面接苦手克服したい

直接聞かなくても企業の「求める人物像」を知るための3つの方法

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企業がどんな人物像を求めているかわからない!!」なんてことで悩んでいませんか?

直接企業の人が教えてくれるのであればありがたいですが、なかなか直接教えてくれない企業様も多いのが実際です。

しかし、企業が求めている人物像を知ることは内定を獲得するにあたって非常に重要です。なぜならば、極端な話、「私は御社が求める人物ですよ!」とアピールすることこそが自己PRであり、面接だからです。

さて、そこで今回は直接企業の人に聞くことなく、企業の求める人物像を知るための方法を紹介します。

当記事の目次

求める人物像を知るための3つの方法

3つの方法

求める人物像を知るための方法は、いろいろあるとは思いますが、最も簡単な方法を3つ紹介します。

1:会社の将来のビジョンから考える

2:会社のビジネスモデルから考える

3:求人情報から考える

では一つ一つ見ていきましょう!

1:会社の将来のビジョンから考える

まずは会社の将来のビジョンを知ることは、求める人物像を知るためのヒントとなります。

みなさんがまず入社して、研修を受けて、実務をやって、実際に企業に貢献できるレベルになるまで何年か時間があるわけです。つまり、みなさんは、何年後か将来の会社の状況下において、活躍する人材でなければなりません

【例】

例えば、今は国内向けの製品を製造販売しているが、5年でグローバル化を進めるとなった場合、おそらく入社して皆さんが活躍するべきときには、グローバル化は進んでいるでしょう。そうすると、グローバル化を進めた会社内で活躍できる人材でなければならないということです。

面接官はその将来的なポテンシャルを見て合否を出します。

会社の将来のビジョンなどは、企業のHPやマイナビ・リクナビなどにもに書かれてありますし、説明会などで聞くこともできる情報ではありますから、しっかりとチェックして、自分が将来戦力化したときに、会社がどんな状況になっているのかを考えてみましょう。そして、その時に活躍できる人材を想像してみましょう

そこで浮かび上がってくる人物像は企業が今の採用活動で求める人物像である可能性が高いでしょう。

2:会社のビジネスモデルから考える

求める人物像を知るためには、会社のビジネスモデルを知ることも重要です。

モノ(サービス含む)とカネの流れを描き、それぞれの職種が一体どんな役割を果たしているのか考えましょう。すると、いったいその職種で活躍するためには、どんな能力が必要なのか、想像できるはずです。

ポイントは、仕事内容までブレイクダウンして5W1Hで考えることです。誰が(誰と)、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように仕事をするのか。ホームページなどから情報収集したり、出来るだけ細かく想像してみましょう。

そして、その仕事内容で成果を上げるにはどんな能力があればいいのか考えてみましょう!

【例】

例えば、経営者に対するコンサルの営業職。経営者と仕事をするということで、物怖じしないことだったり、経営者の方にとってメリットある存在になるために勉強し続ける能力が必要でしょう。

また、お客様の課題を特定するためには、うまく相手から情報を引き出すコミュニケーション力、そしてコンサルティングの企画を組み立てる論理的思考力が求められます。

また、営業職として成果を追い求め続けるハングリー精神や行動力なども必要となってくるでしょう。

このようにリアルに仕事内容までブレイクダウンして考えていくことで、求める人物像が見えてくるはずです。

3:求人情報から考える

採用担当者が、リクナビやマイナビなどに企業情報を記載する際、「こんな人に来てほしいなぁ!」という気持ちを込めて書くのが普通です。

ということは、書かれた求人情報から求める人物像を逆算して考えることも可能です。

そのような視点で求人情報をみてみると楽しいですよ。「この企業はどんな人を欲しくて、こんな言い方してるんだろう・・・・」ってな感じで。

【例】

例えば、「弊社は若いうちから裁量を持ち、経営者と対等の立場で様々なソリューションを提案します」と書かれてある場合、きっと若いうちからガツガツ働きたい向上心はハングリー精神のある人物像を求めているのではないかという想像がつきますよね。

以上のような感じで、原稿を書く立場になって想像してみてください!

ちなみに、リクナビとマイナビだと、マイナビの方が企業の色が出ているかもしれません。実はリクナビよりも、マイナビの方が企業情報の表現の自由度が高く、企業からすればいろんな表現ができるのです。

つまり企業からすればマイナビの方が言いたいことを言いやすく、就活生からすれば企業が言いたいことを比較的、逆算しやすいのです。

リクナビとマイナビの違いについては以前の記事で解説していますので、興味ある方は是非ご一読ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、企業の人に直接質問せずとも、その企業が求めている人物像を知るための方法について解説してきました。今回紹介した方法はいかの3つです。

企業の将来のビジョンから求める人物像を想像する

企業のビジネスモデルから求める人物像を想像する

企業の求人情報から求める人物像を想像する

そして、企業が求める人物像を想像した上で、「私は御社が求める人物ですよ!」と伝えるのが自己PRです。

何も考えずに自分のいいところだけを伝える自己PRでは独りよがりとなってしまうので、気をつけましょう。

ただ、正解にこだわる必要はありません。紹介した3つの方法では、企業の意図は想像はできても、正解にたどり着くことは非常に難しいはずです。

重要なのは、独りよがりにならずに、ちゃんと相手が求めているものを想像した上で、自己PRを行うこと。考えて話しているかどうかは、面接官からすれば一目瞭然ですから。仮に想像が実際と外れていたとしても、「求める人物像ってどんな人だろう」ってことを考えて話している自己PRの方が面接官にとっても魅力的に映るものです。

ぜひ参考にしてみてください。

今回は以上です。