就活でも生かしたい!どうすれば、効率的に自己PRできるだろう?
今回はそんな就活生の悩みに答えます。
- 執筆者は企業の新卒採用支援に携わって10年
- 人事や経営者が何を考えているか熟知
- 就職エージェントサービスの責任者を経験
まずはストイックさが社会でどう活かされるかを見ていきましょう。
当記事の目次
ストイックは社会でどう生かされるか
社会に出ると、下りエスカレーターを登っていくようなものだと言われています。
社会では、頑張っている人ばかり。
そんな中で、何もしなければ当然追い抜かれていくし、他の人と同じように頑張ってちょうど同じ位置をキープできるくらい。
競争に勝っていくには、他の人よりも数倍努力して、スキルアップしていく必要があるのです。
しかし、お金を持って、自由になって、行動の幅が広がる社会人は同時に誘惑が多いのも事実。そこでいかにストイックに頑張れるかが社会では問われます。
ストイックでの自己PRがマッチする業種や職業は?
ストイックさは業種・規模・職種問わず、どんな会社でも、社会人としての重要なスタンスなので、どんな状況でも自己PRのネタとして使えます。
ストイックでの自己PRを考える際の3つのポイント
ストイックでの自己PRを行う上で重要なポイントが3つあります。
- ライバルとの差別化が重要
- 信ぴょう性を高めること
- 面接の現場での印象との整合性
それでは一つ一つ解説してきましょう。
ポイント1:ライバルとの差別化が重要
「ストイック」というネタは、「努力家」「忍耐力」など言い方を変えて、多くの就活生が自己PRとして使うため、埋もれてしまいやすくなるネタです。
そのため、表現方法や独自の経験を語ることで、ライバルと差別化していくことが重要となります。
ポイント2:信ぴょう性を高めること
自分は「ストイック」だという話って、言うだけなら誰でも言えてしまいます。
そのため、面接官にも、簡単には信用されません。
「ストイック」だということについて信ぴょう性を高めるためにも、本当に体感したあなただからこそ語れる強み(ストイックさ)が生きたエピソードを具体的に語ることが重要です。
ポイント3:面接の現場での印象との整合性
いくら自分がストイックだと伝えたところで、現場での見た目が非常にだらしなければ、全く説得力のない話となってしまいます。
服装、体型、話し方、表情などにも気を配り、面接官への印象と「ストイック」だという表現のイメージとの整合性を意識しましょう。
「ストイック」の自己PRの仕上げ方は2通りある
ストイックというネタでの自己PRを考える方法ですが、実は2通りあります。
- 自分で考えて作る
- 就職エージェントを活用してプロと一緒に作る
就活エージェントとは、就活のプロがあなたとの面談を通じて、「就活力アップの支援」と「あなたの条件に合う企業探しの代行」を無料で行ってくれる超便利サービス。
理由は以下。
- 自分で作るのは、「第三者視点」と「人事視点」が欠けるために難しい。
- プロから意見をもらいながら自己PR作った方が時短になる。
- 実際に企業との面接で自己PRをした反応のフィードバックがもらえるため改善ができる。
- そもそも完全に無料なので、使わない手はない。
「え・・・絶対そっちの方がいいじゃん・・・!」って思った方は、あーだこーだ自分で考える前に、まっさらの状態で就職エージェントに申し込んだ方が早いです。
ちなみに僕もエージェントで働く人間ですが、下記に同業者の僕がオススメする就職エージェントを紹介していますので、よければご参考ください。(自分の会社は紹介しません笑)
そして、ここからは具体的に「ストイック」という強みでの自己PRの作り方に入っていきます。
なので、やっぱり自分で自己PRを作りたいという方は以下読み進めてくださいませ!↓
ストイックで自己PRを行う上での4つのステップ
それが下記です。
面接官は、あなたの自慢話を聞きたいわけではなく、あなたが会社に入って活躍できるかどうかを知りたいがために、あなたに自己PRを求めるわけです。
そのためにも、自己PRを作る際は下記の流れを意識しましょう。
1:結論
私は●●という強みを生かして、御社に貢献できます。
2:理由
理由は〜〜〜からです。
3:具体例(エピソード)
実際に〜〜な経験があります。
4:結論(まとめ)
私は●●という強みを生かして、御社に貢献できます。
PREP法というビジネスでも用いられる「説得力を高める構造」にもなっています。
PREP法とは、「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論」の順番で話すことで、論理的に主張を伝えることができるフレームワークのこと。
就活では、「企業側はあなたの強みには興味がない」と考えたほうがいいでしょう。関心があるのは、あなたを採用するメリットがあるかどうかだけです。
自己PRを作る際の基本ステップについての詳細は下記の記事でまとめていますので、もっと詳しく知りたい方はどうぞ!
