グループディスカッション

フェルミ推定攻略のための5つのコツと面接官の評価ポイント徹底解説

グループディスカッションや面接で出される課題の中でも、答えを導き出すのが非常に難しい「フェルミ推定」。

苦手意識を持つ方そもそも何を答えたらいいのかさえわからない方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな方々に向けて、

フェルミ推定を攻略するためのコツと、そもそもフェルミ推定を就活生にさせることで面接官が何を見ているのかということについて解説します。

まずフェルミ推定って何って所から簡単に説明していきます!

フェルミ推定とは

フェルミ推定とは、例えば「日本にあるコンビニの数は?」というように、一般的に調べるのが難しいような事柄を、いくつかの手がかりを元に、論理的に計算するようなことを指します。

お題につかみどころがなく、面接やグループディスカッションなどの現場でいきなりお題としてフェルミ推定が出されるとパニックになって頭がフリーズしてしまうこともしばしば。

しかし逆に考えれば、ここを攻略することができれば、ライバルとは大きな差をつけることができるでしょう。ではまずはフェルミ推定で面接官が何を見ているのかを知っておきましょう。

フェルミ推定で面接官が見極めようとすること

フェルミ推定というのは、実は面接官にとっても難度が高いものです。もしフェルミ推定をお題として出してきた面接官に対し、突然別のフェルミ推定のお題を振ったらきっと答えに苦しむに違いありません。(絶対にやったらダメですよ!)

フェルミ推定とはそのように誰にとっても難しいものなのです。そのため、素晴らしい解法と完璧な正解を求められているワケではないケースがほとんどです。実際に面接官がフェルミ推定を通じて見たいものは、概ね下記項目にまとまります。

・機転が利くか。

・論理的にものを考えられるか。

・諦めて投げ出さないか。

・自信もって堂々と話せるか。

重要なのは正解にこだわることではなく、面接官が合格を出したくなる上記の振る舞いをすることです。(正解なんて面接官だってわからないんです。)

この中で、「諦めて投げ出さずに」、「自信もって堂々と話すこと」は意識を変えればできると思いますが、やはり難しいのは、「機転を利かせて」、「論理的に答えを導き出すこと」でしょう。

しかし、そこで諦める必要はありません。フェルミ推定にはセオリーがあります。

もちろん練習は必要ですが、セオリーに従った流れで考えることができれば、面接官からは、「機転が利いていて」「論理的に考えられている」という印象を持ってもらいやすくなります。

それでは、その攻略のためのコツを解説していきます。

フェルミ推定攻略のための5つのコツ

1:お題を自分が把握できるレベルの単位に分解する。

正直、ここの分解の仕方がかなり難しい部分で、スムーズにできるようになるにはトレーニングが必要な部分かもしれません。ただまずは、とにかくお題を闇雲に考えるのではなく、「自分が把握できる単位に分解する」という考え方を知っておきましょう。

例えば、「日本全国のコンビニの数」をいきなり求めることは難しいですが、「自分の住んでいる地域にあるコンビニの数」という単位に分解すれば、解法の糸口がつかめます。

自分が住んでいる地域の面積あたりのコンビニの数がわかれば、日本全体の面積分のコンビニの数を導き出せますし、自分が住んでいる地域の人口あたりのコンビニの数がわかれば、日本全体の人口に対するコンビニの数を導き出せるでしょう。

1日のうちに日本全国で消費されるトイレットペーパーの長さも、男女それぞれで平均して1日で使う長さを大体概算できれば、日本全国の人たちが使う合計の長さを導き出すこともできるでしょう。

このように、まずは計算するものをまずは、自分で把握できる単位に分解しようと考えてください。まずそこから把握することで、ヒント解放の糸口がつかめてきます。

お題は自分が把握、予想できる単位に分解すること。

解答例)

日本のコンビニの数はいくつある?

日本のコンビニ数=自分が住んでいる地域のコンビニ数×(日本の人口/自分が住んでる地域の人口)

2:分解した要素は知識や自分の身近な手がかりから導く。

分解できたら、自分のもともと持っている知識身近な手がかりから答えを計算していきます。

特に特殊な知識は必要とせず、常識的な知識で構いません。例えば、日本の人口約1.2億とか日本の総面積と約38万平方kmとか、世界の総人口は約60億とか、その程度の知識があれば十分です。

身近な手がかりは、例えば自分の住んでいる地域の人口とか、コンビニの数とか、電信柱が生えている距離感とか、フェイスブックを日常的に使っている友達の数など、もちろん正確な数値などわかるわけありませんが、「多分これくらい」って感じで、なんとなく感覚で推理できれば十分です。

面接官の視点からすると、ここの数字の正確さは重要ではありません。そもそも正解なんて誰もわかりませんし、面接官は何も完璧な正解を出す力を見極めたいわけではないからです。むしろ、どんな項目を用いて算出しようとしたか、その項目や計算の仕方は妥当かなどの方が重要なのです。

ですから、自分の身近な手がかりに関しては「ざっくり」で構いません。

グーグルの入社試験で、路線バスにゴルフボールをいくつ詰めることができるかという問題もありました。本来玉の充填率とか複雑な計算式で計算をする方法もあるんですが、面接の現場でそんな複雑な計算をするのは非常に難しいわけです。

しかしこれも、自分が把握できるもののサイズに分解して考えることができます。

例えば、パチンコの玉を入れる箱。パチンコの箱に玉が約2000個入るということを知っているだけでも、答えの糸口が見つかります。

細かく答えまで書きませんが、バスの長さは3m×3m×7mくらい。パチンコの箱は20cm×10cm×5cmくらい。ゴルフボールの体積はざっくり10倍程度。と数をざっくり置いてしまえば、あとはそんなに難しくない計算で答えを導き出せるのです。

自分の感覚値で仮置きする数字はざっくりで構わない。

解答例)

日本のコンビニの数はいくつある?

