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退職代行を使って半年後どうなった?収入・メンタル・人間関係の正直な変化

2026 5/21
転職する
2026年5月21日

退職代行で辞めること自体は、もう怖くない。本当に怖いのは、その後の人生のほうじゃないですか。収入はどうなる。メンタルは戻るのか。元同僚との関係は。半年後、自分はどこに立ってるのか——。30代後半・人材業界10年・絶賛AI失業ビビり中のぽんこつ先輩です。

先に言っておきます。俺は数年前、退職代行を使ってある会社を辞めました。だから「その後の人生どうなった?」という問いには、きれいごとじゃなく答えられます。今日は、退職代行を使ってから半年のあいだに、俺の収入・メンタル・人間関係が実際どう動いたかを、いい話も悪い話も込みで書きます。あわせて採用側10年の目線で、「辞めた後」のリアルも足しておきます。5分だけ付き合ってください。

目次

結論:収入は一度凹んで戻った。メンタルは想像よりずっと早く回復した

結論からいきます。退職代行を使った後の半年は、こう動きました。収入は、無職期間に一度ガクッと凹んで、転職後に元の水準まで戻った。メンタルは、想像してたよりずっと早く回復した。人間関係は、確かに減った。でも、減って苦しいというより、減って身軽になった感覚のほうが近い。

先に正直に言っておきます。これはあくまで、俺ひとりの半年の話です。ハラスメントでメンタルを深く削られてたり、同業界が狭くて元同僚と遠ざかれなかったりすると、半年で完全に元通り、とはいかないこともある。そこも隠さずに書きます。

退職代行は、もう特別なことじゃなくなってます。パーソル総合研究所の2025年の調査では、離職した人のうち5.1%、約20人に1人が退職代行を使っている(パーソル総合研究所 2025年調査)。あなたが今想像してる「その後」は、もう何万人も先に通った道です。ただ、その先で何が起きるかを時系列で正直に書いた記事は、ほとんどない。だからこの記事で埋めます。順番に見ていきましょう。

退職代行で辞めてから半年、俺の「感情曲線」はこう動いた

「その後」って、ずっと同じ気分が続くわけじゃないんですよ。波があります。俺の半年は、ざっくりこう動きました。

翌日〜3日:解放感がピーク。「もうあの会社に行かなくていい」。これがとにかくデカい。朝、目が覚めて、一番に来るのがその安心感でした。

1週間後:ふっと孤立感が来る。解放感が落ち着くと、入れ替わりにやってくるのがこれ。毎日喋ってた同僚と、急に接点がゼロになる。誰とも話さない平日って、こんなに静かなんやと気づきます。気分が落ちたわけじゃない。ただ、世界から少し外れたみたいな、あの感覚。

1ヶ月後:焦りが顔を出す。解放感も孤立感も薄れて、代わりに「で、これからどうする」が前に出てくる。貯金が減っていく通帳を見て、初めて現実的に焦りました。

3ヶ月後:転職活動が形になって、地面が戻る。面接が進み、手応えが出てくると、焦りがスッと引きます。「ちゃんと次がある」とわかるだけで、人はここまで落ち着くのかと思いました。

半年後:新しい職場のリズムに乗ってる。気づけば、前の会社のことを一日に一度も思い出さない日が普通になってました。退職代行を使ったこと自体、もう「そういえばそんなことあったな」レベルです。

大事なのは、しんどい時期があっても、ちゃんと過ぎるということ。1週間後の孤立感も、1ヶ月後の焦りも、その時は重い。でも止まらずに動く。感情はその場に居座らないんですよ。