まずは例文から見てみましょう。
ストイックの自己PR例文
(結論)
私は「ストイック」という強みを生かして、御社に貢献することができます。
(理由)
というのも、私は営業職を志望しておりますが、社会に出て行動が制限されない中で、多くの知識を必要とされる営業として成果を出すためには、欲をコントロールして、努力を続ける必要があると考えるからです。
(具体例)
私は、ボルダリングに打ち込んできましたが、毎日1日も欠かさず筋トレをし、食事制限をし続けることで、自分の目標を達成し続けてきた経験があります。
もちろん友人は自由に楽しそうに遊んでるのを見て、羨ましいと思うこともありましたが、楽したい気持ちをぐっと抑え込んでトレーニングを続けてきました。
結果として、県大会で上位入賞を果たした実績もあります。
(まとめの結論)
私は、自分のストイックさを生かし、誰よりも勉強して、誰よりもスキルアップして、営業力を高め、目標数字を達成し続ける営業として、御社に貢献します。
どうぞよろしくお願いします。
それでは、各STEPごとに見ていきましょう。
STEP1:結論
(結論)
私は「ストイック」という強みを生かして、御社に貢献することができます。
最初に結論から話すことで、面接官も話の全体像を掴みやすく、話をわかってもらいやすくなります。
ポイントは、「強みは●●です。」ではなく、「貴社に役立てることができます。」と、相手メリットを結論にしているところです。
「ストイック」の自己PRの印象をキャッチコピーで強化しましょう
「ストイック」や同じようなニュアンスの「努力家」などというネタで自己PRをしようとする方は非常に多く、他者とどう差別化して面接官の印象に残すが重要となります。
なので、結論の部分にてキャッチコピーを使って面接官からの印象を強めるというのも手です。
私の強みは、やると決めたら達成するまで努力を続けるストイックさです。
私は、ミスターストイックです。
いかがでしょうか、少し表現を変えるだけで単純に「ストイックが強みです」というよりも印象に残りやすくなった気がしませんか?
面接官も人間ですから、こういうちょっとしたことで印象が変わったりするので、ぜひ工夫していきましょう!
