大学時代ははっきり言って遊びまくってしまった。でも、大学受験勉強は頑張った!だから自己PRに生かしたいけど、ちょっと思い出としては古いかなぁ・・・
なんて少し不安になっていませんか?
もちろん、大学で頑張ったことを教えてください!と言われて、「受験勉強」の話をするのは相手の質問に答えていないのと同じですからお門違いですが、「受験勉強」は十分に自己PRのネタとして通用します。
別に面接官は、大学時代に何をやっていたか知りたいのではありません。あなたが「会社で活躍できる人なのかどうか」ということだけを知りたいわけです。
つまり「受験勉強」の話を通じて、あなたが活躍できる人材であることをピールすることさえできれば、何の問題もありません。
というわけで、今回は、「受験勉強」を頑張った経験を自己PRに生かし、面接官の心をつかむためのポイントやコツを解説していきたいと思います。
当記事の目次
効果的に自己PRを行うためのコツ
自己PRに盛り込むべき要素は3つです。
まずは、「何が強みなのか」という結論。そして、その強みを根拠づける具体的なエピソード。最後に自分の強みをどのように企業で生かし、貢献しようと考えているのか。
この3つの要素を入れて自己PRすることで、面接官に過不足なく情報を伝えることが可能となります。
1:結論
2:強みが活かされた経験(エピソード)
3:強みを会社でどう活かすか
この3つの要素を使った自己PRの正しい作り方については、下記に詳細をまとめていますので、自己PRのセオリーがよくわらかない!という方は是非ご一読ください!
「受験勉強」ネタを使った自己PRの作り方【例文つき】
さて、それでは「受験勉強」というネタからどういう強みをアピールできるのか、例文付きで解説していきたいと思います。
目標達成力
「受験勉強」を乗り越え、ライバルとの受験戦争に勝ち抜くには、目標達成力が求められます。
自分は合格にいたるまで、何が足りないのかを分析し、ボーダーラインを越えるための計画を立て、愚直にその計画をこなしていく。
模試=定点観測により、自分の位置を確認し、軌道修正をかけ、受験本番までに自分の能力を高めていくわけです。
これはまさに、ビジネスでも目標を達成するために必要な能力です。
社会人になったらあなたも個人の目標を与えられその達成に向かって日々努力することになります。
そんな時、受験で一歩一歩自分の目標に向かって進み、達成するという経験は、再現性のある目標達成力としてあなたの力になっているはず。
是非自信を持ってアピールしてください!
「目標達成力」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめていますので、目標達成力で勝負をしたい方は是非ご一読ください。
【例文】
私の強みは目標達成力です。
その強みが最も活かされたのは、受験勉強の時です。私は、高校三年生になった時、A大学に行くと決め、今の自分に何が足りないのか、過去うけた試験を振り返り、自分の弱点を分析しました。
そして、自分の弱点を埋めるために、毎日の勉強のカリキュラムを決め、毎日毎日愚直にこなし続けました・・・・。
真面目さ
受験戦争に勝ち抜いたあなたは、気が乗らない日も、体調が悪い日も、己との戦いに勝ち続け、コツコツコツコツと毎日勉強し続けたはず。
今やるべきことに、全力で取り組むその真面目な姿勢は、ビジネスでも当然生きてきます。
社会に出ると、いろんな誘惑があなたを待っています。あなたは完全に独立した人間として、自由になり、学生時代とは違ってお金もある状態。
そんな誰からも命令されず、自由な状態になるからこそ、真摯に今自分がやるべきことは何かを考え、愚直に取り組むスタンスがライバルとの差を広げる大きな要因となるのです。
企業にとっては、業種業界問わず、従業員には持っていてほしいスタンスであることは言うまでもありません。
真面目さの自己PRの作り方については下記に詳細をまとめていますので、興味ある方は是非ご一読ください。
【例文】
私の強みは真面目さです。
私の強みが活かされたのは、大学の受験勉強です。
大学受験は様々な欲望との戦いでした。当時、A大学に入るには、かなりぎりぎりの成績で、先生からは一つ偏差値を落とすように勧められました。また、推薦でどんどん大学が決まっていく友人が遊んでいるのを見て本当に羨ましく思いました。
でも私は、コツコツ自分がやるべき受験勉強を一度もサボることなく続けました。
メンタルの強さ
受験と向き合い続け、合格するまで勉強し続けたあなたのメンタルは強いはずです。
勉強というのはサボろうと思えばいくらでもサボれます。また気が乗らない時なんていくらでもあります。いくら勉強したって成績が上がらない。そんなことはザラです。
そんな中でも、心折れず、自分の成績を高め、志望校に合格するために、愚直に合格に向けての努力を続けたあなたのメンタルは必ずビジネスでも活かされます。
社会人になると、当然楽しいことばかりではありません。特に若手社員のうちは、嫌なことのほうが多いでしょう。ですから、いちいち嫌なことがあるたびに心が折れていては先へ進めません。