収入のリアル:無職期間、月いくらで食っていたか

「その後」でいちばん怖いのは、たぶんお金です。ここは具体的にいきます。

まず、無職期間の収入源は基本ふたつ。失業給付(雇用保険の基本手当)と、自分の貯金です。失業給付は、辞める前の給料の5〜8割くらいが目安。正確には賃金日額の50〜80%で計算されて、給料が低かった人ほど割合は高く、高かった人ほど50%に近づきます。ただし注意点がふたつあって、ひとつは自己都合退職だと、給付が始まるまで少し時間がかかること。7日間の待機期間に加えて、1ヶ月の給付制限期間があります(2025年4月の改正で、それまでの2ヶ月から1ヶ月に短縮されました)。実質、給付が始まるまで1.5ヶ月くらいみておけばいい。もうひとつは、退職代行を使っても、もらえる失業給付の額そのものは変わらないことです。代行を使ったから減る、なんてことはありません。

俺の場合は、給付が始まるまでの最初の数ヶ月は、ほぼ貯金で食ってました。家賃を払って、食費を絞って、サブスクを解約して。固定費を削れば、独身なら月の生活費はかなり圧縮できます。逆に言うと、「その後」を安全に過ごせるかどうかは、辞める前の貯金額でほぼ決まる。これが体験から言える一番のリアルです。

転職後の年収はどうか。ここは正直に書きます。退職代行を使った人の「半年後の収入がどうなったか」という中立的な統計は、存在しません。厚労省にもないし、信頼できる第三者調査もない。出回ってるのは退職代行業者や転職支援会社の自社調査ばかりで、「転職成功率95%超」みたいな威勢のいい数字もあります。ただ、これは自分とこの利用者を自分で調べた数字なので、話半分で聞いておくのが正解です。

俺の実感を言うと、年収は「すぐ上がる」より「一度フラットか、ちょい下がってから戻る」が現実的なラインです。辞め方が退職代行かどうかは、転職後の年収にほぼ関係ない。効いてくるのは、職種・経験・タイミングのほうです。過度に期待もしないし、過度に怖がる必要もない。それくらいの温度感が正しいと思います。

メンタルの変化:罪悪感は、半年でどこまで消えたか

メンタル面で「その後」に残るのは、たいてい罪悪感です。「直接あいさつもせず辞めた」「同僚に引き継ぎを押しつけた」。これがじわじわ来る。

俺の場合、罪悪感がいちばん濃かったのは辞めた直後の1〜2週間でした。そこから半年かけて、ゆっくり薄れていった。完全にゼロにはなってません。今でも、ふと思い出せば「悪かったな」と思う相手はいます。でも、それは日常を邪魔しないレベルまで小さくなりました。罪悪感は、消すものじゃなく、薄れるのを待つもの。そういう種類の感情でした。

回復を早めた要因は、はっきりしてます。朝の解放、生活リズムが整ったこと、そして転職活動が前に進んだこと。特に最後がデカい。「次がある」と体感できると、過去への罪悪感は急に軽くなるんですよ。逆に、回復が長引きやすいのは、ハラスメントでメンタルを深く削られた人、同業界が狭くて元同僚と遠ざかりきれない人。こういうケースは半年では足りないこともあります。

ひとつ言わせてください。辞める前、朝、会社に行こうとすると涙が出るような状態だったなら、その時点でメンタルはすでに削られています。退職代行で辞めた後の罪悪感より、辞めずに我慢し続けるダメージのほうが、よっぽど深くて、よっぽど長引く。順番を間違えないでください。

人間関係の変化:元同僚・友人・家族はどうなったか

退職代行で辞めると、元の職場の人間関係は、基本的に切れます。これは事実です。ただ、その切れ方も、思ってたのとはちょっと違いました。

元同僚との連絡。辞めた直後は何件か来ます。「どうしたん?」「大丈夫?」。でも1〜2週間で止まる。向こうも日常があるので、こっちをずっと気にしてる暇はないんですよ。半年後には、ほぼ完全に連絡は途切れてました。寂しいといえば寂しい。でも、その関係って結局「同じ職場だったから」つながってただけで、そこが消えれば自然に薄れる。それだけの話でした。