日本のコンビニ数=自分が住んでいる地域のコンビニ数×(日本の人口/自分が住んでる地域の人口)

自分が住んでいる地域のコンビニ数=10

日本の人口=1.2億

自分が住んでる地域の人口=20,000人

3:答えの正しさよりもロジック優先で!

先述したように、面接官は答えの正しさを評価するわけではありません。むしろその答えの出し方や道筋がロジカルで理にかなっているかどうかの方が重要です。

例えば、「日本全国のコンビニの数を導き出す」場合、下記2つのアプローチをすでに紹介しましたが、この二つだとどちらがロジカルだと思いますか?

1:自分が住んでいる地域の面積あたりのコンビニの数から日本全体の面積分のコンビニの数を導く

2:自分が住んでいる地域の人口あたりのコンビニの数から日本全体の人口に対するコンビニの数を導く

答えは(もしかしたら割れるかもしれませんが)2の方が今のところ優勢だと言えます

なぜならばコンビニは顧客の売り上げで成り立ちます。そのため面積を基準に出店するわけではなく、おそらく商圏にお客様が何人程度いるかの方を重要視して出店するだろうからです。田舎と都会で全然面積あたりの人口密度が違いますから、ちょっと説得力に欠けるアイデアになってしまいます。

しかし一方で、1の方にも少し情報が加わるだけで理にかなった説明になります。

自分の住んでいる地域は、田舎でもなく都会でもなく、平均的な人口密度の街です。」と追加情報を設定することで、地域の面積を基準に考えても、そこには人口の要素も含まれており、2の方とも同じような結論になります。

少し難しい話かもしれませんが、正しい数字よりも、このようなロジックをいかに詰められるかが大事なのです。

もちろん「その考え方なら確かに概ねの数字がわかるなぁ・・・」と相手を納得させることがベストです。しかし、そんなロジックを短時間で構築するのは無理難題です。なので、少なくとも相手に「ん?なんで?」とはてなが浮かばないように、ロジックの道筋立てて説明することは意識しましょう!

正しい数字よりも、ロジック重視。説明する相手に「?」が浮かばないようにロジックを組み立てる。

4:諦めずに自分なりの答えを出す!

上記3つのコツのようにセオリーはあるものの、結局のところ面接やグループディスカッションの現場では、分解の仕方が思いつかなかったり、計算でテンパってしまったりすることが多いはずです。

しかし、仮に何も思いつかなかったとしても、「投げ出さずに、諦めずに、最後まで考え続ける姿勢」をアピールすることはできます。

先述しましたが、面接官だっていきなりフェルミ推定を出されたら答えられないものなんです。面接官もお題の難しさは十分に理解していますから、時間内に良い解法が思いつかず、答えが出せないなんてケースも十分に想定しているはずです。むしろその一問だけで頭の良さを判断するなんてこともナンセンスですし、そんなことできるはずがありません。

ですから、計算が出せなかったからといって諦めてはいけません。そこから最後までどれくらい粘るのかは必ず面接官に見られています

最後まで諦めず、どうしても出ない数字を無理やり仮置きしてでも、自分なりの答えを出すように努めましょう。

答えが出ないケースは想定済み。最後まで粘る姿勢を見せたもん勝ち。

5:導いた答えを堂々とプレゼンテーションする。

これは最後の砦です。たとえ論理がめちゃくちゃだったとしても、自信ありそうな雰囲気でプレゼンテーションするだけで、説得力は高まります

逆にめちゃくちゃ論理的に完璧な答えを出すことができても、プレゼンテーションに自信がなさそうであれば、説得力はなさそうに聞こえてしまいます。面接官も人ですから、プレゼンテーションの印象で評価が変わってしまうものなのです。

いくらフェルミ推定が得意でも、「これは完璧な答えだ・・・」って思えるような答えにたどり着くことなんてほとんどありません。実際は、答えに自信がないパターンがほとんど。誰だって自信ありません。なので、ほとんどの就活生は自信なさそうに発表してしまいがちですから、ここでライバルと差をつけるためにも、堂々とプレゼンテーションするようにしましょう。

ほとんどの就活生は自信なし。堂々とプレゼンするだけで印象が変わる!

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は就活生を悩ませるフェルミ推定を攻略する上でのコツ面接官が見ているポイントをお伝えしました。

面接官は概ね、機転が利くか論理的にものを考えられるか諦めて投げ出さないか自信もって堂々と話せるか、という視点で就活生を評価しています。それに対応してお伝えしたコツは、下記の通り。

1:お題を自分が把握できるレベルの単位に分解する。

2:分解した要素は知識や自分の身近な手がかりから導く。

3:答えの正しさよりもロジック優先で!

4:諦めずに自分なりの答えを出す!

5:導いた答えを堂々とプレゼンテーションする。

答えの出し方がわからない・・・と悩むことが多いフェルミ推定ですが、答えを出すことよりも、面接官にアピールすることが重要だということをぜひ再認識していただければと思います。

素晴らしい答えなんて出せなくても、要は合格すればいいのですから。

また、もっとフェルミ推定できるようになりたい!という方はぜひありとあらゆるお題をセオリーに当てはめて練習してみてください。今回は以上です!

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