学生時代は、プログラミングを勉強してきた。
自分が身につけたプログラミングスキルを就活でも自己PRに活かしたい。でも、、どうやって自己PRを作ったらいいんだろう。
当記事では、上記のような悩みに答えます。
- 執筆者は企業の新卒採用支援に携わって10年
- 人事や経営者が何を考えているか熟知
- 就職エージェントサービスの責任者を経験
プログラミングスキルは、企業からの需要が高く、今後もしばらく高まり続ける見通しです。
スキルの高いエンジニア人材となれば、「給料を1000万円以上出してもきて欲しい!」という企業もあるくらい。
だからと言って「プログラミングを勉強してきました」というだけでホイホイ内定が取れるかというとそんなに甘くはありません。
大事なのは、プログラミングスキルと企業があなたを採用するメリットを繋げることです。
そこで、今回は「プログラミングスキル」を効果的に面接官にアピールするためのポイントや気をつけるべき点を、例文も交えながら解説していきます!
▼当記事の内容▼
- 自己PRの仕上げ方は2通りある
- 効果的な自己PRの型
- プログラミングスキルを生かす自己PRの作り方
- プログラミングスキルで自己PRする際の注意点
- 自己PRで失敗しないための方法
それでは以下ご覧ください。
まずは自己PR作りで絶対失敗しないために、考えておくべき内容があります。
当記事の目次
プログラミングスキルのアピール方法は2通りある
プログラミングスキルを自己PRとしてアピールする方法は2通りあります。
- プログラミングスキルそのものを売りにする場合【ITエンジニア就活】
- プログラミングスキルを勉強した事実を売りにする場合【その他職種への就活】
この2つで全然考え方が変わります。
プログラミングスキルそのものを売りにする場合【ITエンジニア就活】
プログラミングスキルそのものを売りにする場合は、ITエンジニアとして就活することが想定されます。
この場合、自分で自己PRを考えたり、ポートフォリオを作ったりせず、ITエンジニアへの新卒就活に特化したエージェントを頼りましょう。
就活エージェントとは、就活のプロがあなたとの面談を通じて、「就活力アップの支援」と「あなたの条件に合う企業探しの代行」を無料で行ってくれる超便利サービス。
というのも、ITエンジニアの就活は、必要となる知識が多いからです。
- 自分のスキルは何に活かされる?
- 自分は何を作りたい?
- これからどの領域が伸びる?
- どんなポートフォリオを作るべき?
- 今自分に不足しているスキルは?
- どれくらいのレベルの企業なら入社できそう? など。
このあたりの膨大な知識が他の職種に比べて必要となりますので、詳しいプロに聞きながら就活したほうが圧倒的に効率的なのです。
下記に同業者の僕がオススメするIT就活専門の就職エージェントを紹介していますので、よければご参考ください。
プログラミングスキルを勉強した事実を売りにする場合【その他職種への就活】
ITエンジニアへの就活でない場合、プログラミングスキルそのものをアピールしても無意味なので、「プログラミングスキルを勉強したこと」をネタにアピールすることになります。
その場合、2通りの方法があります。
- 自分で自己PRを仕上げる
- 無料でプロにアドバイスをもらいながら仕上げる
理由は以下。
- 自分で作るのは、「第三者視点」と「人事視点」が欠けるために難しい。
- プロから意見をもらいながら自己PR作った方が時短になる。
- 実際に企業との面接で自己PRをした反応のフィードバックがもらえるため改善ができる。
- そもそも完全に無料なので、使わない手はない。
「え・・・絶対そっちの方がいいじゃん・・・!」って思った方は、あーだこーだ自分で考える前に、まっさらの状態で就職エージェントに申し込んだ方が早いです。
ちなみに僕もエージェントで働く人間ですが、下記に同業者の僕がオススメする就職エージェントを紹介していますので、よければご参考ください。(自分の会社は紹介しません笑)
そして、ここからは具体的に「プログラミングスキル」という強みでの自己PRの作り方に入っていきます。
なので、やっぱり自分で自己PRを作りたいという方は以下読み進めてくださいませ!↓
プログラミングを勉強したことを効果的にアピールするための正しい自己PRの型
自己PRで過不足なく、面接官に魅力を伝えるためのおすすめの型はこの4ステップです。
結論:
私は●●という強みを生かして、御社に貢献できます。
理由:
理由は〜〜〜からです。
具体例(エピソード):
実際に〜〜な経験があります。
結論(まとめ):
