自己PRの書き方・例文

「リアル脱出ゲーム」の経験を面接で自己PRに生かすコツ【例文付き】

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年齢性別問わず多くの方が夢中になっている、リアル脱出ゲーム。学生時代にリアル脱出ゲームにはまってしまって、とにかく脱出ゲームに行きまくったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

就活になった途端に、「あれ・・・遊んでばっかりだったけど自己PRするネタあるかな・・・」なんて不安になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、あなたのリアル脱出ゲーム漬けの毎日は、単純に勉強しているよりもはるかにアピールするネタであふれているかもしれません。

そこで今回は、面接の場でリアル脱出ゲームにはまった経験を自己PRにいかすコツを解説していきます。

当記事の目次

リアル脱出ゲームの経験は自己PRにどういかされる?

リアル脱出ゲームの経験は自己PRにどういかされる?

リアル脱出ゲームは、一見ただのエンタテインメントに見えますが、参加すると実はかなりたくさんのビジネス的要素がゲームの中に詰まっています。そんなゲームにハマり、たくさんの時間をリアル脱出ゲームに費やしたあなたが自己PRの場で語れるポイントを4つ紹介させていただきます。

1:頭で考えることが好き
2:夢中になったらとことんやり尽くす追及力
3:初めて会う人たちとのリアルなコミュニケーション経験
4:初めて会う人たちとのチームワークを考える経験

それでは一つ一つ解説していきましょう。

リアル脱出ゲーム経験を自己PRに生かす方法

1:頭で考えることが好き

1:頭で考えることが好き

問題が目の前にあったら解いてしまう。問題を解きたときに快感を感じる。難しければ難しいほど燃える。そんな性質を持ったあなたは、そもそも「考えることが好き」 なはずです。

「考えることが好き」ということは、思考力が高い、頭がいいことのアピールにつながります。

面接の現場で「自分は頭がいい」と伝えることは、どうしても高慢な響きになってしまうためお勧めはできませんが、「考えることが好き」という感情を話すこと自体はニュートラルで嫌みがなく、結果として頭がいいだろうという印象にもつながります。

また、面接の現場で「考えることが好き」ということは誰だっていうことができるわけですが、リアル脱出ゲームに夢中になったということで根拠持って話せるトークは信憑性が高いのです。

【面接で使える例文】

私は考えることがとにかく好きで、目の前に難題があったら、答えが出るまでとことん考え抜きます。解くのが難しければ難しいほどワクワクします。大学に入ってからはリアル脱出ゲームと出会い、ナゾを解く快感に夢中になり、週3回はイベントに参加するほどでした。

<補足>
このように、考えるのが好きというアピールの補足として使うと良いでしょう。ただし、後述のようにリアル脱出ゲームを知らない方には説明が必要です。

2:夢中になったらとことんやり尽くす追究力

2:夢中になったらとことんやり尽くす追究力

社会に出て、誰かから必要とされるためには、スキルを磨かなければなりません。無心でスキルや知識をインプットし続け、さらにアウトプットの質に誰よりもこだわり続けた結果として、誰よりもそのスキルに長けたスペシャリストになることができるのです。

夢中になり、誰よりもこだわり、とことん追求し続けるその性格は、社会でスキルアップするための立派な能力なのです。

【面接で使える例文】

私には夢中になったらとことんやり尽くす追究力があります。私は大学に入ってからリアル脱出ゲームにはまりました。頭を使ってナゾを解く快感や、いろんな人と謎解きを通じて仲良くなれること、そして何よりチームワークを発揮してクリアしたときに感じる達成感がたまりませんでした。夢中になった私は、リアル脱出ゲーム全てのイベントに参加し、常に反省会を通じて自分なりの攻略マニュアルを作り上げました。

<補足>
このように、追究力を示すためのエピソードとして語るのもよし、あるいは簡単に補足として語るのもよいです。ただし、後述のようにリアル脱出ゲームを知らない方には説明が必要です。

