「面接で『他社の選考状況は?』と聞かれた。なんて答えるのが正解なん?」
「他は受けてないことにする?人気企業を受けてるフリをする?嘘ついていい?」
「他社を受けてない場合の答え方も知っておきたい」
業界10年、就活生も採用担当も両側を見てきた立場で結論から書く。他社の選考状況は、嘘をつかず正直に話すのが正解。そして、答えるときに「入社意欲」を一言そえるだけで、評価がぐっと上がる。
そもそも大事な事実がひとつある。この質問をされた時点で、あなたはわりと好感触や。面接官は「採れそうかどうか」の材料集めとして聞いてる。だから変に駆け引きせず、意図を理解して落ち着いて答えればいい。
この記事では、面接官がこの質問をする3つの意図、印象が良くなる答え方3ポイント、例文、そして「他社を受けてない場合」の対応まで完全網羅した。読み終わったら、この質問が”こわい質問”から”加点チャンス”に変わる。
結論3行サマリー
- 他社の選考状況は嘘をつかず正直に。バレた時のリスクが大きすぎる
- 答えるときに「御社に惹かれている」と入社意欲を一言そえると加点される
- この質問が出た時点でわりと好感触。落ち着いて意図を踏まえて答えればいい
「他社の選考状況」を質問してくる面接官の3つの意図
結論、答え方を考える前に「面接官がなぜこれを聞くのか」を知ること。意図が分かれば、何を答えればいいかは自然に見えてくる。意図は次の3つや。
- 内定承諾の確率・入社意欲を確かめたい
- 自分たちの評価が正しいか確かめたい
- あなたの就活軸を知りたい
意図①:内定承諾の確率・入社意欲を確かめたい
面接官がいちばん知りたいのは「内定を出したら、どれくらいの確率で来てくれるか」や。他社の選考が進んでなければ「採れそうやな」と考え、もう決まりそうな会社があれば「もっと惹きつけないと」と動く。
つまりこの質問はあなたを採用するための”材料集め”。裏を返せば、聞かれた時点でわりと好感触ということや。
意図②:自分たちの評価が正しいか確かめたい
面接官も「自分はいいと思ったけど、他社はどう見てるんやろ」と不安を抱えながら合否を出してる。他社も同じように評価していれば安心できる。だから他社の進み具合を参考にしたいわけや。
意図③:あなたの就活軸を知りたい
受けている企業の顔ぶれから、「何を重視して就活しているか」「企業に何を求めているか」が見えてくる。企業も”選ばれる側”やから、あなたの軸を掴んで、より効果的に自社をアピールしたい。だから選考状況を聞く。
他社の選考状況を聞かれた時の答え方|3つのポイントと例文
結論、印象が良くなる答え方のポイントは次の3つ。入社意欲・一貫性・正直さ──これを押さえれば外さない。
ポイント①:入社意欲をアピールする
選考状況を答えるとき、「この企業への志望度が高いこと」を一言そえる。ただ事実を並べるだけより、ぐっと印象が良くなる。
【例文】
「A社とB社が二次選考の結果待ち、C社が次回最終選考です。D社・E社はエントリーシートの結果待ちという状況です。ただ、その中でもやはり御社に一番惹かれております」
無理に「御社が第一志望です」と言い切る必要はない。複数社を挙げる形でもいい。
【例文・第一志望と言わないパターン】
「A社・B社が二次選考の結果待ち、C社が次回最終選考です。私としては、A社と御社に強く惹かれております」
ポイント②:一貫性を意識する(ある程度でOK)
これまでの面接で話した「就活の軸」「志望動機」と、他社の選考状況に整合性を持たせる。たとえば「商社志望」と言っておきながら受けてるのがメーカーばかりだと、これまでの話の信用が一気に落ちる。
ただし過度に気にしなくていい。完全に同じ業界だけ受けてる就活生なんて、まずいない。ノリで受ける企業もあって当然や。「極端に矛盾していなければOK」くらいの感覚で十分。
ポイント③:等身大で正直に話す
結論、嘘は絶対につかない。ここで盛ってボロが出たら、信用が一気に消える。
もう一度言うが、他社の選考状況を聞かれてる時点でかなり好感触や。そして「他社の選考状況次第で合否が大きく変わる」ことはない。あくまで参考情報として聞かれてるだけ。わざわざリスクを背負って嘘をつく理由がない。等身大で正直に話すほうが、誠実さも伝わっていい。
他社の選考状況が「ない」場合の答え方|嘘は厳禁
結論、他社を受けていないなら、正直に「ない」と伝える。ただし「完全に1社に絞っています」とは言わないのがコツや。
