顔採用って本当にあるの?イケメンとか美人は就活で有利なの?
今回は上記のようなお悩みにお答えします!
ある企業の説明会に行けば美人ばっかり。この会社、もしかして顔採用してるんじゃないか・・・なんて思ってたら案の定、自分は不合格。
しかし、企業は絶対に「顔採用やってます!」とはいいません。実際のところはどうなのか、気になるところではないでしょうか。
というわけで、今回は、「顔採用って実在するのか。もしかして美人やイケメンは就活で有利なんじゃないか。」という永遠のテーマについて、企業の本音を知るプロの立場から、ぶっちゃけ話をお伝えしたいと思います。
正直に、包み隠さず、結論からお伝えしますと、美人やイケメンは有利になる場合が多い!です。しかし有利になるが故に、デメリットもあります。
まずはそのメリットからお伝えしますね。
当記事の目次
顔採用はある!美人・イケメンは明らかなメリット
メリットは大きく2つ。
- 見た目の良さが会社の利益に直結する場合が多い
- 面接官を虜にできる
見た目の良さが会社の利益に直結する場合が多い
受け入れがたいことはたくさんあるかもしれませんが、まず理解しなければいけないのは、見た目とは、一つの生まれ持って備わった能力という考え方です。
そして企業は、その見た目のよさが会社の利益にいかせるのであれば、採用したいのは当たり前のこと。
で、見た目の良さが利益につながることがは多々あるのです。
特に人とコミュニケーションをとる営業職や販売職の仕事では、見た目が活きてくるケースが多いのは容易に想像がつきますよね。
自分のタイプの異性が営業や販売をしてきたら、お財布が緩むってのは人間の性でしょうな。
あるいは事務職。
美人がいると、職場の男たちがやる気になるなんてことを考える企業もあるかもしれません。(というかあります。)
そして何より羨ましいことに、今紹介した営業職・販売職・事務職というのは、もっとも募集枠が多い職種なのです。
ですから必然的に見た目の良い人は、多くの会社から求められる可能性が高いのです。
面接官を虜にできる
あとは単純に面接に合格しやすくなりますね。
ぶっちゃけ面接官も人間ですから、「お!かっこいい!」とか、「お!かわいいな!」とか、そういう面接官の感情は、十分合格要因になります。
もうこれはどうしようもないと思います。
いくら差別だとかいって、騒いでも、防ぎきれるものではありません。
合格を出す権利は面接官にあるわけですから。
そりゃ、自分のタイプの人が来たら、優先したくなる気持ちもあるでしょう。
企業は人なり。企業はシステムではなく、人でしかないのです。
顔採用の落とし穴。美人・イケメンであることのデメリット
確かに美人やイケメンは面接で合格が出やすい傾向にあり、有利なことが多いでしょう。
しかし、いいことばかりじゃありません。イケメンや美人にもデメリットはあります。
デメリットは概ね以下の通り。
- 扱う商品によっては不利になる
- ハードルが上がってしまう
- 同性の面接官に敵視されることもある
- ミスマッチしやすい
1つ1つコメント入れていきますね。
扱う商品によっては不利になる
販売するものや扱う商品によってイケメン・美女は嫌がられることもあります。
例えば、家族へ販売する商品がある場合、美人で色気がありすぎると奥さんに嫌がられたりとか、そういうこともあるわけです。
なので、あえて美人とか色気のある方を採用しない企業も実際にあるんですよ。
ハードルが上がってしまう
イケメンだったり美人だったりすると、それだけで「きっと仕事ができるはずだ・・・」というように、勝手にハードルが上がってしまうこともあります。
そのハードルに応えられなかった時、他の人よりも評価が下がりやすいというのは不利な点です。
同性の面接官に敵視されることもある
また、女性面接官が男性社員メロメロの美人の女性を妬んで不合格にさせる・・・みたいなことも、可能性としては十分に想定できます。
また女性だけでなく、男性は男性でイケメンを妬んだりもします。そんな個人的な好き嫌いが合否に影響することだってあるわけです。面接官だって人間ですから。
ミスマッチしやすい
例えば、「顔がよくて、さわやか」とかいう、非常に曖昧な理由で面接に合格してしまうため、本来採用するべき人物像とずれていることも多く、結果としてミスマッチが起きやすいということも考えられます。
後でお互いに合わないってことに気がついて、余計に大変な思いをするってことも大いに考えられますね。
それくらい採用時のマッチングは大事なのです。
顔採用まとめ【見た目が良いことのメリット・デメリット】
あくまでも面接官は人間。そして、人は錯覚する生き物なのです。
見た目の印象で、勝手に期待感があがったり、自分が好きなタイプの異性だと合格出したくなったり・・・。
そんなことは当たり前なのです。世の中は全く公平ではないのです。
ただ、イケメン・美人であることは説明したようにメリットデメリット。改めてまとめると以下のような感じです。
【メリット】
- 見た目の良さが会社の利益に直結する場合が多い
- 面接官を虜にできる
【デメリット】
- 扱う商品によっては不利になる
- ハードルが上がってしまう
- 同性の面接官に敵視されることもある
- ミスマッチしやすい
まぁ世の中、イケメンでも美人でもない人の方が圧倒的多数。
そして、見た目というのは一つの武器にすぎません。それ以外にも武器はたくさんありますよね。
ルックスのような先天的なこと気にしているよりも、自分のあるがままの姿を直視し、自分自身の魅力を整理し、自己PRを考える方が絶対に生産的です。
見た目はどうあがいても今すぐ変えられるものではないですからね。
今回は、かなりデリケートな話題に触れましたが、疑問は解決されましたでしょうか。
結論としては、顔採用はある。だけど、イケメン・美人であることは一長一短だから、いちいち気にしても仕方ないということです。
では、今回は以上です。
ご参考いただけると幸いです。