当記事では上記のような悩みにお答えします。
- 執筆者は企業の新卒採用支援に携わって10年
- 人事や経営者が何を考えているか熟知
- 就職エージェントサービスの責任者を経験
一次選考は就活の登竜門とも言われおります。僕も就活生の頃、一次選考がめっちゃ苦手でした・・・。
今から思うと、これからお伝えする「不合格になる理由」全て当てはまっていました。
というわけで、今回は、そんな僕の経験も踏まえて、一次選考に落ちまくって悩むあなたのために、理由や対策を書きます。
当記事の目次
一次選考に落ちる割合は?【大手と中小で異なります】
タイトルにも書きましたが、
一次選考で落ちる割合は平均して約50%程度
と言われています。
でも実は、大手企業と中小企業でかなり割合は異なります。
中小企業は就活生がなかなか応募してこないので、一次選考ではほとんど合格させて、企業が逆にアピールをしてくる傾向にあります。
また、人気の大手企業は人自体は集まりますので、一次選考でたくさん落としてしまう傾向にあります。7割〜8割くらい落ちる企業もあります。
なので、一次選考で落ちる割合は以下のようなイメージを持っておくといいかもしれません。
- 不人気・中小企業→10%〜20%落ちる
- 人気・大手企業→70%〜80%落ちる
では次に、一次選考に落ちる理由を解説します。
それを説明するにあたって、まずは企業が一次選考を開催する目的から解説していきます。
企業にとっての一次選考とは【目的は第一印象の足切り】
一次選考のやり方や目的は当然企業によって全然異なりますが、最も典型的なパターンで解説していきますね。
一次選考の目的=第一印象での足切り
一次選考は、最も多くの就活生が受ける選考です。
そのため、企業からすると、じっくり一人一人と話をして、質問して掘り下げ、潜在能力やキャラクターを見極めていく時間がありません。
面接官が見ることができるのは、せいぜい『第一印象』くらいです。
具体的には、以下です。
- ぱっと見の印象
- 清潔感
- キャラクターと社風のマッチ度
- 最低限のコミュニケーション力 など
一次選考内では物理的に見ることができないことが多いのです。
ただし企業からすれば、第一印象だけで人を不合格にするのはリスクでもあります。
だから、一次選考で、人を不合格にするのは、面接官としても、それなりにハードルがあるわけです。そこで以下のようなことが起きます。
一次選考には△評価が存在する!
第一印象がイマイチでも、合格の可能性を残せるように、一次選考には、通常△評価(オマケ合格)があります。
イメージはこんな感じ。
〇=合格!
×=不合格!
△=わからない、、、から二次選考以降で、上の人にしっかり見てもらおう。
つまり、△がある分、合格しやすいはずなんです。なのになぜ一次選考に落ちるのか。
一次選考で落ちる3つのよくある理由と対策
本来合格しやすい一次選考で不合格になる人には、考えられる理由が3つあります。基本的にどれかに当てはまっているはずです。
- 第一印象悪い。(清潔感や明るさなど)
- 緊張しすぎて、本来の力が出ない。話すのが苦手すぎ。
- 企業が求めているものを全く考えていない。
一つずつ解説しますね。
1:第一印象が悪い(清潔感や明るさなど)
人は第一印象で相手の55%の評価を決めると言われています。
つまり、以下のような人は、瞬間的に、直感的に、「この就活生はおそらくダメだ」と判断されてしまうということです。
- スーツがよれよれ
- フケが付いている
- 髪の毛がボサボサ
- 靴が汚い
- 姿勢が悪い など
対策
まずは、見た目を整え、清潔感あるルックスで面接に臨むようにしましょう。
第一印象をよくするためには、第一声の明るさ・気持ちのいい挨拶・笑顔も大事です。
この辺りは全て家で練習できるはずですから、苦手な方はぜひ鏡の前で練習してみてください。
2:緊張しすぎて、本来の力が出ない。話すのが苦手すぎ。
面接でもグループディスカッションでも、本当は優秀なのに、緊張して、本来の力が全く出ていないという不幸なパターンも考えられます。
対策
短期で対策できることとすれば、『緊張した際の切り返しを予め準備しておく』という方法です。
緊張した時に、うまくその緊張を生かして言葉を切り返すことができれば、場の空気が和み、緊張が緩和されたりします。準備しておくだけで済むので、対策としてはかなり楽です。
この辺りの詳細は下記に書いているので是非ご参照ください。
また、話すのが苦手な方も仕方ありません。人には得手不得手がありますから。
ただし、話すことがない職業はありません。ですから、話すのが苦手だとしても、まずは「話し方のコツ」を知り、「話す練習をする」ことをオススメします。
当サイトでも、効果的な話し方について解説していますのでぜひご覧ください。
3:企業が求めているものを全く考えていない。
企業には「採用したいターゲット像」があります。
それをまったく考えずに面接に臨むと、一次選考ですら大外しする可能性があります。
例えば、営業職を募集しているとします。
当然、人とのコミュニケーションをとる仕事。適性のある人間を採用したいと考えているとします。
ということを全く考えずに、就活生が「僕実は、人見知りで、話すことが苦手なんですよ・・・」なんてことを言ってきたら、採用しようと思うでしょうか。
面接官からすると、「なんでわざわざ自分が不利になることを言うんだろう・・・アピールする気ないのかな?あるいは何も考えてないのかな?」と捉えざるを得ません。
対策
対策としては非常にシンプル。
本当にその会社に入社したいのであれば、「その会社がどういう人を求めているのか」を考えて、「自分をそのターゲットに近づけていく」ことをオススメします。
一次選考で落ちる理由はプロに相談したら秒速でわかります
以上が一次選考で落ちる理由のあるあるですが、人によっては「どれも当てはまらない…」ということもあるでしょう。
「対策を打ってもなかなか改善されない…。」なんてこともあるかもしれません。
そんな時は、就職エージェントに申し込むのがおすすめ。
就職エージェントとは、無料で利用できる就職支援サービス。プロのカウンセラーがあなたにマッチした企業を選定して紹介してくれます。
また、個社ごとに面接対策もしてくれるので、未経験からでも就活がはかどり、内定率がぐっと高まります。
- 毎年何人もの就活生を相手にしているプロの知見がある
- 企業の面接官から不合格にした理由を直接仕入れてくれる
あまり就活生には知られていませんが、就職エージェントには他にもメリットがたくさん。
例えばこんな感じ↓
- 無料で利用できる
- プロを味方につけることができて心強い
- いつでも就活のアドバイスがもらえる
- 面接対策もしてくれる
- 紹介された企業を受ける必要はない(好きな企業を受ければいい)
- エージェント経由で合格したとしても入社する必要はない
とはいえ就職エージェントは世の中にたくさんありますので、プロの僕から見て、オススメの就職エージェントを掲載しておきますね。
一番の選択基準は、「知名度」と「実績」。
▼おすすめの就職エージェントサービス3選
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以下にこの3つをおすすめする理由などの詳細を書いた記事があります。
一次選考には合格のコツがあります。
まだ企業からじっくりと見て選考されない段階なので、良くも悪くも「ごまかしが効く」からです。
でも苦手な人が多いのは、一次選考のコツを理解している人が少ないのでしょう。
就職エージェントで早々にコツを掴んで、突破しましょう。
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