嘘をついて深掘りされ、しどろもどろになってバレるほうがよっぽどリスクが大きい。それに「他社の選考がない=ライバル不在」やから、企業からすればむしろチャンスと捉えられる。正直に言って損はない。
ただし「これから受ける」と必ずそえる
気をつけたいのは、次のような答え方。これはマイナスになりかねない。
【NG例】
「他に受けている企業はありません。御社のみです。御社に絞っているので、この面接にかけています」
なぜNGか。理由は2つ。
- 足元を見られる──「焦って内定を出さなくても大丈夫やな」となめられる
- リスク管理ができていないと見られる──1社に絞るのは社会人視点では危うい判断
「完全に絞ってます」アピールに、いいことは何もない。こう答えるのが正解や。
【OK例】
「現時点では、他に受けている企業は正直ありません。これから◯◯業界の会社を何社か受けてみるつもりです」
AI時代でも、この質問の”本質”は変わらない
結論、オンライン面接でもAI面接でも、「他社の選考状況」を聞く意図は10年前と同じ。採用確率・評価の答え合わせ・就活軸の把握──ここは普遍や。だから答え方の3ポイントもそのまま通用する。
変化①:オンライン面接でも”間”で誠実さが伝わる
画面越しだと、嘘をついた時の不自然な間や視線の泳ぎが、対面以上に目立つ。正直に答えるほうが、オンラインではさらに有利になった。
変化②:録画型AI面接では「就活軸との一貫性」がより重要
録画型AI面接(HireVue等)では、回答が記録されて人事が後から見返す。志望動機の回答と選考状況の回答に矛盾があると、後からバレやすい。一貫性(ポイント②)は、AI面接時代にむしろ重みが増してる。
変化③:嘘のリスクは”口コミ時代”でさらに上がった
選考体験の口コミが共有される時代、面接で盛った話は後々まで残りやすい。等身大で正直に、が最も安全で最も評価される──この原則はますます強くなってる。
やりがちなNG回答3つ
- 「御社が第一志望です」を全社で言う──複数社で言うと、どこかで矛盾してバレる
- 受けてもいない人気企業を挙げる──深掘りされて即アウト
- 「御社だけです」と1社集中をアピール──足元を見られ、なめられる
よくある質問(FAQ)
Q1:本当に第一志望じゃない企業に「第一志望」と言っていい?
言い切らなくていい。「御社に強く惹かれています」「御社と◯社で迷っています」でも十分に意欲は伝わる。嘘の「第一志望」は、複数社で言うと必ずどこかで破綻する。
Q2:選考が全部うまくいってないけど、正直に言っていい?
言っていい。選考状況で合否が大きく変わることはない。むしろ「これから受ける企業」を前向きに語れば、就活への姿勢でカバーできる。
Q3:内定をすでに持っている場合は?
正直に伝えてOK。「他社から内定をいただいていますが、御社が本命です」は、入社意欲のアピールとして強い。ただし本当に本命の時だけ使う。
Q4:志望業界がバラバラなのを突っ込まれたら?
就活の軸を「業界」ではなく「働き方」「価値観」など別の切り口で説明する。「業界は幅広く見ていますが、◯◯という軸は一貫しています」と返せば矛盾しない。
Q5:そもそも面接官の意図を読むのが苦手です
面接官の質問意図を知っているかどうかで、回答の精度はまるで変わる。就職エージェントを使えば、プロが質問の裏側まで解説してくれる。一人で悩むより圧倒的に早い。
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面接対策が無料で受けられる就職エージェント。「他社の選考状況」のような定番質問について、面接官の意図と模範回答を個別に教えてくれる。プロを自分の担当につけられるので、質問の裏側を読む力がつく。
まとめ:他社の選考状況は「正直+入社意欲」で乗り切れる
「他社の選考状況は?」と聞かれたら、こわがらなくていい。この質問が出た時点で、あなたはわりと好感触や。
- 入社意欲──「御社に惹かれています」を一言そえる
- 一貫性──就活軸と矛盾しない範囲で(ある程度でOK)
- 正直さ──嘘は厳禁。等身大で話す
受けてない場合も「正直にない+これから受ける」でOK。1社集中アピールだけは避ける。意図を踏まえて落ち着いて答えれば、この質問はむしろ加点チャンスや。うまく切り返して、内定を勝ち取ろう。