3:初めて会う人たちとのリアルなコミュニケーション経験

3:初めて会う人たちとのリアルなコミュニケーション経験

どんな仕事でもコミュニケーションは欠かせません。コミュニケーション力はビジネスの基本的なスキルと言われています。しかし、SNSやチャットアプリが浸透した今、社会に出てすぐに対面のコミュニケーションに手こずる若者が増えています

一方でリアル脱出ゲームは初めて会う人たちとの対面コミュニケーションが求められます。しかも脱出するためには、より高度なコミュニケーションが求められることでしょう。

日本全体が、対面コミュニケーション力が低下傾向にある今、知らない人や大人との対面コミュニケーションをし続けた経験は希少で価値があるものなのです。

【面接で使える例文】

私は夢中になったリアル脱出ゲームを通じて、コミュニケーション力を培ってきました。リアル脱出ゲームは、初めて会う人たちと4人〜6人程度のグループを組み、コミュニケーションをとりながら謎解きを進めていくのですが、チームメイトは年齢性別バックグラウンド様々で、本当にいろんな人とコミュニケーションをとることで、人見知りも克服しましたし、社会人の方とのコミュニケーション機会もたくさん得ることができ、毎回大変勉強になりました。

<補足>
このように、大学時代に頑張り、学んだこととして語るとスムーズでしょう。ただし、後述のようにリアル脱出ゲームを知らない方には説明が必要です。

4:初めて会う人たちとのチームワークを考える経験

4:初めて会う人たちとのチームワークを考える経験

社会に出れば、一人で完結する仕事はほぼありません。ビジネスでは同僚や仲間とのチームワークや協力がとても重要になってきます。同じビジョンを共有し、お互いの能力を把握しながら、ミッション攻略の上で、ベストな役割分担をし、コミュニケーションをとりながら、チームワークを発揮し、仕事をスムーズに進めていく。この一連の流れによってプロジェクトは進んでいくのです。

脱出ゲームは、最後のゴールにたどり着くために、いかに初めて会う人とコミュニケーションをとりながらお互いベストな役割を見つけるか、そして最後まで全員が楽しみながらやる気を保てるかが、攻略のための重要な鍵を握ります。

そんな高度なチームワークを必要とする現場の数をこなしているというのはとても質の高い経験をしていると言って良いでしょう。

【面接で使える例文】

私は夢中になったリアル脱出ゲームを通じて、協調性を磨いてきました。リアル脱出ゲームは初めて会ったひと同士でチームを組み、難題に挑みます。ミッション達成のために、初めて会う相手のことを理解し、適切な役割をふり、チーム全体を楽しませモチベートしながら、状況に応じて役割を変えつつゲームクリアに挑むという時間を何度も過ごすことで、コミュニケーションを通じたチームワーク形成の経験をたくさん積んできました。

<補足>
このように、大学時代に頑張り、学んだこととして語るとスムーズでしょう。ただし、後述のようにリアル脱出ゲームを知らない方には説明が必要です。

リアル脱出ゲームを面接のネタとして使うときの注意点

リアル脱出ゲームを面接のネタとして使うときの注意点

面接官の中には、当然リアル脱出ゲームを知らない人もいるため、知らない方には説明が必要です。というより、基本的に知らないことを前提に考えていた方が得策です。なのでまず語り出す前に、参加したことがあるか、知っているか知らないか伺うようにしましょう。聞いたことがある程度であれば、一から説明した方がよいでしょう。下記例文を参考にしてみてください。

【例文】

リアル脱出ゲームっていうリアルイベントはご存知でしょうか?
(→知らない場合)

リアル脱出ゲームというのは、リアルな場において、チームで行う謎解きゲームイベントです。例えば、参加者は部屋に閉じ込められ、その部屋の謎を全て解き明かすことで部屋から脱出する方法がわかるというようなストーリーで、さらに制限時間があります。チームで謎解きを行うのですが、チームは初めて会ったひとと組むこともあります。参加者は男女問わず、20代〜40代が参加者のボリュームゾーンで、参加する度に全然異なるチームが組まれます。

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今回は以上です。