街で会う問題。これは多くの人が不安がるところ。俺の半年では、偶然バッタリ、は一度も起きませんでした。もし会ったらどうするか——会釈して、それで終わりです。向こうもそんなに気にしてない。気まずさの「気まずい」という感情の正体は、たいてい本番より予告編のほうが長いんですよ。

友人・家族。ここは人によります。俺は、親しい友人には「合わなくて辞めた」とだけ言いました。退職代行を使ったことまでは、言いたい相手にだけ言えばいい。家族については、実家暮らしかどうかで事情が変わります。退職代行が親にバレる経路を先に押さえておくと、無用なトラブルは防げます。

半年経って思うのは、人間関係が減ること自体は、悪いことじゃないということ。合わない場所で無理に保ってた関係が消えて、その分、今の職場やプライベートに使えるエネルギーが増えた。減った、じゃなく、入れ替わった。そっちの感覚のほうが近いです。

採用する側の本音:辞めた人を、次の人事はどう見るか

ここからは、採用・人事を10年やってきた側の本音です。「その後」の転職で、退職代行を使ったことが不利になるのか。正直に書きます。

まず、「退職代行を使ったかどうか」自体は、採用側にはまず分かりません。履歴書にも職務経歴書にも書く欄はないし、面接で「どうやって辞めましたか」と聞く会社もほぼない。だから、退職代行を使ったという一点だけで落とされる、というのは基本的に起きません。ここは安心していい。

ただ、です。採用側が見るのは「辞め方」じゃなく「在籍期間」と「転職回数」のほうなんですよ。ここは正直に書いておきます。短い在籍が続いてたり、転職回数が多かったりすると、辞め方と関係なく慎重に見られます。実際、東京商工リサーチの調査では、退職代行による退職を経験した企業のうち、その後「リファレンスチェックを強化した」が10.2%、「転職回数の厳格な審査をするようになった」が20.8%という結果が出ています(東京商工リサーチ 2025年調査)。採用側は、辞め方そのものより「またすぐ辞めないか」を気にしてる。退職代行か直接退職かは、その判断のメインじゃないんです。まあ要するに、採用側がいちばんビビってるのは「入れてもまた辞める人かどうか」であって、「前をどう辞めたか」じゃない。そこは安心していい。

もうひとつ、正直に。業界が狭い場合は、噂が回ることはあります。同業他社に元上司の知り合いがいる、みたいなケース。これはゼロとは言えません。ただ、それも「退職代行で辞めたらしい」という話が回るだけで、選考で決定打になることは、まずない。気にしすぎるとキリがないです。面接で前職の退職理由を聞かれたら、退職代行の話は出さず、「方向性が合わなかった」と前向きに短く答えれば、それで十分通用します。

「その後」を後悔にしないために、辞める前にやる2つ

半年を振り返って、「これは辞める前にやっておいてよかった/やっておけばよかった」と思うことが、ふたつあります。

1つ目。生活費の3ヶ月分は、辞める前に確保しておく。これに尽きます。失業給付は、自己都合だと給付が始まるまで1.5ヶ月くらいかかります。その間と、転職活動が思ったより長引いたときのために、貯金で食う前提で動いたほうがいい。3ヶ月分の生活費があれば、焦って次の会社を妥協で決める、という最悪のパターンを避けられます。「その後」の後悔って、辞めたこと自体じゃなく、お金に追われて転職先を急いで決めたことから来るほうが多いんですよ。

2つ目。離職票が届く段取りを、先に確認しておく。失業給付の手続きには離職票が要りますが、これが届くのに退職から3週間〜1ヶ月かかることがあります。退職代行業者に「離職票の発行を会社に依頼してほしい」と伝えておく。届く前でも、ハローワークには先に相談に行けます。これを知らないと、給付の開始がまるごと後ろにずれて、無職期間のキャッシュが苦しくなります。

逆に言うと、やることはこの2つくらい。全部完璧に準備しないと辞められない、なんてことはありません。お金の見通しと、離職票の段取り。ここだけ押さえれば、「その後」はかなり安全に着地できます。

