幼い頃からサッカー漬けの人生を送ってきた!暑い時も寒い時も練習を頑張ったし、試合でもいろんな結果を残してきた!
就活で自己PRするならサッカーしかない!・・・・でも、、どうやって自己PRを作ったらいいんだろう。
当記事では、上記のような悩みに答えます。
- 執筆者は企業の新卒採用支援に携わって10年
- 人事や経営者が何を考えているか熟知
- 就職エージェントサービスの責任者を経験
チームスポーツであるサッカーは、チームワークが求められる社会でアピールできる要素が盛りだくさん。
ただし、当然ですが、「サッカーをやってました」と伝えるだけでは合格はできません。
大事なのは、サッカーの経験と企業があなたを採用するメリットを繋げることです。
また、サッカーというネタだからこそ気をつけるべきポイントもあります。
そこで、今回は「サッカーを頑張ったこと」を効果的に面接官にアピールするためのポイントや気をつけるべき点を、例文も交えながら解説していきたいと思います!
▼当記事の内容▼
- 効果的な自己PRの型
- サッカーの経験を生かす自己PRの作り方
- サッカーで自己PRする際の注意点
- 自己PRで失敗しないための方法
それでは以下ご覧ください。
当記事の目次
サッカーを頑張った事を効果的にアピールするための正しい自己PRの型
自己PRで過不足なく、面接官に魅力を伝えるためのおすすめの型はこの4ステップです。
結論:
私は●●という強みを生かして、御社に貢献できます。
理由:
理由は〜〜〜からです。
具体例(エピソード):
実際に〜〜な経験があります。
結論(まとめ):
私は●●という強みを生かして、御社に貢献できます。
上記の自己PRフォーマットのメリットは以下3つです。
- 徹底した相手目線
- PREP法で説得力が高まる
- 他の就活生との差別化になる
自分のすごさをアピールするだけではなく、相手が自分を採用するメリットをメインで語ることができる就活生は多くありません。
またPREP法というビジネスでも用いられる「説得力を高める構造」にもなっています。
PREP法とは、「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論」の順番で話すことで、論理的に主張を伝えることができるフレームワークのことです。
この辺りの詳細は記にまとめていますので、なぜこんな型がいいのか、もっと詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
「サッカーを頑張ったこと」での自己PRの作り方【例文つき】
「サッカー」というネタからどんな強みをアピールできるのか、例文付きで解説していきたいと思います。
協調性がある
サッカーは、非常に協調性が求められるスポーツです。11人それぞれの強みを考え、ポジションを決めて、常に相手チームの手に対応しながら連携する必要があります。
そんなチームスポーツを続けることで培われたあなたの協調性はビジネスにも生かされます。
会社は組織であり、チームです。
そのため組織では個々人のスキルを高めることだけでなく、チームワークを発揮し、企業としての競争力を高められるような人材が求められます。
「協調性」をアピールする自己PRの作り方については、下記リンク先の記事に詳細をまとめています。
【例文】
(結論)
私が入社しましたら、サッカーで培った協調性を生かして御社に貢献できます。
(理由)
というのも、私は店長職を志望しておりますが、お客様に最高のサービスを提供するためには、店舗メンバーの能力を活かすチームワークが求められると考えるからです。
(具体例・エピソード)
私は小学校からいままでずっとサッカー部に所属してきました。サッカーは11名という大人数でのプレイが求められるので、何よりもチームワークが求められるスポーツです。
常にチームメンバーが何を考えているのか考えつつ、相手チームの動きにも柔軟に対応しながら、自分のアクションやポジションを考えてプレイする必要があり、そのチームプレイの考え方は企業でも生かせるのではないかと考えております。
(まとめの結論)
私はこの自分の強みや経験を生かし、店舗のメンバーを一枚岩とし、地域で最もサービスレベルの高いお店を作ります。
どうぞよろしくお願いします。
メンタルが強い
サッカーは非常に体力を酷使するスポーツですから、トレーニングが激しいことで知られています。
そんなサッカーの練習に耐え続け、サッカーを続けてきたあなたのメンタルは相当鍛えられているはず。
先輩や顧問の先生に怒られて辛い思いをしたこともあるでしょう。めちゃくちゃに練習したのに、全然勝てなくて、心が折れそうになったこともあるかもしれません。
それでもめげない、その心はビジネスでも間違いなく生かされます。
ビジネスの世界でもたくさんの困難を一つ一つ乗り越えていく先にこそ、成長が待っているのです。
メンタルの強さをアピールする自己PRの作り方については下記に自己PR時の注意点やコツをまとめています。
【例文】
(結論)
私が入社しましたら、サッカーで培ったメンタルの強さを生かして御社に貢献できます。
(理由)
というのも、私は営業職を志望しておりますが、成果を出すためには、お客様と嫌なことがあっても、なかなか成果が思うように上がらない時があっても、心折れず、前進を続けることが重要だと考えるからです。
(具体例・エピソード)
私は小学校からサッカーを続けていますが、友達が遊んでいる中でも私はストイックにトレーニングを続けました。何度練習しても試合に勝てない時期もあったり、スタメンを外される時期もありましたが、それでもめげずに頑張ってきました。
(まとめの結論)
私はこの自分の強みや経験をビジネスの世界で生かし、嫌なことがあっても心折れることなくストイックに前進し続け、安定成果を出せる営業として御社に貢献します。
どうぞよろしくお願いします。
向上心がある
