学校で皆勤賞をとったことがあるけど、就活の自己PRのネタとしてうまくアピールできるのだろうか・・・。
効果的にアピールする方法があれば知りたい。例文があると嬉しい。
当記事では上記のお悩みにお答えします。
- 執筆者は企業の新卒採用支援に携わって10年
- 人事や経営者が何を考えているか熟知
- 就職エージェントサービスの責任者を経験
無遅刻無欠席で学校に通ったあなた。
サボりたくなったこともあったでしょうし、魔がさしたこともあったでしょう。それでも学業に向き合い続けることができたのです。
社会で役に立たないわけがない!
あなたからすれば当たり前のことでも、他の人からみたらすごいことなんですよ。
とはいえ、「皆勤賞をとりました」と面接官に伝えるだけで内定が取れるほど甘くはありません。
大事なのは、皆勤賞をとった成果と、企業があなたを採用するメリットをつなげることです。
▼当記事の内容▼
- 効果的な自己PRの型
- 皆勤賞をアピールする自己PRの作り方
- 皆勤賞で自己PRする際の注意点
- 自己PRで失敗しないための方法
それでは以下ご覧ください。
まずは自己PR作りで絶対失敗しないために、考えておくべき内容があります。
当記事の目次
皆勤賞をアピールする自己PRの仕上げ方は2通りある
皆勤賞をアピールする自己PRを考える方法は、2通りあります。
- 自分で考えて自己PRを作る
- 就職エージェントに添削してもらいながら作る
就活エージェントとは、就活のプロがあなたとの面談を通じて、「ES・面接対策」や「企業探しの代行」を無料で行ってくれる便利サービスです。
僕としては、添削してもらいながら作る方をオススメします。理由は以下の通り。
- 自分で作ると「第三者視点」と「人事視点」が欠けやすいから。
- プロと一緒に自己PRを作った方が成果が出るスピードがはやいから。
- 面接官のフィードバックを教えてもらえるので、改善しやすいから。
- 完全に無料なので、リスクもないから。
「えっ・・・絶対そっちの方がいいじゃん・・・!」
って思った方は、自分でいろいろ考える前に、まっさらの状態で就職エージェントに申し込んだ方が早いです。
下記に同業者の僕がオススメする就職エージェントを紹介していますので、よければご参考ください。
記事で紹介しているのは以下の3つのエージェントです。最近はオンライン面談もあるので、エリアもあまり考えなくて大丈夫です。
- キャリアチケット|学生満足度No1→自己PRの添削や面接対策などの質も高く、毎年多くの就活生を内定に導く人気No1のエージェント。全国に拠点があって使いやすいです。(詳細レビューはこちら)
※IT就活なら同系列のレバテックルーキーがおすすめ。 - ジョブスプリング|マッチング重視→面談で一人一人の個性に合わせて活躍できる企業を厳選して紹介されることで、3年以内の離職率が驚異的に低いのも特徴です。(評判・口コミはこちら)
- キャリアスタート|学歴不問・個性重視→学歴不問で、個性や人柄重視の企業を集めている就職エージェントです。内定スピードも最短2週間。大手実績もあります。(詳細レビューはこちら)
というわけで、ここからは「やっぱり自分で自己PRを作りたい!」という方向けの情報です!
ちなみに自己PRを作る際は、紙やワードに書くのではなく、アプリに登録しながら作ると効率的です。
今回の記事を読みながら、以下のアプリをダウンロードして、フォーマットを埋めていくだけで、効率的に自己PRを作れる上に、企業からの反応も見れますよ!