私は●●という強みを生かして、御社に貢献できます。
上記の自己PRフォーマットのメリットは以下3つです。
- 徹底した相手目線
- PREP法で説得力が高まる
- 他の就活生との差別化になる
自分のすごさをアピールするだけではなく、相手が自分を採用するメリットをメインで語ることができる就活生は多くありません。
またPREP法という「説得力を高める構造」にもなっています。
PREP法とは、「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論」の順番で話すことで、論理的に主張を伝えることができるフレームワークのこと。
この辺りの詳細は記にまとめていますので、なぜこんな型がいいのか、もっと詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
「プログラミングを勉強したこと」での自己PRの作り方【例文つき】
「プログラミングを勉強したこと」というネタからどんな強みをアピールできるのか、例文付きで解説していきたいと思います。
向上心がある
自由な学生時代。ずっと遊ぶこともできたはず。
それでも「スキルアップしたい!」と、技術習得に打ち込んで来たあなたは、向上心の塊です。
ビジネスの世界でも、その向上心はもちろん活かされます。
「社会人は、下りエスカレーターに乗っているようなもの」と言われたりもしますが、まさにその通り。
頑張って当然。だから頑張っていないとどんどん追い抜かれていく。フルスロットルで頑張るからこそ、やっと追い抜ける。
そんな世界です。
そこでやはり、成長し、競争力を高めるためには、向上心が非常に重要なのです。
「向上心」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめていますので、向上心なら誰にも負けない!という方は是非ご一読ください。
【例文】
(結論)
私が入社しましたら、自分の向上心の高さを生かして御社に貢献できます。
(理由)
というのも、社会人になると頑張って当然の世界になると思うので、競争力をつけるためには、向上心を持ち続けることが重要だと考えるからです。
(具体例・エピソード)
私は、大学に入ってから、自分のスキルアップのために、ずっとプログラミング学習を進めて来ました。周りの友達が遊んでいる中、勉強続けるのは大変でしたが、コツコツ続けて来たおかげで、今では簡単なアプリが作れるようになり、同級生とも差をつけることができたと感じています。
(まとめの結論)
私はエンジニアではなく御社の営業職を志望しておりますが、自分の向上心を生かし、誰よりもコツコツとスキルアップに励む営業マンとして、御社に貢献します。
どうぞよろしくお願いします。
継続力がある
「プログラミングスキル」を習得するには、少なくとも1年〜2年程度は勉強を継続する必要があります。
継続量がなければ、なかなかできることではありませんね。
継続は力なりと言いますが、ビジネスでもスキルアップをするには、毎日コツコツ積み上げ続けることが非常に重要です。
どの企業も欲する資質ですから自信持ってアピールしましょう。
「継続力」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめています。是非ご一読ください。
【例文】
(結論)
私が入社しましたら、自分の強みである継続力を生かして御社に貢献できます。
(理由)
というのも、私が志望するシステム営業職にて必要となる営業力とは非常に幅広く、深いスキルだと思うので、身につけるためには、継続することが何より大事だと考えるからです。
(具体例・エピソード)
私は、大学に入ってから今まで3年以上、毎日プログラミング学習を進めて来ました。
学校の授業もあって、アルバイトもあり、サークル活動もあって、学生にしては忙しい方でしたが、自分で毎日学習時間をルール化してコツコツと継続してまいりました。結果、簡単なアプリなら作れるようにまでなりました。
(まとめの結論)
私は自分の継続力を生かし、毎日勉強しながら、くじけることなく営業としての仕事を続け、誰よりも営業力の高い人材となり、御社に貢献していきます。
どうぞ、よろしくお願いします。
目標達成力
例えば、「こんなアプリを作るぞ!」などの目標を持ちながら、プログラミング学習を進めて、見事達成できた経験を持つあなたなら、「目標達成力」をアピールすることも可能です。
社会人になったら、なんらか目標を与えられ、その達成に向かって日々のプロセスを逆算し、努力することになります。
あなたの目標達成の経験は、どの企業も欲しがる経験です。
是非自信を持ってアピールしてください!