退職代行の「その後」、よくある質問

Q. 退職代行を使ったこと、再就職のときにバレますか?

基本的にバレません。応募者が前職を「どう辞めたか」を、採用側が調べる手段はほぼないんですよ。退職方法は履歴書にも職務経歴書にも書かないし、リファレンスチェックで聞かれるのも仕事ぶりや人柄で、「退職代行を使ったか」という項目は普通ありません。前職の会社が、わざわざ転職先に「あいつは退職代行で辞めた」と連絡することも、現実的にはまずない。俺自身、転職の面接で「どうやって辞めたか」を突っ込まれたことは一度もなかったです。気にしすぎなくて大丈夫。

Q. 一度使うと、クセになって次もすぐ辞めてしまいませんか?

「クセになる」かどうかは、退職代行のせいじゃなく、次の職場が自分に合ってるかどうかで決まります。合う環境に移れば、わざわざ辞めたいとは思いません。逆に、また合わない場所を選んでしまえば、代行を使おうが使うまいが辞めたくなる。大事なのは「辞め方の手段」より「次をどう選ぶか」です。俺も、次の職場がちゃんと合ってたので、もう辞めたいとは思ってない。退職代行を一度使ったこと自体が、あなたを飽きっぽい人間にするわけじゃありません。

Q. 5年後とか、もっと先になって後悔しませんか?

これは正直、人によるとしか言えません。ただ、半年使った身として言えるのは、後悔の中身は「退職代行を使ったこと」より「あの環境にもっと早く見切りをつけられなかったこと」に向きやすい、ということ。それと、考えてみてください。AIで仕事の形が変わっていく時代に、合わない会社でメンタルを削り続けた時間は、戻ってきません。5年後に後悔する確率が高いのは、辞めたことより、辞めずに我慢し続けたことのほうです。

Q. 退職代行で辞めたこと、業界内で噂になりませんか?

業界が狭ければ、噂が回る可能性はゼロではありません。ただ、回るのは「退職代行で辞めたらしい」という話までで、それが次の選考の決定打になることは、採用側の感覚で言うとまずないです。人事が見るのは在職期間と転職回数のほうで、辞め方の噂で人を落とすほど、採用の現場はヒマじゃありません。俺の半年でも、噂が回ってきた実感はゼロでした。気になるなら転職先の業界をずらす手もありますが、考えすぎて動けなくなるほうが、よっぽど損です。

半年後のあなたへ

退職代行を使った後の半年は、ずっと順風満帆ではありません。1週間後に孤立感が来て、1ヶ月後に焦りが来る。収入は一度凹む。罪悪感も残る。それは正直に書いておきます。

でも、その全部が、半年経てばちゃんと落ち着くところに落ち着きました。収入は戻り、メンタルは想像より早く回復し、人間関係は減ったぶん身軽になった。「その後の人生」は、思ってたよりずっと、こっち側に味方してくれます。半年経てば、たぶんそう思える。それだけは言えます。

逆に、辞めずに我慢し続けた半年は、何も解決しないまま過ぎていたはずです。AIで仕事の景色が変わっていくこの時代、合わない場所で消耗してる時間ほど、もったいないものはありません。退職代行は、その半年を取り戻すための、ただの手段のひとつです。

その手段の質は、業者選びでけっこう変わります。離職票の段取り、私物の回収、辞めた後のフォロー——ここがスムーズかどうかで、「その後」のラクさが違ってくる。実際に使った経験から選んだ本当に使える退職代行ランキングを置いておくので、申し込む前に目を通しておいてください。

「その後」が不安で動けないなら、それはあなたがちゃんと先を考えてる証拠です。怖いと感じてるうちは、まだ間に合います。もちろん、落ち着くまでの時間は人によって違う。それでも、半年後のあなたは、たぶん今より、ずっとラクな顔をしてますよ。一緒に、抜け出しましょう。

― ぽんこつ先輩

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この記事を書いた人

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