マラソンに明け暮れた学生時代。せっかくなら就活に生かしたい!でもどうやって自己PRに生かせばいいかわからない・・・と悩んでいませんか?
実はマラソンは自己PRのネタの宝庫です。
それにマラソンや、ランニングを趣味としているビジネスマン、経営者は多く、特に面接の場で共通の趣味の話題として盛り上がることだってあるかもしれません。
しかし、単純に「マラソンをやっています」と伝えるだけで、面接を合格するわけではありません。
自己PRにはセオリーがあり、そのセオリーに沿ってマラソンを自己PRにうまく生かすからこそ、面接官の心をつかむことができるのです。
というわけで、今回は、「マラソン」に明け暮れた学生生活を、自己PRに生かし、面接官の心をつかむためのポイントやコツを解説していきたいと思います。
当記事の目次
効果的に自己PRを行うためのコツ
自己PRに盛り込むべき要素は3つです。
まずは、「何が強みなのか」という結論。そして、その強みを根拠づける具体的なエピソード。最後に自分の強みをどのように企業で生かし、貢献しようと考えているのか。
この3つの要素を入れて自己PRすることで、面接官に過不足なく情報を伝えることが可能となります。
1:結論
2:強みが活かされた経験(エピソード)
3:強みを会社でどう活かすか
この3つの要素を使った自己PRの正しい作り方については、下記に詳細をまとめていますので、自己PRのセオリーがよくわらかない!という方は是非ご一読ください!
「マラソン」ネタを使った自己PRの作り方【例文つき】
さて、それでは「マラソン」というネタからどういう強みをアピールできるのか、例文付きで解説していきたいと思います。
ストイックさ
マラソンはまさに自分との戦いです。コツコツと努力し、少しずつタイムを上げていく。そんなストイックさがなければマラソンを続けることはできないはず。
社会に出ると、ストイックさが求められるシーンは多々あります。
攻略法なんてないなかで、目標に向かって1歩ずつコツコツと成果を積み上げていく、あるいはスキルアップするためにコツコツ勉強する。気分が乗らない日も、テンションが上がらない日も、コツコツ自分との戦いに勝ち続ける。
そういうストイックさがあるからこそ、ライバルと差をつけることができ、成果を高めることができるのです。企業にとっては、業種業界問わず、従業員には持っていてほしいスタンスです。
ストイックさの自己PRの作り方については下記に詳細をまとめていますので、興味ある方は是非ご一読ください。
【例文】
私の強みはストイックなところです。
私の強みが活かされたのは、学生時代に没頭したマラソンです。マラソンというのは、本当に自分との戦いで、日々コツコツと努力したことがタイムに直結するスポーツです。
私は、雨の日も風の日も、体調がすぐれない時も、とにかく1日たりとも欠かさずトレーニングを続けることで、少しずつタイムを縮め、3.5時間でフルマラソンを走りきれるようになりました。・・・
メンタルの強さ
くじけずにマラソンに向き合い続け、没頭できたあなたは、きっとメンタルも強いはず。
タイムを縮めるためのトレーニングもそうですが、マラソン中も自分との戦いです。
ペースを落としたい・・・ここで止まりたい・・・しんどい・・・いろんな思いが錯綜する中で歯を食いしばってゴールを目指す強靭な心が求められます。
社会に出ても、いいことばかりではありません。おそらく嫌なことの方が多く、うまくいかないことの方が多いのでしょう。新入社員の最初の方は特にそうです。
そんな中、成果を出せる人材になるためには、どれだけうまくいかなくても、心が折れることなく、愚直に自分を成長させ、仕事を続け、少しずつでも成果を積み上げることができるかどうかにかかっているのです。
継続的に成果を高めるために、非常に重要な能力だといえるでしょう。
「メンタルの強さ」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめていますので、メンタルの強さで勝負をしたい方は是非ご一読ください。
【例文】
私の強みは、メンタルの強さです。
私の強みが活かされたのは、学生時代に没頭したマラソンです。
マラソンはまさに自分との戦いで、走ってる途中になんども心がくじけそうになりますし、体も痛くなってきます。そんな中、私は学生時代に参加したすべてのレースで完走し、常にタイムを縮めてきました。・・・・
目標達成力
「マラソン」は、目標達成力も培われます。
完走するためには、ゴールを目指して、体力を配分して、ペースを考えながら、途中で軌道修正しつつ、走り抜けることが必要になります。
また、タイムを縮める時は、目標タイムに向けての計画的で愚直なトレーニングが必要になります。
これらすべて、ビジネスで目標を達成するために必要な能力です。
どんな企業も、どんな職種でも、ビジネスには目標があります。その目標を達成することで企業は成長していくのです。
目標を達成するためのプロセスをなんどもマラソンで経験しているあなたのスキルは、どんな企業でも欲している能力です。
自信持ってアピールしましょう。