「目標達成力」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめていますので、目標達成力で勝負をしたい方は是非ご一読ください。
【例文】
(結論)
私が入社しましたら、自分の目標達成力を生かして、御社に貢献できると考えております。
(理由)
というのも、私はシステム営業職を志望しておりますが、営業職は目標達成の積み上げによって成果を高めることができると考えているからです。
(具体例・エピソード)
私は大学に入ってから、画像認識の人工知能を自分で作るという目標を立てて、プログラミングを学んできました。必要となる知識を洗い出し、大学在学中に達成できるように勉強量を逆算し、コツコツと計画を遂行することで、簡単な人工知能までは現時点で作れるようになりました。
(まとめの結論)
私はこの強みを生かし、常に目標を外さない、安定感のある営業として御社に貢献します。
どうぞよろしくお願いします。
その他の強みをアピールする
ここで紹介させていただいた「プログラミング学習」をネタとする自己PRの作り方はもちろんほんの一例にすぎません。
他にも、「ストイックさ」だってアピールすることができるでしょうし、学習によって鍛えられた「論理的思考力」をアピールすることもできますし、コツコツ勉強を頑張って来た「真面目さ」だって武器になります。
大事なのは、あなたにとってしっくりくる自己PRを行うことです。
そして、自分が最も効果的にアピールできるネタを探しましょう。
様々な長所から探せる自己PR解説と例文は下記記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
自己PRができたらまずは企業の反応を見てみましょう
自己PRができたものの、本当にこのエピソードは企業に響くのか?という心配はありますよね。
その心配は、スカウトサイトに自己PRを登録すると解決できます。
スカウトサイトのプロフィールを書くと企業からの反応がわかり、自己PRが上達します。
スカウトサイトは、あなたのプロフィールを登録しておくことで、それを見た企業から「うちを受けないかい?」とスカウトされるサービスです。
ということは・・・
「あなたの強みや経験」に対し、企業がどんな反応をするか見ることができるってことです。
スカウトサイトは無料で使えるので、自己PRを磨くためにも、プロフィールをスカウトサイトに登録することをオススメします。
でも・・・スカウトサイトって、どのサービスがいいの?
スカウトサイトってどんなサービスがあるの?
結論から言うと、スカウトサイトは有名どころだけ登録すればオッケーです。
となれば、選択肢は以下の3択に絞れます。プロフィールは使いまわせるので、全部登録してもメリットはあります。
・OfferBox|ユーザー数No1→就活生の4人に1人が登録するスカウトサイト。業界では最も有名なサイトで、アクティブユーザー数もナンバー1。高品質な無料の適性診断AnalyzeU+も利用できるので、とりあえず登録するならこれです。
・キャリアチケットスカウト|穴場です→レバレジーズという人材業界の超一流企業が運営しており、参画企業の質に期待できます。穴場でおすすめです。また面倒なプロフィール登録が簡単にできる仕組みになっており、ラクにサービスを利用できます。(口コミ評判はこちら)
・キミスカ|変わり種です→変り種ですが、老舗のスカウトサービスで、有名です。他社の選考状況を登録することで、スカウトがもらえるというとても効率的なサービスです。有名企業の選考を進んでいる方にオススメです。
詳細は以下をご覧ください!
なかなか自己PR作成が進まない方は他人にアドバイスをもらいましょう
他人からアドバイスをもらうのは、以下のような方法があります。
- 自己PRの例文を徹底的に見る
- 友達とか親に聞いてみる
- 就職エージェントに相談する
下記に当サイトの強み別に分けて例文を用意していますので、読むと参考になるはず。(旧自己PR版から工事中です)
また、友達とか親に聞いてみると、自分で考えているものとは全然違う強みが見つかるはずですよ。
さらに、就職エージェントを利用して、専門的なプロから無料で自己PRのアドバイスをもらう方法もあります。
就職エージェントも無料で利用できます。ITに強い就職エージェントは下記にまとめていますので、興味ある方はどうぞ。