>アプリでサクサク自己PR作り!キャリアチケットスカウトの会員登録はこちら<ではいきましょう。
皆勤賞を効果的にアピールするための正しい自己PRの型
自己PRで過不足なく、面接官に魅力を伝えるためのおすすめの型はこの3ステップがおすすめです。
結論:
私は●●という強みを活かして、御社に貢献できます。
エピソード:
実際に私は自分の強みを活かし〜〜〜という経験があります。
or
私が強みを培ったのは〜〜〜という経験です。
会社とつなげる:
この強みを御社でこのように活かします。
このような自己PRフォーマットを利用するメリットは、以下の通り。
- 徹底した相手目線で一目置かれる
- 信憑性が高い
相手視点で会社にとって自分を採用するメリットをメインで語ることができる就活生は多くありません。
また、エピソードを語ることで話の信憑性が高まります。
この辺りの詳細は下記にまとめていますので、なぜこんな型がいいのか、もっと詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
「皆勤賞」ネタを使った自己PRの作り方【例文つき】
さて、それでは「皆勤賞」というネタからどういう強みをアピールできるのか、例文付きで解説していきたいと思います。
やるべきことに真摯に向き合う真面目さ
仕事には、自分がサボろうと思えば、いくらでもサボれるという一面があります。
そんなサボる従業員が増えれば増えるほど、当然企業としての競争力が弱くなってしまいます。
真摯に仕事と向き合い、辛くてもコツコツと頑張るスタンスは、企業や業界問わず必須のスタンスと言えるでしょう。
真面目さの自己PRの作り方については下記に詳細をまとめていますので、興味ある方は是非ご一読ください。
【例文】
(結論)
私が入社しましたら、自分の強みである真面目さを活かして御社に貢献します。
(エピソード)
私は中高6年間で皆勤賞を獲得しています。
学校で辛いことがあったり、気分が乗らない日もありましたが、6年間一度もサボらずに、自分の健康を管理しつつ、学業と向き合い続けました。
(会社とつなげる)
私が志望する営業職では、常にお客様から逃げずに真摯に向き合い続けることが、成果につながると考えております。私はこの真面目さを活かし、お客様から信頼されることで成果を高める営業として御社に貢献します。
どうぞ、よろしくお願いします。
例文は、話すこと前提に口語で書かれています。文面では「御社」→「貴社」にしたりなど、修正が必要です。
メンタルの強さ
無遅刻無欠席で皆勤賞を取るあなたは、メンタルも強いはず。
嫌なことがあっても、ちょっとしんどくても、いろんな誘惑があっても、とにかく学校へ行き続けるには、折れない強靭なメンタルが必要です。
社会に出ても、いいことばかりではありません。おそらく嫌なことの方が多く、うまくいかないことの方が多いです。新入社員の最初の方は特にそう。
そんな中、成果を出す人材に成長するためには、どれだけうまくいかなくても、心が折れることなく、愚直にスキルアップに励み、仕事を続け、コツコツと成果を積み上げることができるかが重要です。
「メンタルの強さ」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめていますので、メンタルの強さで勝負をしたい方は是非ご一読ください。
【例文】
(結論)
私が入社しましたら、自分の強みであるメンタルの強さを活かして御社に貢献します。
(エピソード)
私は中高6年間で皆勤賞を獲得しました。
学校で嫌なことがあっても、成績が上がらずに辛いことがあっても、6年間一度も心を折ることなく、学校と向き合い続けることができました。
(会社とつなげる)
私が志望する営業職では、当然怒られることもあるでしょうし、嫌になることも多いと考えておりますが、それでも目標数字を達成するためにはどんな困難にも屈せず前進し続けるメンタルが必要だと考えております。
私は自分のメンタルの強さを活かし、成果が出ない時でも心折れずに一歩ずつ前に向かっていくことで、成果を安定的に出せる営業として御社に貢献していきたいと考えております。
どうぞ、よろしくお願いします。
例文は、話すこと前提に口語で書かれています。文面では「御社」→「貴社」にしたりなど、修正が必要です。
継続力がある
「皆勤賞」をとったあなたは、継続力が優れている証拠です。
継続は力なりと言いますが、ビジネスでもスキルアップをするには、毎日コツコツ積み上げ続けることが非常に重要です。
どの企業も欲する資質ですから自信持ってアピールしましょう。
「継続力」をアピールする自己PRの作り方については下記リンク先の記事に詳細をまとめています。是非ご一読ください。
【例文】
(結論)
私が入社しましたら、自分の強みである継続力を活かして御社に貢献できます。
(エピソード)
私は中高6年間で皆勤賞を獲得しています。
学校で嫌なことがあっても、成績が上がらずに辛いことがあっても、6年間一度も穴を開けることなく、学校に通い続けました。
(会社とつなげる)
私が志望する営業職では、お客様から常にスキルアップを求められており、そのスキルアップのためには継続することが何より大事だと考えるからです。
私は自分の継続力を活かし、毎日サボらずにコツコツとインプットし続け、誰よりもスキルの高い人材となり、お客様から信頼される営業として御社に貢献していきます。
どうぞ、よろしくお願いします。
例文は、話すこと前提に口語で書かれています。文面では「御社」→「貴社」にしたりなど、修正が必要です。
その他の強みをアピールする
ここで紹介させていただいた自己PRへの活かし方はほんの一例にすぎません。
他にも、「負けず嫌い」な性格で自分に負けたくないからこそ、無遅刻無欠席を貫いたというアピールもできますし、「自己管理力」をアピールすることもできますし、あるいは「ストイックさ」をアピールすることもできるでしょう。
とにかく、皆勤賞ひとつとってもいろんな角度からアピールができるということを知っておいてください。
重要なのは、自分にしっくりくる自己PRを行うこと。自分がなぜ皆勤賞をとれたのか、しっかりと振り返り、アピールできるネタを探しましょう。
「皆勤賞」でアピールする強みは詰め込みすぎない!
