自己PRの書き方・例文

「器用貧乏」を逆に面接官にアピールする自己PRの作り方【例文付き】

器用貧乏」なみなさん!自分は特にできることがないということで、自己PRするネタに困っていませんか?確かに、能力に偏りがない分、「これだけは負けない!」というものがなく、面接で何を話すか悩ましいところかもしれませんが、実際は社会に出ると非常に活躍する可能性を秘めています。

そこで、当記事では、「器用貧乏」を逆にポジティブに捉えて、面接官にアピールするネタに変えてしまう方法を解説していきます!

さて、まずは器用貧乏な能力が会社でどのように生かされるのかについてみていきましょう。

器用貧乏は会社でどのように生かされる?

器用貧乏な方には、どのような長所があり、それらがどんな形で会社に生かされるのか見ていきましょう。

多様なコミュニティの価値観を理解している

器用貧乏は、幅広くなんでもこなすため、共通の話題を持てるコミュニティーが多くなります。例えば、麻雀クラブでも、サッカーのサークルメンバーとも、カラオケ好きの友達とも、英語を勉強している友人とも話が弾んだりするわけです。

多様な価値観を理解することで、顧客との共通の話題も作りやすくなったり、多くの人の視点に立てることで、多様な顧客ニーズを理解できます

好奇心が旺盛で知識欲が高い

熱しやすく冷めやすいという側面もあるかもしれませんが、逆にとらえると、常に好奇心旺盛で新しいものの吸収が早いとも言えます。

当然めまぐるしい勢いで変わりゆく社会に出れば、常に知識のアップデートが必要となりますから、好奇心が強いということは社会に出ても武器になります。

能力が高く、バランスも良く、どんな仕事も任されやすい

そもそも、器用貧乏な方は、ありとあらゆるものを苦手としない適応能力の高さを持っています。能力に偏りもないため、会社の上司側からすると、仕事を任せるリスクが少なく、仕事を任せやすいのも特徴。

結果として、経験値を得る機会が多くなり、成長が加速化されます。

器用貧乏な人が向いている業種や職業

一つのことを突き詰める仕事よりも、幅広い顧客が相手で、幅広い知識を必要とする仕事のほうがマッチします。そのため、コンサルティング会社や、人材系の会社マーケティングの会社などは相性が良いでしょう。

職業で言えば、一つのお客様とずっと関係を深めるルート営業職よりも、新規開拓営業や、幅広い知識が必要とされるマーケティング職などで能力を活かせます。(ただし、新卒からマーケティング職を募集している会社は少ないです。)

他にない総合的な能力なので、「器用貧乏だから・・・」といって自信をなくすのではなく、逆に自信満々に自己PRしていきましょう。

では次に「器用貧乏」を題材に自己PRする際に、大事にしたいポイントをお伝えします。

器用貧乏の自己PRを作る際のポイント

ポイント

「器用貧乏」をそのままアピールすると、「私はなんでもできます!」という自己PRになりがちで、傲慢な響きになってしまい、少しもったいない印象に。なので、あくまでも器用貧乏の短所を把握していた上で話しているということを相手に印象付けることがポイントです。

また他の自己PRと違って、器用貧乏でのアピールは、あくまでも総合力としてのアピールになるので、強みが会社でどう生かされるのか、少し面接官にとってもわかりにくいのも特徴。なので、器用貧乏が会社に入ってから、どう生かされるのかということについて、具体的に想定して話すことで、相手がイメージしやすいように準備していきましょう。

傲慢な印象にならないよう、器用貧乏の短所を把握した上で、アピールを行っているという印象を相手に与えること。

器用貧乏が会社に入ってからどう生かされるのか、具体的に相手がイメージできるように話すこと。

では、自己PRをつくっていきましょう。

器用貧乏をアピールする自己PRのための3つのステップ

自己PR攻略のための3つのステップ

STEP1:結論
STEP2:強みが活かされた経験(エピソード)
STEP3:企業で強みをどう活かすか

自己PRの基本ステップについては以前の記事で詳しくまとめていますので、まだ読まれていない方はそちらからどうぞ!

