これを読んでいる方は金髪かあるいはその他派手な色の髪をしている人だと思います。大学3年生の6月から始まるインターンシップ。参加する時どういう髪色がいいのか迷われている人もいるかもしれません。
就活本番ならば、なんとなく黒髪で良さそう。だけどインターンならそのままの髪の色でいいんじゃないか。できればそのままの髪の色にしておきたいな・・・
そんな風に思っているかもしれません。
では実際はどうなのかというと、デメリットは大きいと思います。金髪でインターンシップに参加した人がどうなっていくのか、本当にあった実例をベースにお話しします。
当記事の目次
ネガティブな印象をなんらかの形で記録される
仮にインターンシップに金髪で参加しても何も言われはしないことの方が多いと思います。しかし、必ずと言ってもいいほどにこっそりとネガティブなチェックが入り、その後会社に情報として残っていきます。
採用担当者が面接などを通じて見極めることに苦戦するものの1つとして、就活生の素の部分や人格があげられます。素の部分や本来の人格というのは、一旦就活生の皆さんが就活モードに入ると、なかなか面接などでは出づらく、見極めにくいものなのです。
だから、インターンシップというのは、まだみんな就活モードに入っていないため、学生の素が出やすく、見極めとしては絶好の場なわけですね。
だからインターン中も油断しない方が賢明です。
ひとたび『あいつは非常識な感覚の持ち主だ。』と人格にネガティブイメージが貼られてしまったら、その後、もし選考に進むにしても非常に不利になってしまいますから。
なんで?選考じゃないんでしょ?
みなさんからすると、なんで?選考じゃないんでしょ?って感じだと思います。でも、そこには就活生と採用担当者の温度差があるんです。
みなさんとしては、就活っていうよりは、成長できる場として参加するんだとは思いますが、企業からするとそんなボランティア的なことをするはずもなく、できれば優秀な学生を見つけて採用したいと思ってます。つまり企業からすると、インターンシップも紛れもない採用活動の一環なのです。
だからがっつりとチェックが入ります。しかも素の部分を評価されるので、あとから挽回しづらくなってしまうんです。
でもどうせその会社に入るつもりもないし・・・
「まぁいいや!どうせ違う会社受ければいいんだし。」そう思うかもしれませんが、実際にインターンシップに参加すると、結構この会社面白いかも・・・!なんて思うことは結構あると思います。
いざ面接を受けたいって時にすでにネガティブなレッテルが貼られていたら、後悔してもしきれません。
他のインターン参加者に気を遣わせて、就活友達ができにくくなる
金髪の学生はインターンシップ中も周りの参加者に気を遣わせてしまいます。インターンシップに行くとわかりますが、実際には濃い茶髪などの髪色の就活生は何人か見かけると思います。
しかし、金髪など派手な髪色の参加者はほとんどいません。感覚的におかしいことをみんな知っているからです。その一線を越えることができるのはある意味一つの個性ですが、周囲からすると異端児です。
『あー、あいつやっちゃってるよ・・・』みたいに気を遣われるんです。
結果として距離を置かれてしまい、仲良くなりにくくなります。もちろんその人次第ですけどね。
ちなみに就活を成功させるにあたって、就活友達は非常に重要です。情報交換もできますし、普段の友達とは話せないことも話せたりしますからね。
就活モードになるためのスイッチが入りにくくなる
これも実際にあった話ですが、金髪でインターンシップに行くと、それが後で、結構話のネタになるんです。
『おれだけ金髪だったわ〜』なんてことを周囲に話していくわけですね。そうすると、それがその人のキャラクターとして設定されていくわけです。
結果として何が起きるかというと、スイッチを入れて、就活モードに入るのが難しくなる可能性があります。
人は周囲からの期待に自分のキャラクターを合わせようとする習性があります。ひとたび、就活金髪キャラクターみたいなのが定着しようものなら、もう後戻りできません。異端児就活生として就活しなければならないという強迫観念に苛まれ続けるでしょう。
そういう異端児を喜んで受け入れる会社はごくごく少数ですから、結果としてなかなか内定が出ないということになってしまうわけです。
これ、本当にあった話です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これらは全部実際にあった話です。
では、最後に金髪でインターンシップに参加することの影響についてまとめます。
・その会社ではネガティブな印象が記録として残ってしまう。
・就活生友達ができるチャンスを失ってしまう可能性がある。
・就活金髪キャラが根付いてしまうと、就活モードに入りづらくなる。
やっぱり、インターンシップとはいえ、黒髪が常識ですね。以上、ご参考いただければ幸いです。