どのレベルからプログラミング経験ありと答えていいのかわからない。基準を知りたい。
当記事では、上記のような悩みに答えます。
- 執筆者は企業の新卒採用支援に携わって10年
- 人事や経営者が何を考えているか熟知
- 就職エージェントサービスの責任者を経験
エンジニア職の採用では、「プログラミング経験の有無」を聞かれることが多いのですが、どのレベルから「あり」と答えていいのか悩みますよね。
まず一般的な回答から解説します。
当記事の目次
新卒就活で「プログラミング経験あり」はどこからなのか解説する
まず前提のお話からさせてください。
【前提】HTML・CSSはプログラミング経験にならない
まず前提としては、HTML、CSSのコーディング経験は、「プログラミング経験あり」とはいえません。
HTMLはマークアップ言語、CSSはスタイルシート言語と言います。
ですから、この2つしか経験がない状態であれば「プログラミング経験はなし」ということになります。
とはいえ、、、人によっては、HTML、CSSを含む前提でプログラミングという言葉を使う方もいます。
なので、何もせずに諦めちゃうくらいなら、念のため、HTMLやCSSの経験は認められるかどうかを企業に直接確認するといいでしょう。
プログラミング経験を段階で分けて考えましょう
さて、上記の話が前提として、ここではPHP、Javascript、Ruby、Pythonなどのプログラミング言語の経験を、新卒レベルという前提で、ざっくりと4段階程度に分けてみました。
- 入門・・・学習経験があり、コードの練習はしたことがある。
- 初級・・・実践を伴う学習過程で作品を作ったことがある。
- 中級・・・自分で設計して何か作ったことがある。
- 上級・・・実務レベル(ほぼいない想定)
このレベル感で言えば、一般的に新卒だと「初級」のラインを超えていれば、「プログラミング経験あり」と判断してオッケーです。
ただし、「プログラミング経験あり」だとしても、内定がもらえるかどうかは別の話。
結構会社によってばらつきがあります。
会社によって求めるプログラミングスキルのレベルは異なります
どのレベル感を求めているかは会社によって様々です。例えば、僕が知る限りでも、以下のようなパターンが想定されます。
- ちょっとかじったことがあれば十分。プログラミングに興味があると判断して、採用対象になる。
- 一通り言葉の理解とプログラミングのイメージできていれば、採用対象になる。
- 自分で設計してコードを書けることが条件。コードの質は新卒には問わないが、ポートフォリオはみせてもらいたい。
- 新卒かどうかに関わらず、プロ級の腕を求める。コードが書けるのは当たり前。コードの質などで判断する。無理なら別に中途採用でいい。
そんな疑問を持ったのではないでしょうか。
でもまさにその通り。
自分のスキルがどれくらい企業に受け入れられるかは、わかりにくいんです。
でも大丈夫です。解決策はあります。
シンプルに情報不足なので、その情報不足を補填すればいいのです。
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【注意点】総合エージェントは行かない方がいい
世の中には、業種や職種を問わない総合的な就職エージェントと、ITなどの業界に特化したエージェントがあります。
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