自己PRの書き方・例文

面白い自己PRで笑いをとると有利?面接官に直接聞いた本音教えます!

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就活生
就活生

自己PR面白い話をして、笑いを取りに行った方が、面接官の印象に残りやすくて有利なのかな?

人事の本音を知りたいな。

当記事では上記の悩みに答えます。

グループ面接で、隣の学生が非常に流暢に、しかも面白い自己PRをして、面接官から笑いをガンガン取っていたとしたら、確かに焦りますよね。

面接官も面白い自己PRの時の方が楽しそうです。

自分は全く面白い話を準備しておらず、笑いを取るのが苦手・・・あぁどうしよう・・・と追い込まれた経験がある方もいらっしゃると思います。

でも実際はどうなのでしょうか。「面白い」と確かに印象に残りやすいかもしれませんし、面接官もその場を楽しめます。しかし本当にそれが合格の理由に直結するのでしょうか。

さて、今回はそんな「自己PRは面白い方が有利なのか」という疑問について、数々の面接官から聞いた本音を紹介できればと思います。

まずその疑問についての結論から言います。「自己PRでは、面白い話をできる方が有利」です!まず理由からお話ししましょう。

当記事の目次

自己PRで面白い話をすると有利になる理由

自己PRで面白い話をすると有利になる理由

理由は以下の通り。

理由1:自分自身の緊張がほぐれる

笑いを取ることができると、面接会場の張り詰めた空気が一気に和みます。すると、話している側の緊張がほぐれるのです。

「アイスブレイク」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。空気の緊張を和らげるための手法です。実際に講演などをする著名人も、講演の序盤に笑いを用意し、アイスブレイクを行っていたりします。

自分のトークで笑いが取れることで緊張がほぐれると、ガチガチになって頭が真っ白になることもなく、自分の本来の力を発揮しやすくなるので、緊張している学生と比べると非常に有利な状況になります。

理由2:印象に残りやすい

面接官は、普段からうんざりするくらい多くの似通った自己PRを聞いています。その中で特別面白くて笑ってしまった自己PRなどについては、当然楽しかった思い出として、記憶に残りやすく、覚えておきやすいのです。

多くの就活生のライバルがいる中で、埋もれないというだけでも非常に有利です。

理由3:コミュニケーション力のアピールになる

笑いをとるというのは高度なコミュニケーションです。

面白い話をしても、話し方が面白くなければ、笑いは取れません。ましてや、あの張り詰めた面接の現場です。そこで笑いを取るのは普段友達を笑わせるよりも難しいはず。話し方や話すタイミング、話の構成などがうまく組まれているからこそ、笑いが起きるのです。非常に高度なスキルと言っていいでしょう。

また笑いを取れるというのは、社会に出てからも非常に強い武器となります。面接官に印象を残せるのと同じように、営業先のお客様にも印象を残せるのです。面白さは即戦力として活用できる重要な能力なのです。

自己PRで笑いを取ることで、この高度なコミュニケーションスキルをもつことの証明を現場で行うわけですから、それは当然有利に働くことでしょう。

面白い自己PRにはデメリットもある

でも、面白い自己PRにはデメリットもある

さて、ここまで読んで、「やっぱり面白い方が有利なのか・・・」と残念に思った方がほとんどだと思います。

でもこれまでのトークは「面白い自己PR」を非常にうまく使いこなせている人に限った話です。

面白い自己PRにはデメリットもあります。今から紹介するデメリットをうまく避け、メリットのみを享受できるほどトークスキルを持った就活生は、ほぼみたことありません。つ

まり皆さんが普段見ている、笑いをとる就活生のほとんどは、デメリットも受けてるということなのです。

ではどんなデメリットがあるというのでしょうか。

デメリット1:本当に伝えたい部分を伝えるのが難しい

笑いを取ることができると、確かに面接官の印象に残りやすいのですが、その印象というのはあくまでも「面白い子」という印象です。例えば、自己PRで自分の「協調性」を伝えようとしても、面接官にとっては「面白い子」という印象が先行してしまいがちになるのです。

笑いを取りながらも伝えたい部分を伝えて、相手の印象を操作するコミュニケーションスキルは非常に高度で難しいのです。

デメリット2:軽い印象になりやすい

面白い自己PRをすると、どうしても軽い印象になってしまいがちです。多くの就活生が真面目に固い表情で緊張しながら自己PRするわけですから仕方ないことですが、あなたの発言すべてが軽く思われてしまっては本末転倒ですよね。

面白い話をしながら、話にメリハリをつけ、軽い印象を与えずに、伝えたいことを伝えるというコミュニケーションスキルもまた高度で難しいスキルなのです。

結論=「無理に笑いを取る必要はない」

結論=「無理に笑いを取る必要はない」

面白い自己PRで笑いをとることの、メリット・デメリットを考えると、やはり高度なスキルを持ち合わせていない限りは、無理して笑いを取りに行く必要はないと思います。

自己PRの本質はあくまでも、「あなたがいかに会社の役に立てるのか」を伝えることですから、そもそも面白いかどうかという論点はずれているのです。

ただ、序盤に少し笑いが取れると、緊張がほぐれるという意味では、とても面接が楽になります。

毎回面接のたびに、緊張して仕方ないという方は、本題に入る前に「アイスブレイク」として、笑いを用意するのは一つの戦略かなと思います。

今回は以上です。