それでは、各STEPごとに見ていきましょう。

STEP1:結論

結論を述べる

まずはシンプルに結論から伝えるようにしましょう!最初に結論から話すことで、あなたが言いたいことの全体像が面接官に伝わりやすく、話しているあなたの話もぶれにくくなります。

また「器用貧乏」という言葉はネガティブな意味を持ちます。なので、ここで「私の強みは器用貧乏です」というのは少し日本語的におかしいので、わざわざ貧乏をつける必要はありません。

私の強みは「器用さ」です。という表現をすることで、自然になります。

【例文】
私の強みは、器用さです。

キャッチコピーで自己PRを差別化しよう

「器用さ」で自己PRをするライバルは多いと考えられます。そこで、キャッチコピーなどで工夫をして印象を強めましょう

【例文】
私の強みは、どんなことだって吸収できる器用さです。

私の強みは、どんなジャンルのことでも、そつなくこなす器用さです。

いかがでしょうか、少し表現を変えるだけで単純に「器用さが強みです」というよりも印象に残りやすくなった気がしませんか?面接官も人間ですから、こういうちょっとしたことで印象が変わったりするので、ぜひ工夫していきましょう!

なお、面接官に響かせるキャッチコピーの作り方は下記記事でまとめました!ぜひそちらをご覧ください。

STEP2:強みが活かされた経験(エピソード)

自己PR攻略のための3つのステップ

さて、結論を述べたあとは、これまであなたの「器用さ」が最も活かされた時のエピソードを話しましょう。強みが活かされた経験の話は、面接官に対して、あなたが器用であることの根拠を示すことができます。

 

話の構造

オーソドックスな話の構造としては、

「何か課題となる状況がある」
「器用貧乏がいかされる」

「成果が出る」

という順番でお話しするとよいでしょう。

1:何か課題となる状況がある

課題

器用さを発揮するための前提となるパートです。特に状況は問いませんが、何か課題を解決したり、目標を達成したりするストーリーがエピソードとしてはわかりやすいものとなります。

【例文】
この強みが生かされたのは、居酒屋のアルバイトで販促戦略を店長と一緒に考えたときのことです。

2:器用貧乏が生かされる

いかされる器用貧乏

器用さを発揮するパートです。器用貧乏であることは先述したように多くの長所があります。

多様なコミュニティの価値観を理解している

好奇心が旺盛で知識欲が高い

能力が高く、バランスも良く、どんな仕事も任されやすい

この中のどれかでもいいですし、それ以外でも構いません。ただ、傲慢に聞こえないような表現に気をつけましょう。「特段秀でたものはないタイプですが・・・」などを枕詞として使うだけで印象は変わります。

ただ、あくまでも自己PRの場であることは忘れてはなりません。誤解を防ぐために謙虚な表現は行うものの、自分の能力に自信を持って、堂々とお話ししてください。

【例文】
わたしはこれといってなにかが秀でていないタイプですが、好奇心旺盛で色んなことに幅広く時間をかけてきたので、勉強が好きな人たちのコミュニティ、スポーツをする人のコミュニティ、アイドル好きのコミュニティ、ダンサーのコミュニティなど、様々な属性のコミュニティに属しており、そのため様々な人の気持ちや行動特性を理解していました。

なので、お店がどのターゲットを狙って、なにを提供していくのか、どういうキャンペーンを打つのかということを考える際に、その感覚がとても役立ちました。

アイドル好きのために、地下アイドルをお店に呼んで、アイドルコラボメニューを頼むと、一緒に写真を撮れるサービスを行ったり、テニスサークル向けに試合後のコンパの際に、店を利用してもらうために、サークルの幹部にコンパ貸切割引予約のチラシを配ったり色んな施策を提案できました。

3:成果が出る

成果出る

「器用さが生かされた」成果を語るパートです。ちなみに選ぶエピソードとしては、できるだけ「良い成果」がでたものを選びましょう。

傲慢さが出ないように表現は気をつけるものの、あまりに謙虚になりすぎてしまっては、逆に面接官からすると「なぜこの話にしたんだろう。本当にアピールする気があるのかな・・・うちに入りたいと思ってるのかな」と不安にしてしまうことだってあります。

自己アピールしようと必死になる姿を見せることも大事です。都合よく成果が出た話くらいがちょうどいいと考えてください。

【例文】
提案した企画は大盛り上がりで、店の売り上げにも大きく貢献することができました。店長からはすごく感謝されましたし、何か新しい反則を考える時にいつも頼ってもらえるようになり、その分たくさんの経験を踏むことができました。

