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タメ口?敬語?グループディスカッションの言葉遣いのマナーを解説

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グループディスカッションでどういう言葉遣いにしたらいいかわからない!と悩んでいませんか?

グループディスカッションに参加する就活生はだいたい同じような歳の人が多く、大学院生の場合は、周りが年下ばかりということもあります。

たとえぎこちなくても敬語を話す方がよいのか、タメ口で自然に話した方がよいのか、一体どっちなんだー!と迷ってしまうこともありますよね。

そこで当記事では、グループディスカッションの言葉遣いのマナーについて、解説していきたいと思います。

当記事の目次

大前提マナー:敬語をつかいましょう

ポイント

大前提のルールを先に結論からお伝えします。

敬語を使った方が絶対に良いです。タメ口はオススメではありません。

社会人になると、特に初めて会う方には、年齢関係なく敬語を使うことが普通です。社内の同僚にも敬語を使う会社も多いです。

ということは、面接官は「敬語があたりまえ」という常識を持っているということです。その面接官から高評価を勝ち取りたいのであれば、その選考官の常識に合わせるべきです。

でなければ、せっかくいいパフォーマンスを出せても、もったいない評価になってしまいかねません。

では、その前提のもとで、グループディスカッションの言葉遣いのマナーを見ていきましょう!

グループディスカッションの言葉遣いのマナー

マナー一覧

一人称は「私」か「僕」

一人称は女性であれば「私」男性であれば「私」か「僕」がよいでしょう。

「うち」とか「俺」とかはNGです。

男性ですと、「私」よりも「僕」の方が自然でオススメです。

普段から「私」を使っている方であれば問題ないのですが、大半の男性の方は「私」を使い慣れていません。それでパフォーマンス落ちたらもったいないですよね。

それに社会人でも「僕」という方は多いため、「僕」という言葉に違和感を感じる方はほとんどいないでしょう。

相手は「さん」づけで呼ぶ

相手が年下でも年上でも、同じグループのメンバーのことは、「さん」付けで呼ぶようにしましょう。

呼び捨てはNG。「お前」などは言うまでもなくアウトです。

ちなみに「様」を使う必要はありません。

面接官に対しても「様」を使う必要はありません。「さん」で十分です。

尊敬語>丁寧語>>>タメ口

タメ口は基本的にNGですが、次に気になるのは、「尊敬語・謙譲語」か「丁寧語」か。

結論から言うと、「尊敬語・謙譲語」を綺麗に使えると印象としてはベストです。ただし、社会人でも、しっかり「尊敬語・謙譲語」を使える人なんてほとんどいません。

ですから、丁寧語であれば十分。「です」「ます」がしっかりついていれば大丈夫です。

【例】

「◯◯さんはどう思いますか?」(丁寧語)

「◯◯さんはどう思われますか?」(尊敬語)

この二つを比べても、そこまで印象は変わりませんよね。

「了解しました」(丁寧語)

「承知いたしました」(謙譲語)

これもそんなに変わりません。

ですから、この程度の差だと、相手からの印象値はそんなに変わらないということです。

自然に話せる方を優先してください。

ちなみに目上の人には、「了解しました!」は失礼な言葉遣いですから、面接官に対して使ってはいけません。面接官に対しては「かしこまりました」「承知いたしました」のどちらかを使うようにしましょう。

あとは、例えば、「〜〜っす!」のような、「丁寧語」を崩したような言い方はNGです。

【例】

「まじすか?」×

「本当っすか?」×

「本当ですか?」◯

「了解っす」×

「了解です」◯

やばい!はダメ

「やばい!」「やばくない?」という口癖がある人は要注意。できるだけ使わない方得策です。

「やばい」という言葉はいろんな状況を表すことができて便利です。

ただ「やばい」のニュアンスは同じ世代の人には伝わるかもしれませんが、世代の違う面接官には伝わりません。

つまり話の受け手によっては、何も言っていないのと同じなのです。

「やばいですね・・・」とつい漏れてしまう程度なら合否にそこまで影響はないでしょう。

アナウンサーなどではない限り、「やばい」という言葉自体はタブーではない企業がほとんどだとは思います。

しかし、あまりにも「やばい」の頻度が多いと、緊張感がないようにも見えますし、また語彙力が備わっていないように見えてしまうので、良い評価にはならないでしょう。

できるだけ「やばい」という言葉に逃げず、しっかりとした日本語を話そうと努力しましょう

関西弁の「でしょ?」と「〜ね」は東京ではタメ口です!注意!

関西弁の方は「それってあれでしょ?」「あれは違うでしょ。」などという言葉をよく発するかと思います。

この「でしょ」っていう言葉。

関西弁では、目上の人に話すときの敬語っぽく使われがちです。

しかし、標準語だと「でしょ」はタメ口になってしまいます。

また、「〜ね」も同じように関西弁では目上の人に話すときによく使う言葉です。

「僕ね、実はね、◯◯なんです。」「私ね、こないだね、◯◯なことあったんですけど・・〜〜」

この「ね」も標準語では、タメ口っぽいニュアンスになります。

方言なので仕方ないとは思いますが、残念なことにそれを知らない面接官もいます。

ですから関西弁の方は、標準語の面接官や、グループディスカッションのメンバーに対して、知らぬ間にタメ口を使ってしまって、相手をびっくりさせていることもあるのです。

特にグループディスカッションだと口調がラフになりがちですから、少し注意が必要な部分です。

さいごに

まとめのイメージ

今回はグループディスカッションでの言葉遣いのマナーを解説してきました。

とにかく基本的には敬語だということを知っておきましょう。言葉遣いは丁寧であればあるほど良いですが、丁寧さを意識しすぎて、結果としてぎこちなくなって実力が発揮できなくなっては本末転倒

タメ口は喋らないなど、最低限のマナーは守りつつ、あとは自分の力が発揮できる言葉遣いでぜひ合格を勝ち取ってください。

今回は以上です。

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