に共通する原因をまとめました。
みなさんにも、いくつか当てはまることがあったのではないかと思います。
原因1:大手企業志向に偏り過ぎている
原因2:企業に自分を合わせられない
原因3:やりたいことがなく、話に熱意がない
原因4:企業研究不足
原因5:頭がいい人を演じようと必死
原因6:話すのが苦手
原因7:あがり症
高学歴者はそもそも大学に行くために必死に勉強し、一度受験戦争に勝利するという経験をしています。
だから、エネルギー量は誰よりも豊富なはずです。ぜひそのエネルギーの使い方を覚え、この就活を乗り切ってください。
ご参考いただけますと幸いです。
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