いいやなことがあっても、心折れず、成果を出すための行動を続ける。当然どんな企業でも求めている能力だといえるでしょう。
「メンタルの強さ」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめていますので、メンタルの強さで勝負をしたい方は是非ご一読ください。
【例文】
私の強みは、メンタルの強さです。
私の強みが活かされたのは、受験勉強の時です。
高校三年生になった時、私はA大学を目指すと決め、勉強を始めました。しかしなかなか成果は伸びず、勉強をサボっていないのにも関わらず、成績が下がったことすらありました。
しかし私はA大学を目指し、勉強し続けると誓った初志を貫き、心折れずに自分を信じて、勉強し続けました・・・・
その他の強みをアピールする
ここで紹介させていただいた「受験勉強」ネタの自己PRへの生かし方はほんの一例にすぎません。他にも、「負けず嫌い」な性格をアピールすることもできますし、「ストイックさ」をアピールすることもできますし、あるいは「継続力」をアピールすることもできるでしょう。
受験勉強はまさに自己PRのネタの宝庫です。大事なのは、自分にしっくりくる自己PRを行うこと。
自分が受験勉強で培ったものは何なのか、どういう強みが生きたからこそ受験戦争を勝ち抜くことができたのか、しっかりと振り返り、自分が最も効果的にアピールできるネタを探しましょう。
様々な長所から探せる自己PR解説と例文は下記記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
「受験勉強」でアピールする強みは詰め込みすぎない!
「受験勉強」を使った自己PRを行う時に気をつけたいポイントは、たくさんアピールできるネタがあるからといっても、自己PRをする時はアピールしたいことを詰め込みすぎないことです。
自分を良く見せようとして、色々と話を詰め込みたい気持ちはわかりますが、詰め込みすぎても、面接官は覚えられませんし、何が言いたいかわからなくなってしまいます。
私の強みは受験勉強で培った目標達成力と、メンタルの強さと、ストイックさと真面目さです。
というよりも、
私の強みは、志望校合格を目標に掲げ、毎日勉強することで合格を勝ち取った「目標達成力」です。
といった方が同じくらいの文字数でも、言いたいことは絞られていて、結局印象に残りやすいんです。
「受験勉強」はアピールできるネタがたくさん抽出できるからこそ、絞ることを意識しましょう!絞る強みは一つで十分です。その一つをとにかく輝かせながら、面接官に刺さる、そして印象に残すことを意識しましょう。
アピールする「強み」はひとつに絞りましょう!
自己PRができたらまずは企業の反応を見てみましょう
自己PRができたものの、本当にこのエピソードは企業に響くのか?という心配はありますよね。
その心配は、スカウトサイトに自己PRを登録すると解決できます。
スカウトサイトのプロフィールを書くと企業からの反応がわかり、自己PRが上達します。
スカウトサイトは、あなたのプロフィールを登録しておくことで、それを見た企業から「うちを受けないかい?」とスカウトされるサービスです。
ということは・・・
「あなたの強みや経験」に対し、企業がどんな反応をするか見ることができるってことです。
スカウトサイトは無料で使えるので、自己PRを磨くためにも、プロフィールをスカウトサイトに登録することをオススメします。
でも・・・スカウトサイトって、どのサービスがいいの?
スカウトサイトってどんなサービスがあるの?
結論から言うと、スカウトサイトは有名どころだけ登録すればオッケーです。
となれば、選択肢は以下の3択に絞れます。全部登録してもメリットはありますし、まずは一つからでも大丈夫です。
・OfferBox→就活生の4人に1人が登録するスカウトサイト。業界では圧倒的にナンバー1です。高品質な無料の適性診断AnalyzeU+を利用できます。アクティブユーザー数が多く、企業のスカウトに対するモチベーションも高いです。
・dodaキャンパス→穴場のスカウトサイト。運営企業は大手企業のベネッセなので安心です。JTBやmixiなど大手有名企業も参画しています。無料の適性診断ツールも利用できるので、自己PR作成に役立ちます。
・キミスカ→変り種ですが、有名です。他社の選考状況を登録することで、スカウトをもらえるという少し変わったサービス。有名企業の選考を進んでいる方にオススメです。
なかなか自己PR作成が進まない方は他人にアドバイスをもらいましょう
他人からアドバイスをもらうのは、以下のような方法があります。
- 自己PRの例文を徹底的に見る
- 友達とか親に聞いてみる
- 就職エージェントに相談する
下記に当サイトの強み別に分けて例文を用意していますので、読むと参考になるはず。(旧自己PR版から工事中です)
また、友達とか親に聞いてみると、自分で考えているものとは全然違う強みが見つかるはずですよ。
さらに、就職エージェントを利用して、専門的なプロから無料で自己PRのアドバイスをもらう方法もあります。
就職エージェントも無料で利用できます。下記にまとめていますので、興味ある方はどうぞ。