球技全般にも言えることですが、サッカーを続け、練習し続けてきたあなたは「もっとうまくなりたい!」という向上心の塊。
ビジネスの世界ではその向上心が非常に重要です。
「社会人は、下りエスカレーターに乗っているようなもの」と言われたりもしますが、まさにその通り。
頑張って当然。だから頑張っていないとどんどん追い抜かれていく。フルスロットルで頑張るからこそ、やっと追い抜ける。
そんな世界です。
そこでやはり、成長し、競争力を高めるためには、向上心が非常に重要なのです。
「向上心」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめていますので、向上心なら誰にも負けない!という方は是非ご一読ください。
【例文】
(結論)
私が入社しましたら、自分の向上心の高さを生かして御社に貢献できます。
(理由)
というのも、社会人になると頑張って当然の世界になると思うので、向上心を持ち続けることが成長につながると考えるからです。
(具体例・エピソード)
私は、幼稚園からずっとサッカを続けていますが、常に自分のスキルや体力に満足せず、もっと上手くなりたい!もっと上に行きたい!という気持ちを持ち続けてきました。
そして高校三年生の時には、自分の実力が認められ、部活のキャンテンに選ばれました。
(まとめの結論)
私はこの自分の強みや経験をビジネスの世界で生かし、高い向上心を持ち、誰よりも成長するビジネスマンとして、御社に貢献します。
どうぞよろしくお願いします。
その他の強みをアピールする
ここで紹介させていただいた「サッカーを頑張ったこと」をネタとする自己PRの作り方はもちろんほんの一例にすぎません。
他にも、「ストイックさ」だってアピールすることができるでしょうし、サッカーを続けてきた「継続力」をアピールすることもできますし、「体力」だって武器になります。
「体力」というと、就活の自己PRとしてはふさわしくないと考えている人も多いですが、実際はそんなことありません。
体力があるということは行動の量が増え、その分成長の機会や成果をあげる機会が増えるということです。
ビジネスの世界でも、非常に重要な項目です。
そう考えると、「サッカーを頑張ってきたこと」には企業が欲しがる資質が詰まっており、様々な自己PRを作ることができます。
そこで、大事なのは、あなたにとってしっくりくる自己PRを行うことです。
自分がサッカーを続けることで培ったものは何か、サッカーでどんな強みを生かすことができたのか、をしっかりと振り返りましょう。
そして、自分が最も効果的にアピールできるネタを探しましょう。
様々な長所から探せる自己PR解説と例文は下記記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
※注意!「サッカー」の印象は少しチャラい?
面接官の世代にもよりますが、「サッカー」は野球と違って、少しチャラいイメージがある場合もあります。
もちろん「そんなことはない!」という声も上がるかと思いますが、実際どうなのか、ということについては問題ではありません。
人によっては、チャラいスポーツだと考えている人がいることを知ることが大事なのです。
ですから、あえて「ストイックさ」「真面目さ」が伝わるような描写を交えた自己PRを意識すると、より良いでしょう。
サッカーはチャラいスポーツだという印象を持つ面接官もいます。
真面目さやストイックさが伝わる描写を意識することで、イメージを少しでも覆しましょう。
自己PRができたらまずは企業の反応を見てみましょう
自己PRができたものの、本当にこのエピソードは企業に響くのか?という心配はありますよね。
その心配は、スカウトサイトに自己PRを登録すると解決できます。
スカウトサイトのプロフィールを書くと企業からの反応がわかり、自己PRが上達します。
スカウトサイトは、あなたのプロフィールを登録しておくことで、それを見た企業から「うちを受けないかい?」とスカウトされるサービスです。
ということは・・・
「あなたの強みや経験」に対し、企業がどんな反応をするか見ることができるってことです。
スカウトサイトは無料で使えるので、自己PRを磨くためにも、プロフィールをスカウトサイトに登録することをオススメします。
でも・・・スカウトサイトって、どのサービスがいいの?
スカウトサイトってどんなサービスがあるの?
結論から言うと、スカウトサイトは有名どころだけ登録すればオッケーです。
となれば、選択肢は以下の3択に絞れます。全部登録してもメリットはありますし、まずは一つからでも大丈夫です。
・OfferBox→就活生の4人に1人が登録するスカウトサイト。業界では圧倒的にナンバー1です。高品質な無料の適性診断AnalyzeU+を利用できます。アクティブユーザー数が多く、企業のスカウトに対するモチベーションも高いです。
・dodaキャンパス→穴場のスカウトサイト。運営企業は大手企業のベネッセなので安心です。JTBやmixiなど大手有名企業も参画しています。無料の適性診断ツールも利用できるので、自己PR作成に役立ちます。
・キミスカ→変り種ですが、有名です。他社の選考状況を登録することで、スカウトをもらえるという少し変わったサービス。有名企業の選考を進んでいる方にオススメです。
なかなか自己PR作成が進まない方は他人にアドバイスをもらいましょう
他人からアドバイスをもらうのは、以下のような方法があります。
- 自己PRの例文を徹底的に見る
- 友達とか親に聞いてみる
- 就職エージェントに相談する
下記に当サイトの強み別に分けて例文を用意していますので、読むと参考になるはず。(旧自己PR版から工事中です)
また、友達とか親に聞いてみると、自分で考えているものとは全然違う強みが見つかるはずですよ。
さらに、就職エージェントを利用して、専門的なプロから無料で自己PRのアドバイスをもらう方法もあります。
就職エージェントも無料で利用できます。下記にまとめていますので、興味ある方はどうぞ。