「目標達成力」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめていますので、目標達成力で勝負をしたい方は是非ご一読ください。
【例文】
私の強みはマラソンで培われた目標達成力です。
私は学生時代ずっとマラソンに没頭しておりました。タイムを縮めるために、今自分に何が足りないのかを分析し、必要なトレーニングを計画的に行ってきました。
また、マラソンを走っている途中でも完走という目標に向かって、軌道修正しながら自分のペースを配分し、参加したすべてのレースで完走を果たしました。
そのように、私は、マラソンのトレーニングやレースを通じて、なんども自分の目標に向き合い、達成するにはどうしたらいいかを考え続けてきました・・・・。
その他の強みをアピールする
ここで紹介させていただいた自己PRへの生かし方はほんの一例にすぎません。他にも、「負けず嫌い」な性格をアピールすることもできますし、「粘り強さ」をアピールすることもできますし、あるいは「忍耐力」をアピールすることもできるでしょう。
とにかく、マラソンひとつとってもいろんな角度からアピールができるということを知っておいてください。
重要なのは、自分にしっくりくる自己PRを行うこと。
自分がマラソンで培ったものは何なのか、どういう強みが生きたからこそマラソンに向き合うことができたのか、しっかりと振り返り、アピールできるネタを探しましょう。
様々な長所から探せる自己PR解説と例文は下記記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
「マラソン」でアピールする強みは詰め込みすぎない!
「マラソン」を使った自己PRを行う時に気をつけたいポイントは、たくさんアピールできるネタがあるからといっても、自己PRをする時はアピールしたいことを詰め込みすぎないことです。
自分を良く見せようとして、色々と話を詰め込みたい気持ちはわかりますが、詰め込みすぎても、面接官は覚えられませんし、何が言いたいかわからなくなってしまいます。
私の強みはマラソンで培ったメンタルの強さと、ストイックさと、目標達成力です。
というよりも、
私の強みは、マラソンに没頭し、常に目標を達成し続けることで培った「目標達成力」です。
といった方が同じくらいの文字数でも、言いたいことは絞られていて、結局印象に残りやすいんです。
「マラソン」はアピールできるネタがたくさん抽出できるからこそ、絞ることを意識しましょう!絞る強みは一つで十分です。その一つをとにかく輝かせましょう。
アピールする「強み」はひとつに絞りましょう!
自己PRができたらまずは企業の反応を見てみましょう
自己PRができたものの、本当にこのエピソードは企業に響くのか?という心配はありますよね。
その心配は、スカウトサイトに自己PRを登録すると解決できます。
スカウトサイトのプロフィールを書くと企業からの反応がわかり、自己PRが上達します。
スカウトサイトは、あなたのプロフィールを登録しておくことで、それを見た企業から「うちを受けないかい?」とスカウトされるサービスです。
ということは・・・
「あなたの強みや経験」に対し、企業がどんな反応をするか見ることができるってことです。
スカウトサイトは無料で使えるので、自己PRを磨くためにも、プロフィールをスカウトサイトに登録することをオススメします。
でも・・・スカウトサイトって、どのサービスがいいの?
スカウトサイトってどんなサービスがあるの?
結論から言うと、スカウトサイトは有名どころだけ登録すればオッケーです。
となれば、選択肢は以下の3択に絞れます。全部登録してもメリットはありますし、まずは一つからでも大丈夫です。
・OfferBox→就活生の4人に1人が登録するスカウトサイト。業界では圧倒的にナンバー1です。高品質な無料の適性診断AnalyzeU+を利用できます。アクティブユーザー数が多く、企業のスカウトに対するモチベーションも高いです。
・dodaキャンパス→穴場のスカウトサイト。運営企業は大手企業のベネッセなので安心です。JTBやmixiなど大手有名企業も参画しています。無料の適性診断ツールも利用できるので、自己PR作成に役立ちます。
・キミスカ→変り種ですが、有名です。他社の選考状況を登録することで、スカウトをもらえるという少し変わったサービス。有名企業の選考を進んでいる方にオススメです。
なかなか自己PR作成が進まない方は他人にアドバイスをもらいましょう
他人からアドバイスをもらうのは、以下のような方法があります。
- 自己PRの例文を徹底的に見る
- 友達とか親に聞いてみる
- 就職エージェントに相談する
下記に当サイトの強み別に分けて例文を用意していますので、読むと参考になるはず。(旧自己PR版から工事中です)
また、友達とか親に聞いてみると、自分で考えているものとは全然違う強みが見つかるはずですよ。
さらに、就職エージェントを利用して、専門的なプロから無料で自己PRのアドバイスをもらう方法もあります。
就職エージェントも無料で利用できます。下記にまとめていますので、興味ある方はどうぞ。