STEP3:企業で強みをどう活かすか

自己PR攻略のための3つのステップ

STEP1の結論部分で話したあなたの強みを、STEP2のエピソードで根拠付けたあとは、その強みが企業でのどんな活躍につながるかを語りましょう。

自己PRはあくまでも「私は御社で活躍できますよ」というアピールですから、ある意味自己PR全体の中でここが一番大事です。

ここまでの話は、すべてこのSTEP3のためにあるといっても過言ではありません。

ここで重要なのは、2つです。

1:相手の企業の仕事をしっかりとイメージしていること。

2:あなたの強みがなぜその仕事に生かされるのかの理由を話せていること。

まずは自分が応募している仕事がどんな仕事で、どういう力が求められているかをホームページや説明会での話などから情報収集しましょう。

そしてあなたの強みがその仕事にて活躍するために、どう生かされるのかをイメージしてから、話の構成を考えましょう。

また、特に「器用貧乏」でのアピールは総合力としてのアピールになりがちで、それがどう会社で役に立つのか、説明なしでは曖昧に聞こえてしまいます。なので、できるだけ「どう会社で強みが生かされるのか」具体的に話すことが重要です。

【例文】
わたしは御社の営業職を希望しておりますが、御社の営業職は新規開拓が多く、営業現場では体力、知力、瞬発力、熱意、プレゼン力など幅広い能力が求められることから、器用さが生きて来ると思います。

また顧客との関係を築いていく際には、幅広い経験により、相手との共通点をたくさん見つけられることもプラスに働くと考えております。

器用貧乏という言葉もありますが、なんでもできるジェネラリストとしての長所を生かして、御社の営業職として貢献していきたいと考えております。

ポイントまとめ

まとめのイメージ

いかがでしたでしょうか。自己PRでは、結論→エピソード→企業としてどう活躍できるか。と話すことで効果的に面接官にアピールすることができます。

また「器用貧乏」というテーマにおいては、非常に多くの長所があるがために、傲慢だという誤解を相手に与えないようにすることと、会社でどう生かされるのか曖昧なイメージになりがちなので、具体的に強みがどう生かされるかを面接官に伝えることがポイントです。

あとは、なにより「自分なんて個性がないし・・・」なんて卑屈にならず、むしろ装具力という誰もが喉から手が出るほど欲しい能力を持ってるわけですから、自信持って、堂々と自己PRするようにしましょう。

傲慢にならず、自信持って、具体的に自己PRしましょう!

例文まとめ

私の強みは、なんでもできる器用さです。

この強みが生かされたのは、居酒屋のアルバイトで販促戦略を店長と一緒に考えたときのことです。

わたしはこれといってなにかが秀でていないタイプですが、好奇心旺盛で色んなことに幅広く時間をかけてきたので、勉強が好きな人たちのコミュニティ、スポーツをする人のコミュニティ、アイドル好きのコミュニティ、ダンサーのコミュニティなど、様々な属性のコミュニティに属しており、そのため様々な人の気持ちや行動特性を理解していました。

なので、お店がどのターゲットを狙って、なにを提供していくのか、どういうキャンペーンを打つのかということを考える際に、その感覚がとても役立ちました。

アイドル好きのために、地下アイドルをお店に呼んで、アイドルコラボメニューを頼むと、一緒に写真を撮れるサービスを行ったり、テニスサークル向けに試合後のコンパの際に、店を利用してもらうために、サークルの幹部にコンパ貸切割引予約のチラシを配ったり色んな施策を提案できました。

提案した企画は大盛り上がりで、店の売り上げにも大きく貢献することができました。店長からはすごく感謝されましたし、何か新しい反則を考える時にいつも頼ってもらえるようになり、その分たくさんの経験を踏むことができました。

わたしは御社の営業職を希望しておりますが、御社の営業職は新規開拓が多く、営業現場では体力、知力、瞬発力、熱意、プレゼン力など幅広い能力が求められることから、器用さが生きて来ると思います。

また顧客との関係を築いていく際には、幅広い経験により、相手との共通点をたくさん見つけられることもプラスに働くと考えております。

器用貧乏という言葉もありますが、なんでもできるジェネラリストとしての長所を生かして、御社の営業職として貢献していきたいと考えております。

どうぞよろしくお願いします。

こちらの例文は2〜3分程度で会話の中でお話しする前提の長さなので、尺や履歴書のフォーマットに合わせて分量は調整してください。

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