なお、面接官に響かせるキャッチコピーの作り方は下記記事でまとめました!ぜひそちらをご覧ください。
STEP2:理由
(理由)
というのも、私は営業職を志望しておりますが、社会に出て行動が制限されない中で、多くの知識を必要とされる営業として成果を出すためには、欲をコントロールして、努力を続ける必要があると考えるからです。
ポイントは、以下です。
1:相手の企業の仕事をしっかりとイメージしていること。
2:あなたの強みがなぜその仕事に生かされるのかの理由を話せていること。
まずは自分が応募している仕事がどんな仕事で、どういう力が求められているかをホームページや説明会での話などから情報収集しましょう。
そしてあなたの「ストイックである」という強みが、どう生かされるのかをイメージしましょう。
STEP3:具体例(エピソード)
(具体例)
私は、ボルダリングに打ち込んできましたが、毎日1日も欠かさず筋トレをし、食事制限をし続けることで、自分の目標を達成し続けてきた経験があります。
もちろん友人は自由に楽しそうに遊んでるのを見て、羨ましいと思うこともありましたが、楽したい気持ちをぐっと抑え込んでトレーニングを続けてきました。
結果として、県大会で上位入賞を果たした実績もあります。
さて、結論を述べたあとは、これまであなたの「ストイックさ」が最も活かされた時のエピソードを話しましょう。
強みが活かされた経験の話は、あなたがストイックな人材であることの根拠になり、信ぴょう性を高める役割を果たします。
オーソドックスな話の構造としては、下記のような順番でお話しするとまとめやすいです。
- エピソード概要
- 詳細
- 成果
日本は謙虚さが重んじられるため、人によっては、良い成果を話すことに抵抗があるかもしれません。
しかし、これはあくまでも自己PRです。
もし謙虚になりすぎて、成果が出てない話などをしてしまうと、面接官からすれば「なぜこの話をしているんだろう。アピールする気ないのかな・・・」と不安に思ってしまいかねません。
素直に都合の良い成果の話をするのも、志望度を相手に伝えるという意味では重要なのです。
STEP4:まとめの結論
(まとめの結論)
私は、自分のストイックさを生かし、誰よりも勉強して、誰よりもスキルアップして、営業力を高め、目標数字を達成し続ける営業として、御社に貢献します。
どうぞよろしくお願いします。
ポイントは、最初の結論とは少し異なる言い方をすることです。
上記の例のように、冒頭の結論はシンプルにまとめて、後半の結論は少し具体性を持たせて書くといいでしょう。
ストイックでの自己PRの例文まとめ
自己PRで「ストイック」をアピールする上で重要なのは3つです。
- ライバルと差別化できていること
- 信ぴょう性を高めること
- 面接の現場での印象との整合性
例文をつなげると以下です。
「ストイック」での自己PRの例文まとめ
私は「ストイック」という強みを生かして、御社に貢献することができます。
というのも、私は営業職を志望しておりますが、社会に出て行動が制限されない中で、多くの知識を必要とされる営業として成果を出すためには、欲をコントロールして、努力を続ける必要があると考えるからです。
私は、ボルダリングに打ち込んできましたが、毎日1日も欠かさず筋トレをし、食事制限をし続けることで、自分の目標を達成し続けてきた経験があります。
もちろん友人は自由に楽しそうに遊んでるのを見て、羨ましいと思うこともありましたが、楽したい気持ちをぐっと抑え込んでトレーニングを続けてきました。
結果として、県大会で上位入賞を果たした実績もあります。
私は、自分のストイックさを生かし、誰よりも勉強して、誰よりもスキルアップして、営業力を高め、目標数字を達成し続ける営業として、御社に貢献します。
どうぞよろしくお願いします。
字数とか尺に制限がある場合は?
1分以内にプレゼンせよってパターンとかもどうしたらいいの?
こちらの例文は2〜3分程度で会話の中でお話しする前提の長さなので、尺や履歴書のフォーマットに合わせてボリュームは調整してください。
以下に尺別、用途別の自己PRのテンプレートをまとめています。
その他、いろんな強みで自己PRを考えてみたい方は、下記の記事をご覧ください!様々な自己PRの例文が詰まっていますので!
自己PRができたらまずは企業の反応を見てみましょう
自己PRができたものの、本当にこのエピソードは企業に響くのか?という心配はありますよね。
その心配は、スカウトサイトに自己PRを登録すると解決できます。
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でも・・・スカウトサイトって、どのサービスがいいの?
スカウトサイトってどんなサービスがあるの?
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なかなか自己PR作成が進まない方は他人にアドバイスをもらいましょう
他人からアドバイスをもらうのは、以下のような方法があります。
- 自己PRの例文を徹底的に見る
- 友達とか親に聞いてみる
- 就職エージェントに相談する
下記に当サイトの強み別に分けて例文を用意していますので、読むと参考になるはず。(旧自己PR版から工事中です)
また、友達とか親に聞いてみると、自分で考えているものとは全然違う強みが見つかるはずですよ。
さらに、就職エージェントを利用して、専門的なプロから無料で自己PRのアドバイスをもらう方法もあります。
就職エージェントも無料で利用できます。下記にまとめていますので、興味ある方はどうぞ。