「皆勤賞」を使った自己PRを行う時に気をつけたいポイントは、たくさんアピールできるからといっても、自己PRをする時は詰め込みすぎないこと。
詰め込みたい気持ちはわかりますが、詰め込みすぎても、面接官は覚えられませんし、何が言いたいかわからなくなってしまいます。
私は皆勤賞を取ったので、身体も丈夫だし、メンタルも強いし、真面目です。
というよりも、
皆勤賞をとるほどの真面目さが強みです。
といった方が情報量が絞られていて、結局印象に残りやすいんです。
「皆勤賞」はアピールできるネタがたくさんあるからこそ、絞ることを意識しましょう!
実際に自己PRを作ってみましょう!
では、実際に自己PRを作ってみましょう。
ちなみに、自己PRを作るときは、ノートやワードではなく、スカウトサイトのプロフィールを登録しながら作るのがオススメです。
なぜなら、スカウトサイトに登録しながら自己PRを作ると以下の一石三鳥のメリットがあります。
- フォーマットがあるので作りやすい
- 企業からの反応をテストできる
- 企業からスカウトがもらえる
面接本番で話す前に、企業からの反応が見えるので、色々とテストができて便利ですよ。
おすすめのスカウトサイトは以下の記事にまとめています。
ちなみに記事の中でおすすめしているのは以下の3つです。
- OfferBox|ユーザー数No1→就活生の4人に1人が登録するスカウトサイト。無料の適性診断AnalyzeU+も利用できるので、それ目的で登録するのもありです。
- キャリアチケットスカウト|自己PRがサクサク→驚くほど簡単に自己PRを作れるフォーマットを使うことで、面倒なプロフィール作りがサクサク進みます。(→口コミ・評判はこちら)
- スポチョク|体育会系限定のスカウトサービス→体育会系就活生を採用したい企業からスカウトがもらえるサービスです。特別選考ルートのオファーや選考後のフィードバックも受けられます。
やっぱり自己PRを作るのが面倒くさい方はエージェントをどうぞ
ここまで読んで、「やっぱり自己PRを作るの面倒だな」と思った方は、冒頭でオススメしたように、就職エージェントを利用してみてください。
記事で紹介しているのは以下の3つのエージェントです。最近はオンライン面談もあるので、エリアもあまり考えなくて大丈夫です。
- キャリアチケット|学生満足度No1→自己PRの添削や面接対策などの質も高く、毎年多くの就活生を内定に導く人気No1のエージェント。全国に拠点があって使いやすいです。(詳細レビューはこちら)
※IT就活なら同系列のレバテックルーキーがおすすめ。 - ジョブスプリング|マッチング重視→面談で一人一人の個性に合わせて活躍できる企業を厳選して紹介されることで、3年以内の離職率が驚異的に低いのも特徴です。(評判・口コミはこちら)
- キャリアスタート|学歴不問・個性重視→学歴不問で、個性や人柄重視の企業を集めている就職エージェントです。内定スピードも最短2週間。大手実績もあります。(詳細レビューはこちら)
今回は以上です。